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今日も元気で頑張るニャン

家族になった保護猫たちの日常を綴りながら、ノラ猫たちとの共存を模索するブログです。

ずっと仲良し

2020年10月22日 | リン(旧イエミケ),クウ,キー
生まれた時から一緒のふたり
危険も困難もふたりで乗り越えてきた
だから何より信頼し合う
キーとクウ、兄弟っていいもんだな

リンに連れられわが家にたどり着いたのは3年前
生後まだ1ヶ月そこそこの
かわいいだけが取り柄の幼児だった
リンについて来れたのはふたりだけ
ふたりの強運は、そこから始まった

3年前の12月、わが家に来てひと月ほど経った頃

オジンやソトチビに何度も救われながら
ふたりは母親リンと家裏でひと冬を過ごした
ソトチビとのアパート形式の寝床も
今となっては懐かしい

翌春、ふたりはわが家の子になりました
同時に店からちび太も加わり
先住ニャーとみうに迎えられて大家族に
そしてふたりの家猫修行が始まった


2年前の秋、何とか手術を終えたふたりは1才になりました

昨年はチキン、キリンにポニーといった後輩を迎え
ぐっとお兄さんぽくなったふたり
ちび太との悪ガキ同盟は卒業したけど
ふたりの仲はますます強くなっていった

やがてニャー一派のしんがりに潜り込んだキー
一方のクウはニャーに追われる立場に
さらに傍若無人な新悪ガキ同盟(チキンとポニー)に追われたりで
ふたりが一緒に過ごす機会がなくなった


1年前の暮、出会えば変わらぬ信頼を確認し合うふたり

それでも、ふたりの関係は変わらない
隠れに隠れ、耐えに耐え、
まるで密会のように周囲を気にしながら
互いの無事を祝うかのように喜び合う
ネコだって人間と同じです
嬉しいときは、嬉しいんだ

そして今年
運気が再び、ふたりにほほ笑みかけてきた
オジンの変身、ニャーの変身
ニャーが穏やかに変わってくれれば
新ガキ同盟なんて怖くない
プロレスごっこの迫力だって、新ガキ連中の比じゃあない


逃げ隠れの生活から解放されつつあるふたり、昔のように堂々とつるみ始めた

キーとクウ、人呼んでツインズ
人間社会にだって、こんな兄弟愛はめったにない
猫、それは愛と平和の使者
彼らにふさわしい環境を作ってあげれば
その恩恵はそれこそ「十倍返し」です


ツインズのお母さん、リンです(うしろはクウ)

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光を

2020年10月07日 | リン(旧イエミケ),クウ,キー
リンとクウが陽光に当たっています。
いったい何年ぶりだろう・・と思ってしまうほど、久々に見る光景です。


2階のベット下やリビングのテーブル下を居城にする2匹。
リビングの窓辺は他のネコたちに占領され、他の部屋は窓側が袋小路で安心できない。
ニャー一派の端くれに身を置くキーはまだしも、リンとキーには日に当たる機会がまったくと言っていいほどなかった。

でも、ニャーをはじめ他のネコたちとの関係が少しづつ改善。
そして秋になって日が長くなり、リビングの奥まで日が差してきた。



本当にこの2匹のこんな穏やかな光景は、いつ見たのか覚えてないくらいだ。
昔書いたある記事を思い出した。
「この一家に光を」
まだ外で暮らしていた頃のリンと幼い兄弟を案じて書いたものだった。
そしてついに・・

あっ、リンがクウを舐めてあげてる

一家に光が当たりました。
わが家にお迎え(保護)して2年半。
家内隠遁生活を続けていたリンとクウ。
ようやく、幸せを噛みしめることができるようになりました。

よかったな、クウ。
リンよ、もう安心だ。
家猫生活も捨てたもんじゃないって、わかってきたかな?


