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にしみの鉄道情報局付属ブログ

ヨンゴーロク

2021-08-10 | カメラ
通常ヨンゴーロクのEF400mmF5.6L USMを買ってしまいました。かなり以前から気になっていましたが、2年ほど前に終売になって、結局は中古で購入しました。1993年発売の古いレンズですが、かなりの描写性能があるレンズです。




単体で使用するとかなり切れの良い描写をしますが、ピントが合っていない部分のボケが少し滲んで波打った感じです。


上の写真の等倍の切り出しですが、このレンズ単体の個体差なのか、もともとのヨンゴーロクの特性なのかはよくわかりません。まあ、実用上の問題はないので問題ないと思います。


なおこちらはピントの合った部分の等倍の切り出し。このレンズの名誉のために書いておきますが、非常に高い描画性能だと思います。


手持ちのエクステンダーと組み合わせて使用してみましたが、開放がF5.6のレンズなので、有効F値が低下するのします。EOS 6Dだとオートフォーカスが動作しないため、マニュアルフォーカスでのピント合わせになりますが、かなりの至難の技になります。



これはEF1.4X IIIの組み合わせで560mmの作例。これでも開放F8なので、オートフォーカスが作動しません。もう1世代あとの中級機以上だとF8でもオートフォーカスが作動するのですが、それでも中央1点しかF8のポイントは無いようです。


これはEF2X IIIの組み合わせで、800mmの作例。開放F11なので今の所、キヤノン製の一眼レフ本体では、オートフォーカスは作動しません。(ミラーレスでは例がありますが、開放F11で位相差オートフォーカスが作動する一眼レフって世の中にあるのか)


手ブレ補正がないので、今となってな時代遅れかもしれませんが、デジタル時代にも十分に通用する描画性能の高いレンズです。

撮影 東赤坂 2021年7月17日・7月23日・8月7日
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