だれもが早期の療育開始が大切!
という話を1度は聞いたことがあると思います。
でも、実際には、
子どもの発達が、
まだ「心配」や「気になる」程度のうちは、
様子をみることにして
終わってしまいがちです。
そのお気持ちはとてもよくわかります。
でも、早期の療育は、後の教育では不可能な
奇跡を起してくれることも多いようです。
気持ちが決まらないうちも、まず情報収集をして、
あとから笑い話になるかもしれないけど念のため…と
お家でできる療育を始めてみるのをおすすめします。
それにしてもなぜ、そんなに早期の療育は大切なのでしょう?
新生児から3歳までの脳の重量の増加は、
神経細胞が増えるからではないそうです。
神経細胞の数は減って行くけれど、
神経と神経をつなぐネットワークが網の目状に
張り巡らされていくのです。
そのネットワークは5歳で完成してしまいます。
その後は使用される経路が残り、
使用されない経路は消えていきます。
幼児の脳というのは、1つの神経細胞がダメになっても、
すぐにバイパス形成可能という、
ダメージに対する高い代償性を持っているそうです。
「東海道新幹線が不通になっても、中央線を乗り継げば名古屋から東京に行けるようになるようなもの」という例が、本に載っていました。
このように、幼児の脳では、
成人では起こりえない離れ業が起こるのです。
奇跡が起こるのです。
このような高い代償性は5歳を過ぎると失われるけれど、
思春期までは成人よりは高い能力が保たれるそうです。
ここで、大切になるのは、「専門知識」というものです。
障害が疑われても、問題点を直視することをしないで、
さまざまな幼児に良いとされる働きかけをしても、
問題を大きくしてしまう場合もあります。
植物を育てる時でも、
水と肥料をあげるだけの簡単な世話でも、
知識もなく水を上げすぎたり、肥料をあげすぎたりしては、
枯らせてしまうのがオチですね。
特に、広汎性発達障害のお子さんには、
早期にそれに見合った療育をスタートすることが大切だと言われています。
私は、1歳の頃、非常に発達の遅れが目立ったため
療育をしてきたという親子に何組かお会いしましたが、
4歳の時点では、定型発達の4歳児より
発達が良好だったケースが多かったです。
乳幼児の奇跡を信じて、1日でも早く、療育をスタートさせてくださいね。
引用は 「発達障害の子どもたち」杉山登志郎 講談社現代新書
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という話を1度は聞いたことがあると思います。
でも、実際には、
子どもの発達が、
まだ「心配」や「気になる」程度のうちは、
様子をみることにして
終わってしまいがちです。
そのお気持ちはとてもよくわかります。
でも、早期の療育は、後の教育では不可能な
奇跡を起してくれることも多いようです。
気持ちが決まらないうちも、まず情報収集をして、
あとから笑い話になるかもしれないけど念のため…と
お家でできる療育を始めてみるのをおすすめします。
それにしてもなぜ、そんなに早期の療育は大切なのでしょう?
新生児から3歳までの脳の重量の増加は、
神経細胞が増えるからではないそうです。
神経細胞の数は減って行くけれど、
神経と神経をつなぐネットワークが網の目状に
張り巡らされていくのです。
そのネットワークは5歳で完成してしまいます。
その後は使用される経路が残り、
使用されない経路は消えていきます。
幼児の脳というのは、1つの神経細胞がダメになっても、
すぐにバイパス形成可能という、
ダメージに対する高い代償性を持っているそうです。
「東海道新幹線が不通になっても、中央線を乗り継げば名古屋から東京に行けるようになるようなもの」という例が、本に載っていました。
このように、幼児の脳では、
成人では起こりえない離れ業が起こるのです。
奇跡が起こるのです。
このような高い代償性は5歳を過ぎると失われるけれど、
思春期までは成人よりは高い能力が保たれるそうです。
ここで、大切になるのは、「専門知識」というものです。
障害が疑われても、問題点を直視することをしないで、
さまざまな幼児に良いとされる働きかけをしても、
問題を大きくしてしまう場合もあります。
植物を育てる時でも、
水と肥料をあげるだけの簡単な世話でも、
知識もなく水を上げすぎたり、肥料をあげすぎたりしては、
枯らせてしまうのがオチですね。
特に、広汎性発達障害のお子さんには、
早期にそれに見合った療育をスタートすることが大切だと言われています。
私は、1歳の頃、非常に発達の遅れが目立ったため
療育をしてきたという親子に何組かお会いしましたが、
4歳の時点では、定型発達の4歳児より
発達が良好だったケースが多かったです。
乳幼児の奇跡を信じて、1日でも早く、療育をスタートさせてくださいね。
引用は 「発達障害の子どもたち」杉山登志郎 講談社現代新書
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先生にご相談したいことがあります。
うちの子は2歳になりましたが、話せません。
歩き始めたのも数ヶ月前からです。なのでよちよち歩きです。筋肉事態弱い感じです。
小さく産まれた訳でもないのですが、発達遅延の状態です。
現在、週1回病院の言語療法に通っております。マンツーマンなのでなんとか40分という時間、先生と遊んでおります。
病院のほうも言語&知能は1歳並みといわれております。
他にも療育を考えているのですが、集団の療育にはうちの子は、逃げ出そうとします。自由保育のときは問題ないのですけど・・・こういうのは無理やりでもいくものなのでしょうか?
あと七田式も見学しました。本人は興味がないようで隣の部屋で玩具で遊んだりしていました。七田の先生はまずは席にすわれるようにしましょう。なれるようにすぐにでも七田をはじめてくださいと言われました。高額な授業料を払い、授業に興味を示さない状態ではどんなものかと思いました。うちで取り組みをもっとしていかないといけないのかなと思っています。
早期療育の必要性はわかるのですが、本人が乗り気でないのが辛いとこです。
のんびり散歩や公園であそんでいる場合ではないのでしょうか?
まず、お子さんをよく観察することと、発達障害についての知識を集めることが大切だと思います。
感覚統合がとても大切だと思うので、公園での遊びは大切だと思います。
またこちらのブログでも紹介しますが、症状にあわせて、どんな遊具で(すべりだい、ぶらんこなど)遊ばせると良いか、知識として持っておくと、バランスの良い働きかけができると思います。
また、言葉に関しては抑揚のあるはっきりした声で話しかけることが大事です。言葉で話す前に身振りで、話ができるようになると、言葉の発達が進みやすいと思います。
まだ幼い子を、教室に連れまわすのは逆効果の場合もあります。
モンテッソーリ教育の易しい本を読むのも、参考になる働きかけがたくさんあると思います。