今日ははじめての試み
NPO京都ハートネットワークの発達障害当事者の成人の方にボランティアをお願いして
2歳~4歳の軽度発達障害を持つ子と定型発達の子らとで、
「いっしょに遊ぶ会」を開きました。
積み木遊び、ゲーム、伝承遊びなどを楽しみました。
とても楽しい良い時間が過せました。
子どもたちはボランティアのお姉さんが好きになって
膝に乗って遊んでいました。
帰りは、ボランティアの女の子もニコニコして「また次回も来たい!」
と言ってもらいとてもうれしくなりました。
広汎性発達障害やADHDの特徴を持った幼児さんたちは
お友だちとの接し方がわからず
いきなり相手のおもちゃを取り上げたり
自分ひとりの遊びの世界に没頭したりしがちです。
でもこうしたいっしょに遊ぶ場のなかで、
よく観察していると、小さなかかわり合いのチャンスが見つかります。
例えば、ひとりで「ブッブー」とおもちゃの汽車を動かしている子がいたら、
「カンカンカンカン~のふみきりがしたい人?」と聞くと、
やりたがる子が見つかります。
そこで、ひとりで汽車を動かす子と、
ふみきり役をする子の間で
いっしょに互いのタイミングを読みながらする遊びが成り立ちます。
また、人形の家でひとり遊びをする子がいると、
「トントントン!こんにちは~」とドアを叩いて呼びかけてみせたり、
2階から「オーイ、あがっておいで~!」と
呼びかけてみせたりすると、
人形の家での友だちと関わりあいながらの遊びが
成り立ち始めます。
そうして、お友だちとコミュニケーションを取りながら遊べた
という成功体験を増やしていきます。
また、あーぶくたったなどの伝承遊びを覚えておくと
その遊びにはきちんと参加できる
という自信が生まれますね。
かかわりの苦手さ、相手が見えにくいため
つい衝動的で乱暴になってしまう行為にばかり
目がいってしまいますが、
できること
できそうなことを探していると
それぞれの子が社会性の育ちにつながりそうな
何かを持っているものです。
またトラブルがあった場合、お家で何を練習すればいいか
見えてきます。
例えば、大人となら静かにゲームに付き合える姿が見えたら、
同年代の子は難しくても、
おとなしくて温和な少し年長の子に
遊んでもらうのなら大丈夫かもしれないサインです。
お友だちにおもちゃが貸せないため、
トラブルになっているようなら、
お家でお人形相手におもちゃの貸し借りを練習するといいかもしれません。
子どもに上手な集団での過し方、遊び方を教えたい場合、
まず親御さんが、お友だちと遊ぶ時の子どもの観察の仕方や
適度な支援の仕方をマスターすると
子どもは自然に遊ぶことが上手になってきます。
web拍手を送る
NPO京都ハートネットワークの発達障害当事者の成人の方にボランティアをお願いして
2歳~4歳の軽度発達障害を持つ子と定型発達の子らとで、
「いっしょに遊ぶ会」を開きました。
積み木遊び、ゲーム、伝承遊びなどを楽しみました。
とても楽しい良い時間が過せました。
子どもたちはボランティアのお姉さんが好きになって
膝に乗って遊んでいました。
帰りは、ボランティアの女の子もニコニコして「また次回も来たい!」
と言ってもらいとてもうれしくなりました。
広汎性発達障害やADHDの特徴を持った幼児さんたちは
お友だちとの接し方がわからず
いきなり相手のおもちゃを取り上げたり
自分ひとりの遊びの世界に没頭したりしがちです。
でもこうしたいっしょに遊ぶ場のなかで、
よく観察していると、小さなかかわり合いのチャンスが見つかります。
例えば、ひとりで「ブッブー」とおもちゃの汽車を動かしている子がいたら、
「カンカンカンカン~のふみきりがしたい人?」と聞くと、
やりたがる子が見つかります。
そこで、ひとりで汽車を動かす子と、
ふみきり役をする子の間で
いっしょに互いのタイミングを読みながらする遊びが成り立ちます。
また、人形の家でひとり遊びをする子がいると、
「トントントン!こんにちは~」とドアを叩いて呼びかけてみせたり、
2階から「オーイ、あがっておいで~!」と
呼びかけてみせたりすると、
人形の家での友だちと関わりあいながらの遊びが
成り立ち始めます。
そうして、お友だちとコミュニケーションを取りながら遊べた
という成功体験を増やしていきます。
また、あーぶくたったなどの伝承遊びを覚えておくと
その遊びにはきちんと参加できる
という自信が生まれますね。
かかわりの苦手さ、相手が見えにくいため
つい衝動的で乱暴になってしまう行為にばかり
目がいってしまいますが、
できること
できそうなことを探していると
それぞれの子が社会性の育ちにつながりそうな
何かを持っているものです。
またトラブルがあった場合、お家で何を練習すればいいか
見えてきます。
例えば、大人となら静かにゲームに付き合える姿が見えたら、
同年代の子は難しくても、
おとなしくて温和な少し年長の子に
遊んでもらうのなら大丈夫かもしれないサインです。
お友だちにおもちゃが貸せないため、
トラブルになっているようなら、
お家でお人形相手におもちゃの貸し借りを練習するといいかもしれません。
子どもに上手な集団での過し方、遊び方を教えたい場合、
まず親御さんが、お友だちと遊ぶ時の子どもの観察の仕方や
適度な支援の仕方をマスターすると
子どもは自然に遊ぶことが上手になってきます。
web拍手を送る
また同じような会がありましたら息子も参加させていただけないでしょうか?
来年の入学に向けて一番の心配がお友達との関わり方です。
今通っている保育園は1歳から5歳児合わせても20人ほどですが、それでも上手くいかないことが多いようで「みんな僕のこと嫌いなんや」「僕とは遊ばんって言う」と家で泣いては暴れます。
公園や児童館に行っても初めて会うお子さんや親御さんは少し遊ぶと何だか怖いものでも見るように離れて行ってしまうこともあって私の方がやりきれない思いに駆られてしまいます。
息子はお構い無しに「お~い 待って~ 遊ぼうよ~」と追いかけるのでみんなが帰ってしまったこともありました。
今回のような会の中で少しずつ「人との関わり方」を覚えてくれたらと思います。
私が説明しようとしてもネガティブモードになると耳を塞いだり泣き叫んで聞こうとしないので、
時間がかかっても体験から学んでいく方がいいように思いました。