靴下にはそっとオレンジを忍ばせて

南米出身の夫とアラスカで二男三女を育てる日々、書き留めておきたいこと。

今日のイメージ(子供に「神」をどう教えるか)

2010-12-17 00:21:38 | イメージ・ヴィジョン
子供に「神」をどう教えていくか。

やはり全てを俯瞰するような場を内に築くべきだと私は思う。

有神論、無神論、結局は同じことなのじゃないかとも。

究極的には「ない」としか言及できないもの、という感覚。


その俯瞰する場が、静寂と、温もりと、安心感に満ちるのならば、

どんな障害であろうとも、力強く越えていけるだろう。


誰の「神」が勝るか、などという論争の土俵に上る必要もなく、

自身の内にひっそりと育てていくもの。


この感覚をつかんだ子供達は、どんな状況であろうとも、「幸福」なのだろう。

土台となる価値体系

2010-12-17 00:00:35 | 子育てノート
子育てにおいて、

知識や技術をどう身につけさせていくか、ということももちろん大切なのだけれど、

知識や技術を使いこなす「土台となる価値体系」のようなものを、どう内に築いていくか、

ということこそとても大切だと感じている。


日々の実践から子供は学ぶ、まずは親を真似して。

では、親がどんな「価値体系」に基づいているのかということが問題となる。


この領域では昔から宗教が大きな役割を果たしてきたのだろうけれど、

私の家族を含め、何ら宗教的コミュニティーに属していない家族の多い現代だからこそ、

一人一人が積極的に「土台となる価値体系」というものを考え、宗教に入っている人も入ってない人も、共に話し合っていく必要があるのだろう。

自身とは相容れない「違う」ものへの「共感」を土台に、共に調和して生きていける方法を創造的に探っていけたら。


と言っているうちにも、日々子供達は育っていき。
悩んで試行錯誤する親をみながら・・・。(笑)

ひとまず、どんなことに重きをおいていくかをいくつか書き出し、少しずつ実践していくようにしている。

「感謝」は土台の中枢にくる、と感じている。