不定期日記ーねこ窓出張所(Ver.2)

戻ってきたけれど・・・。

 一週間ほど遅くなりましたが、先週の日曜日、夜に無事Bug Ride Partyより帰還しました!道東方面の方々、ありがとうございました。

 レポートは、いずれ作るとして、(本当か?)先日メーカーに修理依頼していた我が青春のPENTAX LX。戻ってきました。

 しかし、不具合がありまして、週明けに再度メーカーに連絡して再修理に出そうと思っています。

 何が起こったかといいますと、モータードライブLXも私は使用している関係で、ボディオーバーホールをする場合、モードラとの連動関連の調整が必要かもしれない、と考えて、念のため検証用にモードラ+バッテリーグリップも送ったところからのお話。


 メーカーより見積もりの連絡が来たときに、モードラについて「巻き戻しが途中で止まりますので修理が必要ですが、おそらくスイッチの調整で直ると思いますので、修理は可能と思います。」という話をされて、私もそういえば、巻き戻し終了していないのにすぐ巻き戻し止まっちゃう現象が出ていたことを思い出しました。

 メインで使っていたときは、フィルムカウンターを見ながら、巻き戻しレバーを手で押さえて、カウンターがゼロを切ってパトローネにベロが入った音を確認したら手を離すと言う作業をしていた訳です。

 メーカーから指摘されるまで、すっかり忘れていましたが、破損などではなくて接点調整だけであれば、まず修理不能になることはないはずなので安心していました。

 そして、修理完了というお電話をいただき、金曜日に到着予定という事で楽しみにしていたのですが・・・。

 カメラ側の動作をチェックし、特に不具合はなさそうだったので、そのままフィルムを通して撮影に使おうかと思ったのですが、念のため普段使わないであろうモータードライブも点検しようかな、という事で、手持ちのニッカドバッテリーパックLXを接続しシャッターボタンを押してみると・・・。

あ、あれ?反応しないぞ?!

 ああ、修理に出す前に念のために軽く充電し、モードラが動くことを確認したバッテリーパックでしたが、もう放電してしまったのかと、一晩充電して朝確認しようと思い、昨日はそのまま就寝。

 そして朝バッテリーパックを再度取り付けてシャッターボタンを押してみても無反応・・・。

 修理出す前には動いていたので、いくら劣化してきているとはいえ、多少は動くはずだと思いましたが、念のため「問題ない」とメーカーの人も言っていた、バッテリーグリップMに12本単3電池を入れて取り付けて確認するも、やはり無反応・・・。

 え~~~っ、うそぉ~~~っ!!

 一瞬途方に暮れました。とりあえず巻き戻し側にダイヤルをセットし、巻き戻しが動くかどうかを確認したところ、それは動くことを確認。

 私はLX修理していなかったので詳しい構造は解りませんが、モードラを付けた場合、おそらくレリーズボタン1段目で露出計スイッチが入ったという信号を受けてボディ下の接点からモードラに信号が行き、シャッタージャージしている場合は、シャッター機構に連動するピンを押し上げるようにモーター(もしくはソレノイド)を動かし、シャッター走行完了した信号を受けると巻き上げ側を動かし、シャッタージャージされた信号を受けてモーターを止める、というシーケンスになっているのではないかと思います。(シャッタージャージしていない場合は、先に巻き上げモーターが動かしてチャージ、その後シャッターを切るピンを動かす、という動作になるかな。)

 レリーズ第一スイッチのすぐ下にモードラ専用のレリーズ検出スイッチを付けている可能性もあるかもしれませんがそこはまあ良いとして、ようはレリーズを押した信号がボディ側が伝達出来ないないか、もしくはモードラ側で受けられないためにシャッターが切れないのであろう、という予想です。

 近くにサービスセンターがあったならば、受け取りの時にその場で確認するところですが、郵送だとそうもいかず、非常に面倒です。

 私も自分の所で修理完成後社内検査してOK、依頼主に納品してそこでも検査OKで、お客さんの所に渡ったら何故か不具合が出て再修理なんて事はありましたから、あまり責めたくはないのですが、ユーザー視点からはやっぱり戻ってきて一発目から不具合が出るのは困りますよね・・・。

 さて、そのほかの部分の修理状況を確認しましょう。ミラーボックス上のモルトプレーンは交換済み。次に、ミラーの裏側にある丸いゴム部品(正式名称は不明)については、写真の通り。



 ゴム部品ではなくて、樹脂製の部品に変更になっておりました。LXは修理した事無いので解りませんが、おそらくこの部品がゴム製だと、劣化によりミラーが張り付いてしまい、動きが悪くなったり、ミラーの角度が正規の値から狂ってしまい、撮影結果でのピント不良になったりする(かもしれない)ため、仕様変更になった可能性がありますね。こういった仕様変更は非常にありがたいですね。

 ただ細かいことをいうと、溶けたゴム部品を外して薬品で清掃したときに、ミラーボックスの反射防止塗装が剥がれたのかどうか解りませんが、ちょっと周りがテカっているのが気になります。

 まぁ、私は細かい所結構気になる性分なので、普通の人は気にしないかもしれませんけどね。ここ手直ししてくれるかな・・・。

 さて、とりあえず今回の修理料金は

ボディ:工賃+部品代+送料込み24,675円(税込み)
モータードライブLX:工賃のみ6,300円(税込み)

という感じです。旧製品の割には私は安いと思います。特にボディの工賃は21,000円(税込み)でしょ。もう工賃なんてすっかり忘れたので他メーカー、他機種との比較は言えませんけどね。

 とは言っても相対的には安いと思いますが、私の懐事情からすれば、決して安い訳ではないので、なかなか痛い出費ですね。これだけあればPENTAX 645N辺りの中古が買えそうな気が・笑。

 でも、結局はメンテしていない(もしくは保証のない)中古は怖いですよね。特に旧職業柄そのあたりはよく感じますね。

 全く関係ない話ですが、上の写真は*ist-DにAF140Cリングストロボでの撮影。このAF140Cでオート撮影が出来るデジタル一眼は、手元に*ist-Dしかないので重宝しますよ。本当は現行のAF160Cがほしいところですが、先立つものが無いですね~。でも、AF540FGZとどっちが使うかと考えると、おそらくリングフラッシュだろうなぁ、私の場合は・・・。あー両方ほしい!!(無理っ・笑)
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