2011年4月17日(日)、八ヶ岳の編笠山に行きました。
コースマップ
前日(土)の夜に家を出発して、道の駅「小淵沢」で車中泊。
早朝、観音平入口(ゲート前)に移動。
車はゲート近くの森の駅「小淵沢」に停めた。
午前6時、出発です。
もう、どなたか登り始めたのでしょうか。ゲート前に車が1台停まってました。
舗装道路を歩きます。
途中、道路右側に観音平への標識を発見。
地図にも登山道の記載があったので、こちらに進んだ。
真っ直ぐに伸びた超幅広の登山道。 防火帯です。
背後には、北岳と甲斐駒ケ岳がよく見える。
誰も歩いていない登山道。
突然、前方で物音がしたので見上げると、ずっと先を鹿が数頭、横切って行くのが見えた。
あまりに広すぎる。 そして静かすぎる。
1人で歩いていると、何だか心細くなってしまう程。 不気味だ・・。
やっぱり、舗装道路を歩いた方が良かった。
長かった超幅広の登山道もここで終わり。
ここからは普通の登山道になります。
斜面が少し急になってきたと思ったら、
何だか見覚えのある柵が現れた。 これは、ヒカリゴケの柵だ。
そして、観音平の駐車場。
あれ~? 車が1台停まってますよ。 いいなぁ~、きっとゲートの鍵を持っている人だ。
道路管理の担当者か地元の林業関係者、あるいは山小屋の管理人・・だろう。
観音平からは編笠山がよく見える。 頂上付近にはまだ雪が残ってます。
観音平の標高は、1560mだ。
ここまで300m以上も登ったのか。 でも、あと1000mくらいあるぞ。
「さて、行くか!」・・と思ったら、いきなり熊注意の看板が・・。 「こっ、怖!」
一応、熊鈴は付けてるけど、出会ってしまったらどうにも出来ない。
こんな看板見ても、ビビるだけだから置かないで欲しいよ。
それにしても、ここまで登っただけで疲れてしまった。
甲斐駒もよく見えるし、ここで終わりにしようかな~。
茅野まで行って、トンカツでも食って帰るか?
でもな~、こんなに天気が良いのに、熊の看板見て敗退っていうのも
何だか情けなさすぎるぞ。
「やっぱり、登ろう!」・・・と気持ちが復活した。
岩のゲートを通り抜けるて進む。
天気はサイコー!
雲海に到着。ベンチに座って小休止。
それにしても人の気配が感じられない。
今日、観音平から登ってるのは私1人かもしれない。
雪が出てきた。
押手川に到着。 看板が傾いてます。
看板が「右から押手、押手!」・・と話しかけてくるような気がしたので、
「大丈夫。 あんたなら、まだ頑張れるよ!」・・と励ましてあげた。
昨年の夏に来た時、ここらの登山道には水が流れていてグチョグチョだった気がする。
どこかに湧き水があるのだろうか?
押手川から先は、急に雪が多くなり、斜面も急になってくる。
チェーンスパイクから、12本歯アイゼンに履き替えた。
それにしても天気が良い。
日焼け止めを塗って、お肌のお手入れ。 それにサングラスだ。
突然、山頂っぽい景色
ハシゴだ。 山頂は近いぞ!
あと少しで山頂だ。
でもトレースが消えかけていて少し怖い。 1歩ずつキックステップで、ゆっくり登った。
日光に当たって雪が溶けかけているので、ズルっときそう。
下りはきっと怖いぞ~。 今日は、ピストンは止めておこう。
そして山頂。 いい景色です。 登ってきて良かったな~
赤岳、ギボシ、権現岳
南アルプス (北岳、甲斐駒ケ岳、仙丈ヶ岳)
絶景です
気になるのは、目の前の甲斐駒ケ岳
昨年の7月、黒戸尾根で登りました。 この時は七丈小屋でテント泊でした。
甲斐駒は、何とか今年も登りたい。
「でも、登れるかなぁ」
この所、急に体力が落ちてきてる感じがする。
それに最近、テント担いでないから、テント担いで山登ったら
また足の付け根が痛くなりそうだ。
さらに足裏には種子骨障害があるし・・・と、不安要素がいっぱいある。
北アルプス
ギボシ、権現岳~三ッ頭
そーだ、権現岳も登らなくちゃ!
