日本のゆくえ

日本の経済と、日本人の精神はどこへ行くのか? 新自由主義社会に反乱を起こし、生き残るためのブログ

sex and the cat

2008-08-22 17:46:09 | Weblog
今年の5月29日に我が家にきた猫のいっちゃん(オス)は、生まれてまだ半年も経っていないはずなのですが、昨日からメスのチャコの上に乗り始めるようになってしまいました。

猫とはいえ、オンナの身体を人間の前技と同様にむさぼろうとする様は、男親としては、とても見ていられません。何度か引き離すと、今度はチャコの方から寄っていくようになりました。女の子の方に受け入れ態勢ができてしまったということなのでしょうか。

「いっちゃん! 女の子にはもっと優しくしてあげないとダメだよ」などと冗談を言っている場合ではなく。ヨチヨチ歩きが残っているのに、体重はもう3キロになり、小さかった肉球が日を追うごとにふくらんでしまっています。

これはまずいと思い、ようやくチャコの方の避妊手術を行う決断をしました。

チャコを連れて今日病院に行くと、診察室を逃げ回って捕まえるのに大変だったのですが、明日手術することに。

きっこの日記のきっこさんは避妊手術をしない派なのだそうですが、僕もやっぱり、可哀想な気持ちが先に立って、避妊手術を避けていたのですが、生まれた仔猫を引き取ってくれる人など、50人に1人もいないということを聞いて、これはもう仕方のないことだと諦めました。

近日映画公開される、ニューヨークに住む女性の目線から描いた「sex and the city」という海外ドラマに人気があるのですが、セックスという原始的な行為は欲望として許容するものの、子供を産まない、生ませない人工的な社会にしようとするのは、猫も人間も、同じレベルになってしまっています。

僕の子どもの頃は、生まれた仔猫は、父親が川へ捨てに行ったものですが、気の弱い僕にそんなことなどできるわけもありません。

結局、少子化問題というのも、経済理由などの十分な準備が整っていない状態で、新たな命を、この世に生み堕としてしまうということが、もっとも残酷な行為だと考えているのかも知れませんね。