せっかく北海道まで来たのに、しばらく天気が良くないそうなので、
思うがままにブラブラしました。
まず、北海道といえばこの場所です。
★網走刑務所
★何となく立ち寄った、カムイワッカ湯の滝
暖かい温泉が流れています。
もしやと思い、車に積んでおいた長靴が役に立ちました。
トレッキング・シューズだと、
靴に当たった水(お湯)のしぶきが、靴の中に入ってしまいます。
こういうのも、野天風呂というのかな?
★知床半島クルーズ
約3時間かけて、船から知床半島を観光しました。
沿岸部には、所々、魚網が仕掛けてあるので、
その隙間を縫うように岸に近づいたり離れたりします
知床岬
熊もいました。
★知床五湖のガイドツアーに参加
5~7月はヒグマの活動期(発情期)なので、
地上遊歩道はガイド付(有料)でないと入れません。 ※高架歩道は一般に開放
10名以下のグループ毎に、約3kmをガイドさんの解説を聞きながら3時間かけて歩きます。
原則、予約制ですが、空きがあったので当日参加できました。
ウルシの葉っぱだから、絶対に触らないよう注意を受けました。
熊の足跡
熊の爪跡
熊が水芭蕉の根を食べた跡
この木は何歳でしょう?・・なんてクイズもあった。
【正解】こんな感じで年齢を数えます・
間隔が長い所は、その年が暖かかった事を表しているそうです。
中心が抜けた木
ガイドさんから木の中の写真撮影を勧められたので撮ってみた。
ガイドツアーが終わり、高架歩道に上がった。
高圧電線で守られた高架歩道
最近、この高架歩道の近くで鹿が子供を生んだそうです。
ガイドさんの説によると、
鹿の天敵は熊、熊の天敵は人間で、高架歩道の近くで子供を生んだ鹿は
熊の天敵である人間の作った高架歩道の近くなら安全と考えたのでは?
との事でした。 なるほど、鹿も必死なんだな・・
羅臼岳ですが、熊が怖くて登る気になれません。
★今回、もっとも印象深かった苫前(とままえ)の郷土資料館
熊に襲われる開拓民
恐怖に引きつった表情
ひぇ~、確かに怖い~!
後ろの黒い熊よりも、こっちの方がさらに怖い。
思ったより長い爪と牙
なかなかの迫力です。
こんなのに噛み付かれたら、もう終わりだ。
苫前では、今からちょうど100年前(大正4年、1915年)に
「三毛別(さんけべつ)ヒグマ事件」というのがあったそうです。
7人が、冬眠しそこねた巨大な熊によって殺害されるという、
日本史上最悪の獣害だそうです。
移住してきた開拓民の女性二人が熊に食われた。
男も殺されたが、なぜか食われなかった。
食われた女性のうち1人は、頭と足を残して完食されたそうです。
郷土資料館で再現ビデオを見せてもらいましたが、かなりビビリました。
警察も熊に歯が立たず、たった一人のマタギが熊を倒したそうです。
事件の事をもっと知りたいと思ったので、調査報告書を購入して熟読しました。
また苫前から約30km離れた場所に、「三毛別ヒグマ事件」の現場があるというので行ってみました。
熊に食われた女性の1人が妊婦だった事が、事件の凄惨さを高めています。
こりゃもう、熊というよりは、
ゴジラに近い。
「三毛別(さんけべつ)」という地名は、今では「三渓(さんけい)」と呼ばれている。
慰霊碑もあった。
施主の大川春義さんという方は、当時の三毛別村の村長さんの息子(事件当時7歳)だそうです。
犠牲者ひとりにつき10頭のヒグマを仕留めるという誓いを立て、62年をかけ102頭を倒したそうです。
10倍返しのおかげで、関係のない熊までも、とばっちりを受けたみたいです。
やっぱり熊は怖いです。 帰りたくなってしまいました。
それにしても、苫前の人はたくましいと思います。
あんな事件があったのに、熊を町の象徴としています。
苫前町役場前に大きな熊オブジェを置いたり、
三毛別に続く道を、ベアロードと名付けたりしています。
商店街にも熊
交通安全にも熊
ジンギスカンなのに熊?
これほどまでに熊を取り立てているのは、
ヒグマと戦って勝利したという誇りからなのでしょうか。
それとも、他にコレといった特徴の無い町だからでしょうか?
