リッスン・トゥ・ハー

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協会をなめている

2010-01-26 | リッスン・トゥ・ハー
なめになめている。もうべろんべろんしている。ねたねたと粘液でまみれている。協会は気持ちが悪いが、舐められているうち、それが当たり前のこととして受け入れられるようになってきた。逆にそれがカイカンに感じたりするのだから始末に負えない。そんな協会の気持ちを知っているのでさらにべろんべろん。そのせめぎ合いが面白い。さあ協会側からも舌を出してきたぞ。絡ませてれろれろやっている。みっともない、と年寄りは言う。吐き捨てるように、協会は堕ちたもう終わりじゃ、と言う。そういいながら、ちらりと協会を見る。協会は恍惚として舌を伸ばしている。それをジッと見つめていると変な気分になる。これがあの協会か、わしが若い頃の協会はこんなじゃなかった、いつからこんなにも弱々しく、攻められるままに身を委ねるタイプになってしまったのか。とため息とともにやや興奮している。わしも攻めてみたいものじゃ、とつばを飲み込む。さて協会は目を閉じる。しっかり閉じて下に全神経を集める。全身全霊で舐め返す。唾液が垂れ堕ちるねたねた。ふいに協会は倒れる。ずでーん、と倒れる。それでもなお舌を出して、協会はふるふる痙攣している。して着物のはだけた内館牧子を、勝ち誇った顔で見下ろす朝青龍はゆっくり四股を踏む。


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