新山食品加工場 ~秋田の味噌屋日記~

秋田県横手市平鹿町にある(有)新山食品加工場(里見のこうじや)です。商品や、味噌などを使ったレシピを紹介しています。

朝は忙しい

2016年04月27日 | 糀屋さんのお仕事
こんばんは、飯炊きおばさんです

桜が終わって、新緑の季節の前に栄養ある土や腐葉土を買ってきて、マーブルガーデンのお手入れをすべく準備をととのえております。

さて、ワタクシ、毎朝「ふり糀あけ」の仕事をしております。


今は貴重な「箕」にだし箱の糀をあけて、袋に入れていきます。
「ふり糀」と言うのは、味噌の中に味噌漬け用の野菜を仕込むときに使う糀の事です。自分の家で樽に仕込むときに、みそ漬けも作りたい、という人のために糀を少し残していきます。
そのふり糀あけが私の毎朝の仕事なのです。


作る人が少なくなった「箕」。貴重品です。


前日に洗米して、水に浸かっていた米を蒸かします。




お客様から預かってきた米を、蒸かしています。
奥は、大豆を蒸かす圧力釜です。


こちらは蒸かした大豆。


秋田県産大豆「リュウホウ」
食べてみると甘みがあります。
我が家では、すべての味噌にこの厳選された県産りゅうほう大豆を使っています。
ちなみに、糀に使っている米も秋田県産の米を使っています。
市販されている「ひらか味噌」「特選ひらか味噌」は地元、樽見内営農組合産の米を使って作られています。


一軒一軒その家にあった配合の味噌をお作りしています。
塩の分量もお客様ごとすべて違います。塩は希望により、「天日塩」「男鹿半島の塩」にすることもできます。


お客様から預かってきた味噌樽。
希望のお客様には樽に仕込んで配達します。手いらずで秋には美味しい味噌が食べられます。

また、自分で手作り味噌を作りたい方のために、糀や秋田県産リュウホウ大豆をお分けしております。
詳しくは、お気軽にお問い合わせくださいませ。

味噌仕込み時期の朝は、一年中で一番忙しく、わやわやじくなる朝なのです

そんな今日のランチは・・・


タケノコ入りカレー

今日はチョットこだわって、こんなのを入れて作ってみました。



いつもより酸味がある、っていう意見も多々・・
栄養満点なんですがねぇ


味噌仕込みが本格的に始まってまだ1か月。
これから更に忙しくなるであろうけど、気持ちはあくまでノーテンキでお気楽な飯炊きおばさんなのでした

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