私にはよく理解できませんでした。
あんな凄惨な事件があったのに・・
思うがままにブラブラしました。
まず、北海道といえばこの場所です。
★網走刑務所
★何となく立ち寄った、カムイワッカ湯の滝
暖かい温泉が流れています。
もしやと思い、車に積んでおいた長靴が役に立ちました。
トレッキング・シューズだと、
靴に当たった水(お湯)のしぶきが、靴の中に入ってしまいます。
こういうのも、野天風呂というのかな?
★知床半島クルーズ
約3時間かけて、船から知床半島を観光しました。
沿岸部には、所々、魚網が仕掛けてあるので、
その隙間を縫うように岸に近づいたり離れたりします
知床岬
熊もいました。
★知床五湖のガイドツアーに参加
5~7月はヒグマの活動期(発情期)なので、
地上遊歩道はガイド付(有料)でないと入れません。 ※高架歩道は一般に開放
10名以下のグループ毎に、約3kmをガイドさんの解説を聞きながら3時間かけて歩きます。
原則、予約制ですが、空きがあったので当日参加できました。
ウルシの葉っぱだから、絶対に触らないよう注意を受けました。
熊の足跡
熊の爪跡
熊が水芭蕉の根を食べた跡
この木は何歳でしょう?・・なんてクイズもあった。
【正解】こんな感じで年齢を数えます・
間隔が長い所は、その年が暖かかった事を表しているそうです。
中心が抜けた木
ガイドさんから木の中の写真撮影を勧められたので撮ってみた。
ガイドツアーが終わり、高架歩道に上がった。
高圧電線で守られた高架歩道
最近、この高架歩道の近くで鹿が子供を生んだそうです。
ガイドさんの説によると、
鹿の天敵は熊、熊の天敵は人間で、高架歩道の近くで子供を生んだ鹿は
熊の天敵である人間の作った高架歩道の近くなら安全と考えたのでは?
との事でした。 なるほど、鹿も必死なんだな・・
羅臼岳ですが、熊が怖くて登る気になれません。
★今回、もっとも印象深かった苫前(とままえ)の郷土資料館
熊に襲われる開拓民
恐怖に引きつった表情
ひぇ~、確かに怖い~!
後ろの黒い熊よりも、こっちの方がさらに怖い。
思ったより長い爪と牙
なかなかの迫力です。
こんなのに噛み付かれたら、もう終わりだ。
苫前では、今からちょうど100年前(大正4年、1915年)に
「三毛別(さんけべつ)ヒグマ事件」というのがあったそうです。
7人が、冬眠しそこねた巨大な熊によって殺害されるという、
日本史上最悪の獣害だそうです。
移住してきた開拓民の女性二人が熊に食われた。
男も殺されたが、なぜか食われなかった。
食われた女性のうち1人は、頭と足を残して完食されたそうです。
郷土資料館で再現ビデオを見せてもらいましたが、かなりビビリました。
警察も熊に歯が立たず、たった一人のマタギが熊を倒したそうです。
事件の事をもっと知りたいと思ったので、調査報告書を購入して熟読しました。
また苫前から約30km離れた場所に、「三毛別ヒグマ事件」の現場があるというので行ってみました。
熊に食われた女性の1人が妊婦だった事が、事件の凄惨さを高めています。
こりゃもう、熊というよりは、
ゴジラに近い。
「三毛別(さんけべつ)」という地名は、今では「三渓(さんけい)」と呼ばれている。
慰霊碑もあった。
施主の大川春義さんという方は、当時の三毛別村の村長さんの息子(事件当時7歳)だそうです。
犠牲者ひとりにつき10頭のヒグマを仕留めるという誓いを立て、62年をかけ102頭を倒したそうです。
10倍返しのおかげで、関係のない熊までも、とばっちりを受けたみたいです。
やっぱり熊は怖いです。 帰りたくなってしまいました。
それにしても、苫前の人はたくましいと思います。
あんな事件があったのに、熊を町の象徴としています。
苫前町役場前に大きな熊オブジェを置いたり、
三毛別に続く道を、ベアロードと名付けたりしています。
商店街にも熊
交通安全にも熊
ジンギスカンなのに熊?
これほどまでに熊を取り立てているのは、
ヒグマと戦って勝利したという誇りからなのでしょうか。
それとも、他にコレといった特徴の無い町だからでしょうか?
私にはよく理解できませんでした。
あんな凄惨な事件があったのに・・