リッスン・トゥ・ハー

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three cheers for our side/Flipper's Guitar

2010-01-26 | 若者的図鑑


何がすごいのか、わたしはよくわかりませんでしたよ。正直ね。名盤とかなんとかもう日本レベルじゃないとか、伝説のバンドの伝説のファーストアルバムとか、よくわからない程あがめたててあるからそんなもんかなという反発みたいなのもありましたよ。
聞いてもそれほどわかりやすくないし、すごくポップで明るくて、鮮やかなんですが、それが何か、と思ってしまう。
最初はね。

聞き込むうちに、全く色あせないことにまず気づきます。
何度聞き返しても同じように鮮やかに、楽しく、うきうきしてしまう。
これはなんだろうと考えました。まだわかりません。

おじいさんはさらに聞き込むと、時代を感じる箇所に気づきます。
色あせない音楽であるはずですが、或る時代を感じるのです。その時代特有のライン、それがかすかに感じます。

つまり、今では作りえない当時の、きらきらしたいろんなモンを詰め込んだある。その一瞬でしか作れなかった奇跡によって、出来上がった一枚なのだと。

ほんとうかい?ほんとうさ。
とりあえずこのツインボーカルは最強だい。


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