■大宇宙とは?
我々が普通に宇宙と呼んでいるのは、銀河系宇宙のことである。 その円形の銀河系宇宙の果てたとこまではヒッグス粒子で満たされているとして、その先はどうなっているのだろう。そこからは真の無のスペースであろうと空想する。そこから更に無限の広がりを私は仮に大宇宙と呼ぶことにした。その広がりの中には、銀河系宇宙規模の宇宙が無数に存在するだろうと空想する。
我々の地球は、その銀河系宇宙の砂粒のごとき太陽系の惑星である。どう考えても宇宙の中心ではない。宗教的宇宙は、すべて地球を中心に考えられているようだ。
■天地創造の神
宇宙を創造した神が日本に日本人の姿で在らせられる。しかも、我こそ天地創造の神なるぞと、A5版のビラを信者に配布させておいでになられる。天地創造の神であらせられるならば、何をご遠慮なさるのか、神のご意思に背く人間は、全て滅亡させて、信者のみの世界をお造りになれば宜しいものを。
地球改造、太陽系改造論などをお打ち立てになられ、太陽系惑星の並べ替えなど如何なものでしょう。太陽から見て木、土、金、火、水、地なんて如何でありましょう。地球は氷の星となり、金星に神の造り給いし「この世」に、信者たちをお引越しさせればよいものを。
■宇宙人現る!
銀河系宇宙にも、私が空想する大宇宙にも、宇宙生物は必ず存在する。だが、その様相は我々の想像を絶するものかも知れない。地球上で発見されたとされる宇宙人は、人間にクラゲ、蛸、爬虫類などを合成したような地球生物に執着したものばかりだ。それは地球人が空想したものだからだろう。
私も宇宙人を想像してみた。これは、ショートショートのネタにとっておこう。