さんぽみちプロジェクト

さんぽみちプロジェクトの記録。
和歌山新報で日曜日一面に連載中の「WAKAYAMA NEWS HARBOR」と連携。

「世界一の梅酒まつり」 ギネス認定、大阪天満宮の催し

2019-06-16 13:31:25 | WAKAYAMA NEWS HARBOR
前号では天満宮の祭神で、生涯「梅」を愛したとされる菅原道真の生い立ちと、梅を思いながら詠んだとされる歌を取り上げた。
天満宮のなかでも大阪天満宮(大阪市北区)では観賞して楽しむ梅に加え、飲んで楽しむ梅をテーマにした催しが行われている。
今週は、今年2月に開催された「天満天神梅酒大会」を紹介したい。


【写真】大勢の参拝者で賑わう梅酒大会

今年の天満天神梅酒大会は2月9日(土)から11日(祝)までの3日間、大阪天満宮の境内で開催。全国の酒造メーカーが造る様々な梅酒やリキュールが一堂に会し、その出来栄えを競うもので2007年からスタート。毎回数百種もの銘柄が並び、各地域の梅酒を堪能できる。

梅酒を試飲するために回数券形式のチケットを購入し、目当ての梅酒があるブースで小さなカップへ酒を注いでもらう形式。境内にはテントが並び、全国の梅酒295種類が勢ぞろい。

今年のテーマを「世界一の梅酒まつりに、なるかもしれない!」とし、「異なる梅酒の最多展示数」のギネス世界記録に挑戦。
初日の2月9日、ギネス公式認定員が会場を訪れ、世界記録であることを発表。掲げられたテーマのとおり「世界一の梅酒まつり」となった。

この催しの目的は、酒造メーカーや協賛企業などと連携し、数々の梅酒の存在を広めると同時に、知られていない地域性の高い魅力的な梅酒を発掘すること。
加えて、周辺の天満地域の盛り上げを図り、梅酒を通した地域文化の発展をめざしているという。

紀州街道の北端に位置する大阪天満宮は、地域が一体となり梅酒の魅力を伝える発信基地。日本最大の梅の産地・和歌山も、梅と一緒に地域の味を広めていきたい。

(次田尚弘/大阪市)

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 生涯「梅」を愛する 天満宮... | トップ | 新しい梅酒の楽しみ方 「カ... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

WAKAYAMA NEWS HARBOR」カテゴリの最新記事