雑文の旅

猫爺の長編小説、短編小説、掌編小説、随筆、日記の投稿用ブログ

猫爺の日記「新之助」

2016-09-26 | 日記
 ちょっと以、投稿した小生の記事に「稲穂が黄金色に変わる頃、野に、畔に、寺の庭にと普通に咲き乱れていた彼岸花も、最近ではさっぱり目にしなくなった。小生の行動範囲が狭くなった所為ばかりではないようだ」と書いたが、これは大間違いのようであった。

 リンク許可を得ていないので、一文字「伏字」にさせて戴くが、「コケ〇ス」さんと仰る方のブログで、まさしく小生が昔に見た田園風景の写真を拝見した。視界一面に広がる金色の田園の畔に添って、紅の曼珠沙華が、まるで区画を示すように咲いていたのだ。
 小生の目に入らなくなったのは、自分の行動範囲が極端に狭まった所為であった。

 田圃といえば、春になると田を起こすまえ、蓮華の花が浩々と咲き乱れていたものである。これも、当地の田では見かけなくなった。蓮華は、田の泥に「根粒バクテリア」を増殖させる為に、故意に咲かせたものである。
 根粒バクテリアは、空気中の窒素を植物が取り入れることのできる肥料に変える働きがあるために植えられたもので、今では廉い化学肥料で間に合うために廃止されたものであろう。

 これも、小生が知らないだけで、化学肥料を使わずに蓮華を植えるところも、きっとあるに違いない。ブログ巡りは、引きこもり気味の小生に、色々なことを学習させてくれる。


 米と言えば、新潟で「新之助」という「こしひかり」と違う新しい品種の米が10月から新潟県内及び三大都市圏の三越伊勢丹グループで試験発売されるとか。自分は「米」には拘りはないが、謳い文句の「冷めても美味い」に、旗本の三男坊(嘘)、冷や飯食いの自分としては興味がある。
 
 


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