昨年5月、あまりの風の冷たさで敗退したっけ。
あの時は安物の手袋にレインウエアだったからな~。
何とかリベンジしたいものだ。
山頂直下の雪庇は大丈夫だろうか?
いろいろ悩みながら絶景を楽しんだ。 まぁ、どれもお気楽な悩みですが・・。
「ダッシュだ!」の看板が面白い
青年小屋を見下ろす。 行ってみよう!
青年小屋、開いてました。 というか準備中のようです。
編笠山を見上げる。 でか~い!
青年小屋からの下山道にはかなり雪がある。
時々、ズボッと落とし穴にはまる。 荒れた感じの場所もあって歩きにくかった。
ここが押手川の展望台か?
それほど景色は良くなさそうな場所だ。
空もかなり霞んできたな~、富士山がボヤけている。
”雲海”の手前では、男女数人のグループに抜かれた。
あれぇ、観音平から登ってる人、やっぱりいたんだ~。
”雲海”では、私を抜いていったグループの方々が小休止していた。
グループの1人に、「今日、登ったんですか?」と尋ねたら、
「昨日登って、泊まった」との事。
テント持ってる様子もないので、「それじゃ、小屋に泊まったんですか?」
と聞いたら、「ええ、小屋をやってる(経営してる)もんで・・」との返事。
あっ、失礼しました。
私の話かけた方は、青年小屋の御主人のようです。
5月連休からの営業開始に向けて準備に来られたそうです。
観音平に停めてあった車も、きっとこの方の車でしょう。
さて、”雲海”の分岐では、富士見平方面に進んだ。
途中にあった展望台
それにしても暑い~ 少し脱ぎました。
富士見平に到着。 ここからは舗装車道になります。
気持ちの良い風にあたっていたら、急にくしゃみが出た。
どうやら八ヶ岳山麓にも春が訪れたようです。
花粉がいい感じに飛んでる~。 こりゃもう、たまらん。
思いっきり深呼吸して、鼻と喉と目で春を感じ取ります。
「ゴホゴホ、ゲホッ・・」 え~、少し吸い込みすぎました。
花粉症だから出来る春の感じ方。
花粉症じゃない人にはわからないよな~、この感じ。
もう、サイコー! (???)
ところで、八ヶ岳の春・・と言えば、横岳の「ツクモグサ」。
7月初旬~中旬が見ごろ。
昨年、八ヶ岳のツクモグサは十分楽しんだから、今年は白馬のツクモグサを見に行こうかな。
どのあたりに咲くのだろうか?
でも、白馬の大雪渓って、かなりきつかったよな。
大丈夫かしら?
