NLP自習室

NLP自習室はNLPを自ら学び練習する場です。NLPは行動や心理的な状態を自分にとって望ましいものに変化させる道具です。

第1134回 視覚情報の五感の質の変更

2017-09-11 07:36:50 | NLP
◆日時
2017年9月11(月)7:20から約10分間

◆内容
「NLPの実践手法がわかる本」(山崎 啓支 著)を読んで、
五感の質について整理し、視覚情報の五感の質の変更のワークをアレンジして行いました。

【「五感の質を変えること」による感覚の変化】

人は「色彩」「背景」「表情」など五感情報に大きな影響を受ける。

例えば、誰かに会う時、その人が着ている服の色によって、その人の印象は変わる。

例えば、誰かと話をする時、高級ホテルのロビーで話すのか、道端で話すのかで、話す内容が同じでも伝わり方が変わってくる。

例えば、相手が笑顔でいるのか、無表情でいるのかによっても、その人の印象は変わる。

これらの事例は「外的体験」

「外的体験」は「いま・ここ」で体験する実際の体験。

一方、「内的体験」は「過去」「未来」を思い出したり、空想したりする体験。

「外的体験」のみならず、「内的体験」も「色彩」「背景」「表情」など五感情報に大きな影響を受ける。

人は出来事そのものに影響を受けているのではなく、出来事にまつわるイメージに影響を受けている。

「印象」と「ありのままの出来事や人物」は別物。

相手や出来事に関する印象を作り出す見方(五感情報)を変えれば、反応を変えることができる。

外的体験(いま・ここの体験)は、現に目の前に見えているものなので、見方を変えることは難しい。

内的体験(過去の記憶、未来の憶測など)は頭の中のイメージ(五感情報)にすぎないので、どのようにでも修正できる。

例えば、嫌いな人を思い浮かべてください。

その人のイメージが自分の近くにあれば、ずっと遠くに移動させてみてください。

その人の顔を笑顔にしてみてください。

嫌な気持ちに変化が見られませんでしたか。

【視覚情報の五感の質の変更】
(手順)
ステップ1 不快な出来事を特定する。
ステップ2 不快な出来事のイメージを①位置⓶距離③大きさ④明るさ⑤カラー/白黒⑥立体/平面⑦動画/静止画の順に書き留める。
ステップ3 不快な出来事のイメージを①位置⓶距離③大きさ④明るさ⑤カラー/白黒⑥立体/平面⑦動画/静止画の順に変換させる。

ポイントは、五感の質を変換させていく時、
不快と身体で感じる感覚が和らぐように調整していくこと。

(やってみたら)
不快な出来事を思い出しただけでムカムカしていたのですが、
サブモダリティを変えたら、一瞬で感じ方が変わりました。