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今日も元気で頑張るニャン

家族になった保護猫たちの日常を綴りながら、ノラ猫たちとの共存を模索するブログです。

開花宣言と家猫と

2021年03月18日 | リン(旧イエミケ),クウ,キー
各地で桜の開花宣言がたけなわですね。
思い出すのは現役時代、日比谷公園の近くに勤めていた頃。
公園の桜は開花宣言の頃にはだいぶ開いていて、満開に近い木もあった。
靖国神社の標本木を選んだ基準がどうのじゃなくて、どこもそんなもんなんだろう。

SC沿い遊歩道の桜はまだ蕾

考えてみればそうだ。木にも個性があるし育つ環境だって違う。
だから一斉に開花するなんてことがあるわけない。
なのに開花宣言なんてこれ如何に。
いやいや、そんな無粋なこと言うもんじゃない。こりゃ風流の問題だからってね。

一方公園の桜は三分咲きくらいです

失礼しました。
いきなり話が変わって何ですが、わが家のキーの登場です。
なかなか主人公っぽく出る機会がなくて。
相変わらず気弱で逃げ回っていますが、しっかり家猫気分も満喫してます。

外時代のチビのときに2度も命を救ったキーです

自分(オジン)のところに遠慮がちながら「あそんで~」と訴えてきたり、
クウやちび太には果敢に挑んでみたり、
普段逃げ回っている悲壮感なんてまるでない。

ネコには理屈もなければ憂うこともない。ひたすら楽しむことを大切にします。
風流をこよなく愛す。
見習わなくっちゃいけないな。

コタツからクウと庭の桜を眺める(手前はリンとシロキ)

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家族の絆

2021年02月25日 | リン(旧イエミケ),クウ,キー
人間でも動物でも、生きとし生けるものにとって子育ては大変です。でもその大変さをものともせずに頑張れるのは、愛あればこそなんですね。なんて美談じゃ済まないのがノラのお母さんです。というのも、あまりにも環境が過酷すぎる。

事故に遭って半身不随になりながら子育てしていたお母さん。飢えと病気でボロボロになりながら子育てしていたお母さん。多頭飼育崩壊現場で子育てしていたお母さん・・。ネットニュースに沢山出てくるこんな話に触れるたびに、みんな幸せになってほしいと願うけど、残念ながら力尽きてしまうお母さんが後を絶ちません。

今はわが家の紅一点であるリンも、ノラ時代に子育てを経験しています。もちろん今は安心安全、くつろぎ放題の家猫暮らしだけど、リンが警戒心から解放されることはないようです。子供のためなら自分の安全なんて顧みない。まさに命すら惜しまない。その強い愛情が人をも感動させる。最近は、なんだかリンが偉大に見えてきたりするのです。

家裏から家にお迎えした頃のリン

少し古いですがたまたま遭遇したニュースです。
「(前略) 夜間、道の真ん中にノラの母子がじっとしていた。車から降りて近づくと、自分を誘導し始めた。そしてニャーニャー鳴いて何かを訴える。その先には、ボロボロの子猫がぐったりと横たわっていた。と、その子はまだ生きていた。手当をしようと連れて帰ろうとすると、家族であろう、母猫と兄弟猫が「連れてかないで」とばかりに鳴き出した。よく見ると兄弟たちも目を赤く腫らしていた。皆連れて帰りたかったが捕まらず、諦めて動けない1匹だけを連れて帰った・・。(後略)」

ボロボロの子猫はやさしい保護者の献身的な介抱と医者の努力で一命をとりとめ、幸せな暮らしを手に入れました。ただ、文中にもありますがあの母猫と兄弟たちは結局消息不明で・・。(この記事は下記参考2,クリックでポップアップ。)

現在のリン、大好きなオジンの膝の上だけど警戒心は解かず

この記事を読んで、家裏ノラ時代のリン一家を襲ったある事件を思い出しました。
真冬の深夜1時過ぎ、勝手口を開けると、寝床で寝ていたはずのリン(当時イエミケ)とクウがそわそわと行ったり来たり。誘導されるように裏のお庭を覗くと、キーがネットにこんがらがって半分宙吊りになっていた。それからいろいろあって、結局裏のお宅に電話して絡まったネットを切ることになったのです。その作業中、リンとクウが自分を攻撃してきた。

リンが寄ってきては猫パンチ、クウは何度も体当たり。いやはや、いつもご飯をあげてるのにと少しがっかり。でもその家族愛には感心したものです。ようやくキーが開放されると、3匹で一目散に逃げていった。が、1時間もするとお礼の挨拶?を兼ねてか、3匹揃って勝手口に戻ってきたのでした。(この記事は下記参考1、コピペで検索からどうぞ)

今となっては懐かしい思い出です。ノラから教わることは本当に多い。一見相互無関心のように見えるノラの家族ですが、いざとなればこれだけ強く繋がっているんですね。

クウ(右)とリン

参考1:  過去記事「イエミケ一家、不安の生活から衝撃の展開へ」(2018.2.2)

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家庭内ノラ歴3年

2021年02月10日 | リン(旧イエミケ),クウ,キー
早いもので、リン一家を家の中に迎えて今月で3年になります。
リンとその息子たち(キーとクウ)。
家に迎えるまで半年間の家裏生活、本当にいろんなことがありました。
幼子たちは何度も命の危険に遭遇し、その都度助けられた。
一家の大恩人(恩猫?)でもあり、今や行方知れずとなったソトチビとの別れ。

