「ちょっと待って!」
「なんですか?」
「あの子、ちょっと妙じゃない?」
「妙?」
「妙よ、絶対に妙よ」
「妙って何ですか?」
「違和感」
「なにが違和感なんですか?」
「あの子」
「そうですかねえ、あたしは何にも感じませんよ」
「いいや、絶対に違和感、完全なる違和感」
「具体的に教えてください」
「あの子の背に羽があります」
「羽はありませんよ」
「私には見える、大きな羽があるのが」
「いやありませんて」
「正直者にしか見えない羽」
「あたしが嘘つきだと?」
「そうはいってないけど」
「ほぼ言ってるじゃないですか」
「じゃあ言ってる」
「認めた!」
「嘘つき」
「嘘つきじゃない」
「嘘つきはこの国から追放する」
「罪、重!」
「追放し、モロヘイヤの国に住まわせる」
「モロヘイヤって」
「ぬるぬるする野菜」
「いや!」
「じゃあ改めて聞く、羽が見えるよね?」
「見えます」
「じゃあ、あの羽をとってきてみよ、一休よ」
「一休ちゃうし!」
「どうしたできぬのか?」
「うーん、ではお殿様」
「なんじゃ」
「羽が私を怖がってこちらにきません、お殿様が連れてきてください」
「ぬぬぬ、なんと!それは、できぬ、一休、あっぱれじゃ」
「えっへん」
「なんですか?」
「あの子、ちょっと妙じゃない?」
「妙?」
「妙よ、絶対に妙よ」
「妙って何ですか?」
「違和感」
「なにが違和感なんですか?」
「あの子」
「そうですかねえ、あたしは何にも感じませんよ」
「いいや、絶対に違和感、完全なる違和感」
「具体的に教えてください」
「あの子の背に羽があります」
「羽はありませんよ」
「私には見える、大きな羽があるのが」
「いやありませんて」
「正直者にしか見えない羽」
「あたしが嘘つきだと?」
「そうはいってないけど」
「ほぼ言ってるじゃないですか」
「じゃあ言ってる」
「認めた!」
「嘘つき」
「嘘つきじゃない」
「嘘つきはこの国から追放する」
「罪、重!」
「追放し、モロヘイヤの国に住まわせる」
「モロヘイヤって」
「ぬるぬるする野菜」
「いや!」
「じゃあ改めて聞く、羽が見えるよね?」
「見えます」
「じゃあ、あの羽をとってきてみよ、一休よ」
「一休ちゃうし!」
「どうしたできぬのか?」
「うーん、ではお殿様」
「なんじゃ」
「羽が私を怖がってこちらにきません、お殿様が連れてきてください」
「ぬぬぬ、なんと!それは、できぬ、一休、あっぱれじゃ」
「えっへん」
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