ねこらい堂  「おやじマニアの日常」

NEKOのブログです。最近は更新が滞りがちですが気長にお付き合いくださいませ

燃え萌えNEKOねこ天国

2007-07-13 01:55:40 | マンガ・アニメ
小生の初劇場アニメ鑑賞作『少年ジャックと魔法使い』。
カラミの女の子キャラのツンデレぶりが余りにイケていたので
翌日、もう一度見に行きたいとゴネた作品。

本日ネットで詳細を調べてみたら

『少年ジャックと魔法使い』
1967年3月19日日曜封切り 1時間20分 カラー作品
東映動画創立10周年記念作品としてスタッフが気合いを入れて作った名作。
同時上映(『サイボーグ009 怪獣戦争』/『たぬきさん大当たり』)
第22回毎日音楽賞受賞作品(アニメでは当時異例な出来事)

へえー!
さすがに40年前なのでもう記憶も定かではありませんが、
『サイボーグ009 怪獣戦争』と併映だったのですねー!
ちなみにもう一本の『たぬきさん大当たり』なる作品は、全く記憶に残ってません

『少年ジャックと魔法使い』は67年に初見以来、その後全く観直す機会はありませんでした。そのため、主要な粗筋はほとんど覚えていませんが、唯一

・魔法使いの手下とされた悪魔少女が主人公の少年ジャックを追い詰める
・ジャックは少女に反撃するが、情が移って止めをさせない
・やさしさに触れて改心した少女が、魔法使いに倒されそうになるジャックを助ける。
・ジャックは最後の力を振り絞って魔法使いを倒すが、自らも力尽きる
・元の人間の姿に戻る少女。ジャックの亡き骸にすがって涙を流す。
・その涙がジャックに注がれた時、ジャックは蘇る。

というクライマックスの流れは、今でも鮮明に覚えています。

よくよく考えると、このプロットってそれ以降の敵味方・悲恋純愛系アニメの
黄金パターンではありませんか。
実はこの作品が元祖だったんだと再認識した次第です。
第22回毎日音楽賞を受賞したのも、当時としては大発明のツンデレ黄金パターンを
発明した功績によるものでは、と深読みしちゃいます。

さらに気がついたのは、このプロットの悪魔少女を0010(ヘレナ)、
更にはジャックを009に置き換えると、
なんと『サイボーグ009 怪獣戦争』のクライマックスとほとんど同じになります。
力尽きて命を落とすのがヘレナという違いのみ。

ほほ~う。
東映のプロデューサー、完全に狙ってましたね。
最強ツンデレもの二本立て。
いたいけな青少年、ノックアウト必至ですね。
小生がノックアウトされたのも、むべなるかな。


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