家裏を拠点にしたノラ生活時代のリン一家

家に迎えてからは、何と言っても特筆すべきが人馴れしないこと。
こっちが座ればすかさず膝の上にダイブしてくるリン。
何かと身体を擦り付けてゴロン、「撫でて~」と甘えてくるキー。
しかし抱こうとすれば血相変えて暴れ、そして逃げ回る。

極め付きがクウだ。
ネットで調べても、ノラを保護して馴れるまで長くて2年。
ご近所さんの保護猫も1年半経ってようやく抱けるようになったと言う。
その話を聞いたとき、よもや自分がこんな経験をするとは夢にも思わなかった。
クウはいまだに触るどころか、近づくことすらできません。

今日はクウの話です

ノミ取りも、目薬も首輪調整もすべて保留。
何かあったときの対処が最大の懸案事項なのです。
クウ自身はと言うと、これがすっかり家猫気分。
まあそれが救いと言えばそうだけど。

先月になって、そのクウの粗相癖が再燃した。
専用トイレですら落ち着いて用を足せないことが原因らしい。
とりあえずは治まったけど、この件は近々別記事にする予定です。

リビングテーブル下からなかなか出れない(奥に専用トイレがある)

クウに限らず、とにかくリン一家はよく狙われる。
ニャーとちび太がその鉾を納めつつあった昨年、
今度はポニーとチキンが面白がって一家を狙い始めた。
一家の強すぎる警戒心が、むしろ標的にされ易くしているようだ。

リビングに誰もいないか、みんなが寝てると早速出てきてのびのび

保護猫歴では大先輩でもある古女房殿は言う。
「1匹で里子に出しちゃえば、そのうち人にべったりな子になるよ。」
確かに、そんな気もします。
でも、リンとキーだけが拠り所のクウにそんな仕打ちはできそうにない。

キッチンの食器棚の上はクウとキーの憩いの場所

せめて3匹まとめて引き取ってもらえれば、
やさしい保護者と3匹だけで暮らせれば、
クウにとっても他の2匹にとっても最高の暮らしが実現しそうなんだけど、
まあ、当面は今の暮らしで我慢してもらうしかなさそうです。

リビングのテーブル下を牙城とするリン一家です

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のびのび

2021年01月11日 | リン(旧イエミケ),クウ,キー
キーとクウがストーブの前でくつろいでます
クウはのびのびして思い切りリラックス


と、キーに近寄るクウ



ついに絡んで「遊んで~」


「しょうがないなぁ」とお付き合いのキー
やっぱりキーはお兄ちゃんだ


その後、家族でコタツを独占してくつろいでました


なんだかんだ言ってもやっぱり家族
ところでクウ、一昨年のあの大問題が再燃か
それはまた別の機会に

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おこたで家族水入らず

2020年12月01日 | リン(旧イエミケ),クウ,キー
「おこたの中は女の園」という記事を書いたのは2年前。
立場の弱かったリンと今は亡きみうの女子連合がおこたを独占し始めた頃でした。
当時はひそかに応援したものだ。
しかしその後はネコ社会のルールに従って、早い者勝ちになりました。
今ではコタツに入らないニャーとちび太を除いて、毎日毎回おこたのメンバーが変わっています。

こたつの中のリン一家(左キー右クウ奥にリン)

おこたを出した頃は好きだ嫌いだと組み合わせにいろいろあった。
今はそれも薄れてきて、定員(4匹?)になるまで早い者勝ち。
とは言え、落ち着くのはリン、クウ、キーの家族か仲のいいポニーとチキンの組合せ。
おニブのシロキは中立でお邪魔虫的にいつでも入る。

ということで、リン一家団欒の機会がまた増えたのです。
するとこの3匹がさらに活発になってきた。
生活にゆっくり落ち着ける時間ができると、自信もどんどんついてくる。
もともとは好奇心の塊だった3匹だから。

かつてのやんちゃが戻って来たキー

そうなんです。
リン一家を家の中に迎えたときは、先住のニャー、みうと何の問題もなかった。
すぐにちび太が加わって、いきなり仲のいい大家族になったのでした。
しかしやがてニャーがリンとクウを、ちび太がリンを追い始める。

今ならわかる。
その原因は自分(オジン)でした。
保護者(オジン)大好きだったニャーとちび太が、保護者の乱心でおかしくなったのでした。
その結果、ニャーやちび太だけでなく他のネコたちにまで嫌な思いをさせてしまった。
ネコたちはみな、被害者だった。

でも、もう大丈夫。
オジンはすっかり改心し、昔の温厚なニャーが復活した。
同時に早逃げニャーも復活。ポニーの追撃をいとも簡単にかわしています。
ちび太はますます甘えん坊に。ニャーにも甘えられるので大喜び。
ニャーもちび太も、リンもクウも、昔のように一緒にいるひとときが戻って来た。

ニャーが近くにいてもご飯を食べれるようになったクウ

キーもクウも自信さえつけば、悪童(?)ポニーの追撃なんて何のその。
本来の先輩後輩の関係に戻りつつあります。
遊び盛りのポニーが、先輩たちを追い回して保護者に注意されることもなくなりました。

家族水入らずの落ち着いた時間が心のゆとりと自信を生み、暮らしそのものが向上する。
人間もネコも、結局同じなんですね。

リン:「わたしの目標はオジンの膝取り合戦に勝つことよ」(ライバルはチキンとシロキ)

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