どこに登るにも、体力と相談せねばならない私でした・・。
車道歩きは思った以上に長かった。
途中、疲れて道路に座り込んだ。 道路があったかい。
ゲート閉まってるから車は来ない。 道路のど真ん中で寝そべって休憩。
そして、ゲートに到着。
高速に入る前に、道の駅「小淵沢」の奥手にある「延命の湯」で汗と花粉を流した。
中央高速は、小仏トンネルで渋滞20km。
抜けるのに2時間かかって疲れ果てた。
地震の直後はガラガラだった中央高速も、今日はめいっぱい混んでた。
地震や放射能にうんざりして出かけた人も多いでしょうね。
茨城にいると、1日1回ぐらいの頻度で大きな余震がある。
どうにもならない原発のニュースにも、もう飽きた。
移動には疲れるけど、休みの日は遠くの山で安心して遊びたくなる。
コースマップ
前日(土)の夜に家を出発して、道の駅「小淵沢」で車中泊。
早朝、観音平入口(ゲート前)に移動。
車はゲート近くの森の駅「小淵沢」に停めた。
午前6時、出発です。
もう、どなたか登り始めたのでしょうか。ゲート前に車が1台停まってました。
舗装道路を歩きます。
途中、道路右側に観音平への標識を発見。
地図にも登山道の記載があったので、こちらに進んだ。
真っ直ぐに伸びた超幅広の登山道。 防火帯です。
背後には、北岳と甲斐駒ケ岳がよく見える。
誰も歩いていない登山道。
突然、前方で物音がしたので見上げると、ずっと先を鹿が数頭、横切って行くのが見えた。
あまりに広すぎる。 そして静かすぎる。
1人で歩いていると、何だか心細くなってしまう程。 不気味だ・・。
やっぱり、舗装道路を歩いた方が良かった。
長かった超幅広の登山道もここで終わり。
ここからは普通の登山道になります。
斜面が少し急になってきたと思ったら、
何だか見覚えのある柵が現れた。 これは、ヒカリゴケの柵だ。
そして、観音平の駐車場。
あれ~? 車が1台停まってますよ。 いいなぁ~、きっとゲートの鍵を持っている人だ。
道路管理の担当者か地元の林業関係者、あるいは山小屋の管理人・・だろう。
観音平からは編笠山がよく見える。 頂上付近にはまだ雪が残ってます。
観音平の標高は、1560mだ。
ここまで300m以上も登ったのか。 でも、あと1000mくらいあるぞ。
「さて、行くか!」・・と思ったら、いきなり熊注意の看板が・・。 「こっ、怖!」
一応、熊鈴は付けてるけど、出会ってしまったらどうにも出来ない。
こんな看板見ても、ビビるだけだから置かないで欲しいよ。
それにしても、ここまで登っただけで疲れてしまった。
甲斐駒もよく見えるし、ここで終わりにしようかな~。
茅野まで行って、トンカツでも食って帰るか?
でもな~、こんなに天気が良いのに、熊の看板見て敗退っていうのも
何だか情けなさすぎるぞ。
「やっぱり、登ろう!」・・・と気持ちが復活した。
岩のゲートを通り抜けるて進む。
天気はサイコー!
雲海に到着。ベンチに座って小休止。
それにしても人の気配が感じられない。
今日、観音平から登ってるのは私1人かもしれない。
雪が出てきた。
押手川に到着。 看板が傾いてます。
看板が「右から押手、押手!」・・と話しかけてくるような気がしたので、
「大丈夫。 あんたなら、まだ頑張れるよ!」・・と励ましてあげた。
昨年の夏に来た時、ここらの登山道には水が流れていてグチョグチョだった気がする。
どこかに湧き水があるのだろうか?
押手川から先は、急に雪が多くなり、斜面も急になってくる。
チェーンスパイクから、12本歯アイゼンに履き替えた。
それにしても天気が良い。
日焼け止めを塗って、お肌のお手入れ。 それにサングラスだ。
突然、山頂っぽい景色
ハシゴだ。 山頂は近いぞ!
あと少しで山頂だ。
でもトレースが消えかけていて少し怖い。 1歩ずつキックステップで、ゆっくり登った。
日光に当たって雪が溶けかけているので、ズルっときそう。
下りはきっと怖いぞ~。 今日は、ピストンは止めておこう。
そして山頂。 いい景色です。 登ってきて良かったな~
赤岳、ギボシ、権現岳
南アルプス (北岳、甲斐駒ケ岳、仙丈ヶ岳)
絶景です
気になるのは、目の前の甲斐駒ケ岳
昨年の7月、黒戸尾根で登りました。 この時は七丈小屋でテント泊でした。
甲斐駒は、何とか今年も登りたい。
「でも、登れるかなぁ」
この所、急に体力が落ちてきてる感じがする。
それに最近、テント担いでないから、テント担いで山登ったら
また足の付け根が痛くなりそうだ。
さらに足裏には種子骨障害があるし・・・と、不安要素がいっぱいある。
北アルプス
ギボシ、権現岳~三ッ頭
そーだ、権現岳も登らなくちゃ!
