2010年03月26日(金)、東京都最高峰『雲取山』に行きました。
鴨沢の登山口(540m)から雲取山山頂(2017m)の標高差は、なんと1477m!
ガイドブックによると、コースタイムは上り:5時間45分、下り:3時間35分で、
合計9時間20分のロングコースです。
ガイドブックによると、日帰りは難しく、普通は山小屋泊だと書いてありますが、
ネットで調べると、日帰りしている人もいるようです。
数日前から、雲取山山頂の山小屋「雲取山荘」の予約をどうしようか悩みながら、
結局、予約せずに当日を迎えた。
夜明け前に、奥多摩湖畔の登山口『鴨沢』の駐車場に到着。
かろうじて1台分の空スペースを見つけて駐車した。
『あ~、良かった。何とか駐車できたよ。』
どうも、他の車は地元の人のもので、登山客の車では無さそうです。
午前6時20分ごろ、雲取山目指して出発!
あいにく空は曇り空ですが、昨晩の天気予報では、今日は快晴のはず。
『そのうち晴れるさ!』・・と思いながら、歩きはじめました。
ですが、登り初めてすぐに小雨が降り出しました。
30分ほどで、「小袖乗越」に到着。
未舗装ですが、大きな駐車場があります。
どうも、ここが登山客用の駐車場のようです。
でも、車は1台も止まっていません。
登山道に入り、標高800mぐらいになると、小雨は雪に変わりました。
さらに標高1000mを越えると、登山道は雪道になり、アイゼンを装着しました。
下の写真は、雲取山~七つ石山を結ぶ「石尾根」です。 標高1700mを越えています。
雪道には、かすかに足跡はありますが、昨日の足跡のようです。
どうも、雪の降る冬山をたった一人で歩いているようです。
山頂までは、まだ300mほど登らなければなりません。
GPSで確認すると、距離もまだ結構あります。
風もだんだん強くなってきて、体力が持つかどうか不安になり始めました。
『今からでも遅くないから、山小屋の予約が出来ないか確認しよう!』と思い、
携帯電話を取り出しますが、電波は全く届いていません。
『やっぱり・・。』
何だか急に、心細くなってきました。
後ろも前も誰もいません。 雪は一向に止みません。
ふと、足元の雪を見ると、ウサギか何かの足跡がります。
『そういえば登山口に”熊が出ます”って書いてあったなぁ・・。』
もう、悪い事しか、思い浮かびません。
『この天気じゃ、山頂まで行っても何も見えないぞ。
今日はここで止めとこう! また来ればいいさ!・・』
結局、雲取山山頂まであと約1時間位のところで、敗退しました。
鴨沢の登山口(540m)から雲取山山頂(2017m)の標高差は、なんと1477m!
ガイドブックによると、コースタイムは上り:5時間45分、下り:3時間35分で、
合計9時間20分のロングコースです。
ガイドブックによると、日帰りは難しく、普通は山小屋泊だと書いてありますが、
ネットで調べると、日帰りしている人もいるようです。
数日前から、雲取山山頂の山小屋「雲取山荘」の予約をどうしようか悩みながら、
結局、予約せずに当日を迎えた。
夜明け前に、奥多摩湖畔の登山口『鴨沢』の駐車場に到着。
かろうじて1台分の空スペースを見つけて駐車した。
『あ~、良かった。何とか駐車できたよ。』
どうも、他の車は地元の人のもので、登山客の車では無さそうです。
午前6時20分ごろ、雲取山目指して出発!
あいにく空は曇り空ですが、昨晩の天気予報では、今日は快晴のはず。
『そのうち晴れるさ!』・・と思いながら、歩きはじめました。
ですが、登り初めてすぐに小雨が降り出しました。
30分ほどで、「小袖乗越」に到着。
未舗装ですが、大きな駐車場があります。
どうも、ここが登山客用の駐車場のようです。
でも、車は1台も止まっていません。
登山道に入り、標高800mぐらいになると、小雨は雪に変わりました。
さらに標高1000mを越えると、登山道は雪道になり、アイゼンを装着しました。
下の写真は、雲取山~七つ石山を結ぶ「石尾根」です。 標高1700mを越えています。
雪道には、かすかに足跡はありますが、昨日の足跡のようです。
どうも、雪の降る冬山をたった一人で歩いているようです。
山頂までは、まだ300mほど登らなければなりません。
GPSで確認すると、距離もまだ結構あります。
風もだんだん強くなってきて、体力が持つかどうか不安になり始めました。
『今からでも遅くないから、山小屋の予約が出来ないか確認しよう!』と思い、
携帯電話を取り出しますが、電波は全く届いていません。
『やっぱり・・。』
何だか急に、心細くなってきました。
後ろも前も誰もいません。 雪は一向に止みません。
ふと、足元の雪を見ると、ウサギか何かの足跡がります。
『そういえば登山口に”熊が出ます”って書いてあったなぁ・・。』
もう、悪い事しか、思い浮かびません。
『この天気じゃ、山頂まで行っても何も見えないぞ。
今日はここで止めとこう! また来ればいいさ!・・』
結局、雲取山山頂まであと約1時間位のところで、敗退しました。