日本のゆくえ

日本の経済と、日本人の精神はどこへ行くのか? 新自由主義社会に反乱を起こし、生き残るためのブログ

デヴィ婦人と、亀井たたきについて

2008-08-20 11:37:51 | Weblog
デヴィ婦人のブログを発端に、きっこの日記が取り上げ、何だかよくわからない亀井静香さんへのネガティブなエントリーがあちこちに立っているようです。

デヴィの独り言
http://ameblo.jp/dewisukarno/day-20080818.html

きっこの日記
http://kikko.cocolog-nifty.com/kikko/2008/08/post_fffe.html

カナダで日本語
http://minnie111.blog40.fc2.com/blog-date-20080820.html

デヴィ婦人が亀井さんを嫌いになった理由として、「女性経営者の集い」という会で「自分が首相になったら、公人として靖国参拝に行く」と亀井さんが約束したことに対し、

「本当に行く気持ちがあるなら首相にならなくても、今、 行けばいいじゃないかと。それから私は亀井氏が大嫌いになりました。只の票集めの虚言。」とのことですが、

亀井さんは、あまり目立たないですが、終戦記念日には靖国参拝に行っていると記憶しています。まずは、この時点で言いがかりでしょう。

亀井さんも国会議員ですから、あちこちの集まりに顔を出しているはずですし、銀座のママの集まりに、リップサービス程度のことはすると思いますが、ちょっとこれは酷い情報ではないでしょうか。

8月15日の靖国神社で、「英霊にこたえる会」のセレモニーに、デヴィ婦人が参席しているのは僕も行っているので度々見かけますが、あんな目立つ場所でこれみよがしに出席するやり方と、なるべく目立たないように参拝する亀井さんのやり方とは、まったく性質が異なるものでしょう。

第一、デヴィ夫人の政治スタンスは、小泉純一郎を「不戦の誓いのもとに靖国神社参拝を行っており、戦後最も傑出した政治家である」としているほどの小泉支持者ですから、このような最右翼タレントを、どうして小泉批判者である、きっこの日記や、カナダde日本語がソースとして使うのか、さっぱり分かりません。

以上のことから、デヴィ婦人が小泉を中心とする自民党支持者であることが容易に想像つきまが、今回の記事を面白半分に書かれているなら、きっこさんと、美爾依さんには猛省してもらう必要があると思われます。

またデヴィ婦人は、過去の週刊新潮の取材で書かれた記事で、親北朝鮮の人物で、日本の拉致被害者家族に対しても、拉致被害者を北朝鮮へ返還することを促す内容の手紙を送ったと書かれています。

「ミサイルが七発飛んできたからといって、何を慌てているのでしょう」

「偽札や覚醒剤を作っているからといって北朝鮮を非難するのはやめたほうがいい」というのが、過去のデヴィ語録になります。

デヴィ婦人が、今回のエントリーで週刊新潮をことごとく非難しているのは、このような過去の記事に対し、しがらみがあることが、よく分かるものと思われます。

ちなみに、亀井静香さんは総裁選で北朝鮮への経済制裁を、公約として述べていましたが、これはデヴィ婦人がもっとも嫌う外交スタンスでしょう。

僕は今年は靖国参拝に行きませんでしたが、小泉純一郎が靖国参拝するニュースを先に見てしまったので、行く気が失せてしまいました。

靖国参拝が政治信条のリトマス試験紙にされたり、アホな右翼の機嫌取りのために行くという不純な動機には、もううんざりです。