nishimino

にしみの鉄道情報局付属ブログ

バカヤロウの解散

2009-07-18 | 時事
今回の解散、7月21日解散、8月30日投票と言われており、解散の名称が様々言われています。

衆議院の解散が行なわれると、そのときの時勢の言葉を当てて、解散の名称がつけられることが多く、過去には郵政解散や、うそつき解散、神の国解散、ハプニング解散、黒い霧解散、安保解散など様々な名前が付けられてます。解散後には与野党の党首クラスが、マスコミのインタビューに応じて解散の名称をそれぞれ付けていますが、それもそれぞれの立場を表していて、面白いところがあります。

今回の解散は元そのまんま東の東国原宮崎県知事を担ぎ出そうとしたため、そのまんま解散なんていわれています。自民党内の一部の退陣要求に対して、そのまんま首相の座に居座っているため、そのまんま解散とも。
ところで、一部では後述のバカヤロウ解散をもじって、こんなことも言われています。

バカヤロウの解散

間に「の」が入るだけで大きく意味が変わってしまい、自分は大笑いしました。もっとも当事者にとっては切実なんでしょうけど。自民党内部では、このような事がまことしやかに言われているようです。


麻生総理の祖父は元総理大臣の吉田茂で、吉田茂は通算5回解散を行なっています。そのうちの1回は委員会の審議が白熱して、ついバカヤロウと小声で言って、その声をたまたまマイクが拾ってしまい、大騒ぎになり、与党の造反もあって内閣不信任決議案が可決され、解散に至っています。いわゆるバカヤロウ解散で与党は勝利し吉田内閣は存続したものの、大幅に議席を減らして、吉田総理の退陣につながっています。


また一部ではこんな意見も。
麻生総理は仕事をしていないといわれていますが、小泉総理がやり残した仕事をしっかりしている、つまり自民党を本当にぶっ壊そうとしていると(笑)。

ところで、自民党では両院議員総会が開かれるか微妙な情勢になっていますが、麻生総理はこのまま解散に踏み切れるんでしょうか。
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