平和と戦争のパラドックス

理性は、平和と戦争をパラドックスにした。
男と女も、パラドックスにした。

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平和のためには、戦争が必要である。
これが交戦権思想である。

男支配にはレディ・ファーストが必要である。

これらはパラドックスである。
これらは達成されることがない。

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これを権力でまとめる。
権力があって、国家がまとまる。

これが西欧の近代思想である。

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権力思想こそは、パラドックスそのものである。

その原因は、ユークリッド空間にある。
交わらない善と悪こそが、国家権力を生む。

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国家は善、国民は悪。
これがパラドックスの原因である。

この考えは、自然に反する。

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国家は、人々に自由と人権を与えた。
だが人々は、国家に従わなければならない。

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権力は自由と人権も支配する。

これがパラドックスである。

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権力は支離滅裂を管理する。
即ち、人は国家の言いなりになれ。
このパラドックスは、発振する。
支離滅裂に終わる。
即ち、統合失調症となる。
証明終わり。

偽装された感動

最近の日本の小説で、感動の偽造が行われている。

読み人を涙の感動に誘う手口は、
物語を支離滅裂化し、感動を掬い上げる。
かくして人は美しさに涙する。

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かって大日本帝国に感動し、万歳突撃し、全滅した。
これが嘘や妄想の手口である。

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嘘や妄想の中で、感動する。
これが作用と反作用の法則である。

この感動が偽善であり欺瞞である。
それを問おうとしない。

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日本は近代化して、理性の迷宮に破たんした。
これを成功とする。

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マネーになればよい。
これが日本の植民地主義である。
そしてGDP万歳突撃である。

両方とも、日本を破たんさせた。

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喜びの感動の後に、自滅の後悔に落ちる。

これが感動の軌跡である。

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感度の涙こそ、破滅の儀式である。
これが作用と反作用の法則である。
証明終わり。

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アメリカも日本の後を追う。