リッスン・トゥ・ハー

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コオロギ

2008-09-16 | 若者的詩作
怖い映画を見て眠れなくなった夜です
窓の下ではコオロギがぱたぱたと羽ばたきます

「素敵な歌を歌うから瞳を閉じてしまいなさい
 そうそうあなた本当は、お母さんの子ではありません」

あーもうめんどくさい事思い出した
僕はつぶやくよ、さようなら
薄く頬が光ったの、涙のあとだとあなたは少し笑います