雑文の旅

猫爺の長編小説、短編小説、掌編小説、随筆、日記の投稿用ブログ

猫爺の日記「日本晴れ」

2016-06-03 | 日記
 昔、よく使った言葉「日本晴れ」、最近はあまり見かけなくなった。恐らく、猫爺が文献を読まなくなった所為であろう。
 当地の本日、その「日本晴れ」であった。日本晴れとは最上級の晴れで、雲一つない快晴のことである。また、身も心も晴れ晴れとした状態の表現としても日本晴れと使う。
 こんな、滅多に無い日本晴れの日には家に居て、寝具を天日に干し、夏の衣類を出して「虫干し」をしたいところであったが、用があって出かけてしまった。午後四時近くになって帰宅し、最低の寝具を干し終えたところである。

 部屋着に使うパンツ(ズボン)を買って来た。今まではジーンズであったが、頻繁に洗濯をするので、色が剥げ、少し擦り切れ気味になってきた。娘に言わせれば、「ジーンズは、そのような状態が値打ちが出る」と言いそうだが、それはビンテージ物に限ることだ。猫爺のは、そこらへんのスーパーで買ったメチャ安物。洗濯ではソフターを入れるし、乾いてシワクチャならばアイロンを当てる。放っておけば、穴が開いたら継ぎあてをして、まだまだ使うだろう。

 今日買ってきたのは薄地のパンツで、1280円也。これでも、猫爺には勿体無いくらいだ。

 本当は、家の中ではトランクス一丁でウロウロしたいのだが、頻繁に人が来る。とくに宗教関係の勧誘、インターネット関係の勧誘、とくにしつこくて感じが悪いのは、読瓜新聞の勧誘である。自分は昔から朝目新聞しか読まないと断っても、「一ヵ月でけでも‥」と、古新聞か当日の新聞かわからないが置いて行こうとする。
 宗教の関係者もしつこいが、「神」がどうのこうのと言い始めると「うちは日蓮さまを信仰しているので…」と言い、来た人が「日蓮系」だと、「自分はクリスチャンなので…」と断るようにしている。その双方が連携してきたとしたら、それはもう「うちはイスラム教徒ですので…」とか何とか。

 チャイムを鳴らして人が来たので、「またセールスか」と、態と裸で玄関を開けると、宅配の女性だったりして恥をかく。

 常に、ズボンだけでも穿いておこうと、心がけているのだ。


 


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