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落ちそうで落ちない

2020年09月05日 | リン(旧イエミケ),クウ,キー
辛口記事が続いたので、猫たちの近況に戻ります
今回はほっこりキーの巻
(例によってボロケーのピンボケ写真ですみません)

ピアノの上でひとりお遊びのキー

さて、幼少時代に何度も自分(オジン)に助けられたキーは
もし保護されなかったらどうなっただろうか

ひとりお遊びに熱が入ってきた

深い貯水池に落ちて出られなくなったり
夜中に裏の家のネットに絡まって逆さ宙吊りになっていたり

あっ、落ちる!

命がいくつあっても足りなかっただろうな
ノラの子猫の1才生存率が低いのもよくわかる

落ちまいと必死にしがみつく

それに親離れしたって、自分で食べ物にありつけたかどうか
家裏時代はアイスクリームの心棒やお菓子の包装紙を
後生大事に持ってきたっけ


何とか堪えきったようです

そう思っただけで答えは出てる
リン一家を保護してよかったなと
心から思えるのです


相変わらずテーブル下が生活の拠点
「でも、ぼくたち幸せです!」
(下はクウ)

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ひそやかに生きる

2020年08月21日 | リン(旧イエミケ),クウ,キー
相変わらずテーブル下でひっそりと暮らしているリン一家。
それぞれ苦手な相手がいて、逃げ回る日々が続いている。

ちょっとした諍い。
ずっと同じ屋根の下にいるのでお互いに認めた存在。
強弱でも優劣でもない、要は気の持ちようなんだけどな。


いつものリビングテーブル下で(手前キー、右椅子上リン、床奥クウ)

いわば日陰の存在。
皆と一緒に窓辺で外の匂いを嗅ぐことも日に当たることもない。
他のネコたちが寝静まると、つかの間の自分たちの時間を満喫する。

家裏にやって来た数か月後に一家そろってお迎え(保護)した。
あれから2年半。
一家の行動範囲はとても狭く、キーとクウはいまだに保護者をも怖がる。


久々一家で食事中

あのまま外にいたら、この一家はどうなったのだろう。
キーとクウは親離れしてうまく暮らしていけただろうか。
子育てを繰り返したであろうリンは、毎回うまくできただろうか。
当家より上質のサポートを、どこかで得ることができただろうか。

外の世界は自由で開放的。
でもそれは試練を伴う甘い誘惑。
明日をも知れない過酷な世界でもあるからだ。
とは言え、今の不自由な生活だって不憫だよな。

ツインズ(キーとクウ)は相変わらず大の仲良し

この一家はどちらを選ぶのだろう。
いや、彼らは比較したりはしない。
一家に限らず、ネコたちは降りかかる運命を受け入れるだけだ。

だから人間が考えてあげなければ。
なぜならここは、ネコ族ではなく人間の社会だからだ。
大切なことは彼らの生活を比較することじゃない。
彼らの気持ちを理解し、プライドを尊重することだと思うのです。

やっぱり家族:リンは今でもキーとクウの拠り所です

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頑張れ! リン

2020年07月22日 | リン(旧イエミケ),クウ,キー
相変わらずテーブル下で潜伏生活のリン一家
わが家はもっと広いんだけどな
行き交う仲間たちを眺める目つきは恨めしそう?

テーブル下のキーとクウ(椅子の下にリン)

でも、いよいよリンが動き出した
まずは2階のベッド下からリビングに戻ってきた

リンの拠り所はオジン
リンはクウの拠り所
リンが頑張れば、クウも溌剌としてきます


ニャーの居場所(プリンターの上)にも平気でお邪魔

ニャーを避け、ちび太を避ける生活だけど
ニャーは出会い頭さえ気を付ければ大丈夫
ちび太の追っかけはどっちかというと「遊んで~」

聡明なリンにはそれがわかってきた
あとは、気の強さなら誰にも負けない

頑張れ、リン
オジンが直接手を貸すことはないけれど
常にお前を見守っているからな

ちび太との距離も少しづつ近づきつつあります

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