新幹線N700系のマイナーチェンジバージョンのN700A。先日、名古屋駅で目撃しました。
撮影 2013年1月19日
車輪側面に取り付けられているディスクブレーキと、台車振動検知システムの搭載、定速走行装置の搭載が主な変更点のようです。ディスクブレーキは内周締結から中央締結に変更されています。
撮影 浜松工場 2003年7月26日
新幹線のブレーキですが、0系から伝統的に車輪側面式のディスクブレーキが採用されています。在来線では、キハ80系気動車(製造途中から採用)と、JR西日本681系、683系(北越急行編成のみ)、京成AE形(二代目)ぐらいしか採用されておらず、ある意味新幹線の一つの特徴だと思います。
ちなみに上が内周締結方式のディスクブレーキ、下が中央締結方式の図。緑色の部分がディスクを止めてあるボルトで、このボルトの位置が異なります。N700Aで採用された中央締結方式はブレーキディスクの接触面に穴を開けて、ボルトを止めています。
中央締結はボルト穴の部分が有って、内周締結に対して、摩擦係数が下がる気がしますが、中央締結の方が熱変形量が低いため、フェードが発生しにくく、レーキ時のディスク温度上昇が均一なり、制動能力がかなり向上しているようです。
締結ボルトが制動面に近く、熱の影響を受けやすくなりますが、その点の対策もしてあるようです。
従来のN700も性能統一などから定速運転機能の搭載と、この中央締結のディスクブレーキへの改造が行われるようです。
さてN700Aですが、来月2月8日から運転開始となっています。
撮影 2013年1月19日
車輪側面に取り付けられているディスクブレーキと、台車振動検知システムの搭載、定速走行装置の搭載が主な変更点のようです。ディスクブレーキは内周締結から中央締結に変更されています。
撮影 浜松工場 2003年7月26日
新幹線のブレーキですが、0系から伝統的に車輪側面式のディスクブレーキが採用されています。在来線では、キハ80系気動車(製造途中から採用)と、JR西日本681系、683系(北越急行編成のみ)、京成AE形(二代目)ぐらいしか採用されておらず、ある意味新幹線の一つの特徴だと思います。
ちなみに上が内周締結方式のディスクブレーキ、下が中央締結方式の図。緑色の部分がディスクを止めてあるボルトで、このボルトの位置が異なります。N700Aで採用された中央締結方式はブレーキディスクの接触面に穴を開けて、ボルトを止めています。
中央締結はボルト穴の部分が有って、内周締結に対して、摩擦係数が下がる気がしますが、中央締結の方が熱変形量が低いため、フェードが発生しにくく、レーキ時のディスク温度上昇が均一なり、制動能力がかなり向上しているようです。
締結ボルトが制動面に近く、熱の影響を受けやすくなりますが、その点の対策もしてあるようです。
従来のN700も性能統一などから定速運転機能の搭載と、この中央締結のディスクブレーキへの改造が行われるようです。
さてN700Aですが、来月2月8日から運転開始となっています。
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