昨年5月、あまりの風の冷たさで敗退したっけ。
あの時は安物の手袋にレインウエアだったからな~。
何とかリベンジしたいものだ。
山頂直下の雪庇は大丈夫だろうか?
いろいろ悩みながら絶景を楽しんだ。 まぁ、どれもお気楽な悩みですが・・。
「ダッシュだ!」の看板が面白い
青年小屋を見下ろす。 行ってみよう!
青年小屋、開いてました。 というか準備中のようです。
編笠山を見上げる。 でか~い!
青年小屋からの下山道にはかなり雪がある。
時々、ズボッと落とし穴にはまる。 荒れた感じの場所もあって歩きにくかった。
ここが押手川の展望台か?
それほど景色は良くなさそうな場所だ。
空もかなり霞んできたな~、富士山がボヤけている。
”雲海”の手前では、男女数人のグループに抜かれた。
あれぇ、観音平から登ってる人、やっぱりいたんだ~。
”雲海”では、私を抜いていったグループの方々が小休止していた。
グループの1人に、「今日、登ったんですか?」と尋ねたら、
「昨日登って、泊まった」との事。
テント持ってる様子もないので、「それじゃ、小屋に泊まったんですか?」
と聞いたら、「ええ、小屋をやってる(経営してる)もんで・・」との返事。
あっ、失礼しました。
私の話かけた方は、青年小屋の御主人のようです。
5月連休からの営業開始に向けて準備に来られたそうです。
観音平に停めてあった車も、きっとこの方の車でしょう。
さて、”雲海”の分岐では、富士見平方面に進んだ。
途中にあった展望台
それにしても暑い~ 少し脱ぎました。
富士見平に到着。 ここからは舗装車道になります。
気持ちの良い風にあたっていたら、急にくしゃみが出た。
どうやら八ヶ岳山麓にも春が訪れたようです。
花粉がいい感じに飛んでる~。 こりゃもう、たまらん。
思いっきり深呼吸して、鼻と喉と目で春を感じ取ります。
「ゴホゴホ、ゲホッ・・」 え~、少し吸い込みすぎました。
花粉症だから出来る春の感じ方。
花粉症じゃない人にはわからないよな~、この感じ。
もう、サイコー! (???)
ところで、八ヶ岳の春・・と言えば、横岳の「ツクモグサ」。
7月初旬~中旬が見ごろ。
昨年、八ヶ岳のツクモグサは十分楽しんだから、今年は白馬のツクモグサを見に行こうかな。
どのあたりに咲くのだろうか?
でも、白馬の大雪渓って、かなりきつかったよな。
大丈夫かしら?
どこに登るにも、体力と相談せねばならない私でした・・。
車道歩きは思った以上に長かった。
途中、疲れて道路に座り込んだ。 道路があったかい。
ゲート閉まってるから車は来ない。 道路のど真ん中で寝そべって休憩。
そして、ゲートに到着。
高速に入る前に、道の駅「小淵沢」の奥手にある「延命の湯」で汗と花粉を流した。
中央高速は、小仏トンネルで渋滞20km。
抜けるのに2時間かかって疲れ果てた。
地震の直後はガラガラだった中央高速も、今日はめいっぱい混んでた。
地震や放射能にうんざりして出かけた人も多いでしょうね。
茨城にいると、1日1回ぐらいの頻度で大きな余震がある。
どうにもならない原発のニュースにも、もう飽きた。
移動には疲れるけど、休みの日は遠くの山で安心して遊びたくなる。