![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/43/ed/151deb707903cd5a04a9a260a03a9bbc.jpg)
まったく授業についていけなかった中2のAくんの成績が
あがりだしたのには2つのきっかけがあります。
ひとつは 思い切って
未診断のAくんに 「どうしても学力が伸びないのには
Aくんの努力とは別なところに原因があるのかもしれないので
自分で一度チェックして見る?」
とアスペルガー症候群のチェックリストを渡してみたことです。
私の目から見ると どの項目も引っかかるA くんですが
自己診断では「通常の範囲でした。」という報告をくれました。
私は この件はそのままそっとしておいたのですが
その日以来 1分ごとに しゃべったり 動き回ったり
「暑い~」「寒い~」「のどが渇いた~」「何か音がした~」
と集中したためしのなかったAくんが
必死で自己コントロールをしはじめました。
客観的に自分を眺めることが苦手なAくんが
どういう行動に問題があるのか
言葉で目にしたことが その後の勉強の大きなプラスとなったようです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kaeru_love.gif)
もうひとつのきっかけは 図形の証明問題や確率など
記号を扱うより 言葉を扱う部分が多く
広汎性発達障害があっても
さほど困難でない分野の学習で
自信をつけさせたことです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/up.gif)
定型発達の子は方程式はできても 図形の証明は苦手だったりします。
言い方がまどろっこしさや堅苦しさ
を
嫌がる子が多いからです。
けれど広汎性発達障害の子の多くは
変化に富む計算ルールはいつまでも覚えられないのに
証明問題の長い言い回しは
しっかり記憶できたりします。
そうした部分に得意を持つ子が多いんですね。
しかし 通常 中学では
それまで
0点近い点ばかり取ってきた子は
できないという思い込みから 本当はできる分野に入っても
できないままのことが多いようです。
それに発達障害の子にとって
学校の教科書は 混乱しやすい構成で
自分で読んで理解に至ることは難しいようです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/panda_2.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/panda_2.gif)
周囲の大人がその子の出来ることに気づき
内容をシンプルにして
支援してあげることが大事です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hiyo_uru.gif)
内容をシンプルに…??
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kuri_3.gif)
わかりにくいですね。
次回はそれをもう少し具体的に書きますね。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kirakira.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kirakira.gif)
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未診断のAくんに 「どうしても学力が伸びないのには
Aくんの努力とは別なところに原因があるのかもしれないので
自分で一度チェックして見る?」
とアスペルガー症候群のチェックリストを渡してみたことです。
私の目から見ると どの項目も引っかかるA くんですが
自己診断では「通常の範囲でした。」という報告をくれました。
私は この件はそのままそっとしておいたのですが
その日以来 1分ごとに しゃべったり 動き回ったり
「暑い~」「寒い~」「のどが渇いた~」「何か音がした~」
と集中したためしのなかったAくんが
必死で自己コントロールをしはじめました。
客観的に自分を眺めることが苦手なAくんが
どういう行動に問題があるのか
言葉で目にしたことが その後の勉強の大きなプラスとなったようです。
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もうひとつのきっかけは 図形の証明問題や確率など
記号を扱うより 言葉を扱う部分が多く
広汎性発達障害があっても
さほど困難でない分野の学習で
自信をつけさせたことです。
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定型発達の子は方程式はできても 図形の証明は苦手だったりします。
言い方がまどろっこしさや堅苦しさ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/cat_7.gif)
嫌がる子が多いからです。
けれど広汎性発達障害の子の多くは
変化に富む計算ルールはいつまでも覚えられないのに
証明問題の長い言い回しは
しっかり記憶できたりします。
そうした部分に得意を持つ子が多いんですね。
しかし 通常 中学では
それまで
0点近い点ばかり取ってきた子は
できないという思い込みから 本当はできる分野に入っても
できないままのことが多いようです。
それに発達障害の子にとって
学校の教科書は 混乱しやすい構成で
自分で読んで理解に至ることは難しいようです。
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周囲の大人がその子の出来ることに気づき
内容をシンプルにして
支援してあげることが大事です。
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内容をシンプルに…??
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わかりにくいですね。
次回はそれをもう少し具体的に書きますね。
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