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なつみかんの木々を見上げて

野草大好きなつみかんです。
植物園や身近な場所の植物を紹介します。

植物公園のシンボルツリー~宇治市植物公園2021/1中旬 (3)

2021-01-26 05:31:04 | 植物

宇治市植物公園のエントランスのフラワーロードを進んだ突き当りに、小さい池があります。
そして池の奥に見える大きな針葉樹・・・


この木はセンペルセコイア(スギ科セコイア属)。
北米太平洋岸の高地に分布する、常緑の大高木です。
そう、なつみかん好みの巨木~♡
ということで、どこからでも見えるセンペルセコイア、勝手に宇治市植物公園のシンボルツリーに認定~

ところで、この池、単なる水たまりではなく、面白い仕掛けがあるのです。
上の写真の奥の方、実はこんな感じで滝になっています。
(手前の木は、今の時期のお助け花、ジャノメエリカ)


そして、この水はいったん地下に潜り、湧き水のようになってから水の階段を下りて行きます。
うう、1月に写真を撮り忘れたので、ここだけ去年11月のライオンくんのタペストリー写真です。
今度行ったら、牛さんの写真と差し替えておきます。



お気づきでしょうか、この両側にもセンペルセコイアが沢山!
1996年の開園以来、今年でちょうど25年。
針葉樹の寿命からするとまだまだ若木でしょうが、こんなに大きくなりました。

水の階段の両側は普通の階段になっており、そこを降りていくと正面に花と水のタペストリー。
水の終点はその前にある池です。
池の真ん中はステージになっており、緊急時のヘリポートにもなるそうです。
(宇治市のマークが書かれています)
そして、タペストリーの上の木も多分センペルセコイアですよね。


ハナナと池


オマケに、センペルセコイアの近くにあるバラ園の名残中の名残の花・・・
どちらも寒さでちゃんと開けなかったようです。
こちらはラヴァグルド。


こちらはストロベリーアイス。


さすがにここでティータイムはちょっと・・・ですね~
で、またまたセンペルセコイアに戻ります。

久しぶりに見上げてみました~
こうやって改めてみると、センペルセコイアが宇治市植物公園の中心にどっしりと佇んでいることがわかります。


メタセコイアに比べると、樹皮が荒々しいです。


やっぱり巨木っていいですね~

【撮影:2021/1/17  宇治市植物公園】

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ラクウショウ林の今~宇治市植物公園2021/1中旬 (2)

2021-01-25 05:30:42 | 植物

宇治市植物公園、花は昨日出してしまったので、残りは冬枯れの光景だけです(笑)
その中でも私の好きな場所のひとつ、修景池の畔の「今」をごらんくださいませ。

池の畔に並ぶラクウショウ。
すっかり葉が落ちて、明るくなっています。


見上げるとこんな感じです。


修景池越しに見た光景。これはこれで冬っぽくて好きなのですが・・・


ここのラクウショウは池沿いに植えられており、有名な気根は池の畔にわずかに見え隠れしているだけ。
近づくことはできません。
それがちょっと残念です。

池はそれほど大きくはなく、写っていませんがこの写真の左手の歩道沿いにハス鉢とムクゲ見本園があります。

ラクウショウ林の対岸から池の中の遊歩道に降りることができます。
そこにある大きなセンダンの木、実が落ちていましたが、誰も食べに来ていません。
近くにラクウショウの木が一本あり、茶色い葉はその落葉です。


お楽しみのガマの穂。ほぼ全部ホワホワに・・・


少し残った穂を押して遊んでいたら、またまた黒いズボンが綿毛だらけになってしまいました。
懲りないおばちゃんです。


ハス鉢方向から臨んだ光景。黄色く見えているのは・・・


ハナナが満開でした!!


最後だけ春を感じてくださいましたか?
明日がんばってもう一回だけ宇治市植物公園の記事続けます~

【撮影:2021/1/17  宇治市植物公園】

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まんず咲いたかマンサク~宇治市植物公園2021/1中旬 (1)

2021-01-24 07:17:46 | 植物

困った時のお助け場所、植物園♪
幸い、今回の緊急事態宣言下でも、植物園は開園しています。
特に、わが宇治市植物公園はふだんでも人が少なく、密になる心配ゼロ。
(喜んでいいのか、悲しんでいいのか微妙ですが・・・)

ということで車でビュンと20分、行ってきました宇治市植物公園。
今週は金、土、日とずーーーーーっと土砂降りの雨ですが、行ったのは先週。
寒かったけれど、抜けるような青空が美しい日でした・・・

咲いている花はほとんどなく、実ものもほぼ落下、春の花はまだ蕾・・・
ほら、比較的早春に咲くアセビもこんな感じ。


でも、予想通り、こちらはもう咲いていました。
ウメ(寒紅梅)と・・





白梅はこの1輪だけ。びっしり付いた蕾はまだ堅いです。


ソシンロウバイは結構満開で、遠目にも黄色く見えました


珍しく淡いレモン色の花があったのですが、少し離れていたのでピントがボケボケ・・
おまけに写真で見たら、普通のロウバイにしか見えません(笑)




そしてもうひとつ。
一番最初に咲いていて欲しい花。
遠目には枯れた葉がびっしり残っていましたが・・・


よく見ると、あちらこちらに綻びかけた花たちが!






はい、こちらは春にまず咲く花、マンサク(の仲間)です!
マンサク科マンサク属。
宇治市植物公園のマンサクは葉が残った状態で咲くので、シナマンサクかと思いましたが、色はオレンジ色。
普通の黄色いシナマンサクはあまり見かけません。

さっきから「まず咲く、まず咲く」と連呼していますが、この「マンサク」の語源は「まんず咲く」がなまったもの、
または、花が沢山咲くことから満作(万作)となったと言われています(Wikipediaより)。
確かに、まだ茶色一色の野山でこよりのように細いこのマンサクの花をみたら、胸の中がほんわか暖かくなりそうです。

それにしても、マンサク!
ウメやロウバイに負けてたらあきまへんで~
ちゃんとまず咲かないと。
地元の散歩道にも普通の黄色いシナマンサクの木がありますが、まだまだ蕾は堅いです・・・

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ハルジオンが咲いていました!

2021-01-23 06:30:31 | 植物

緊急事態宣言下でも健康増進のためのお散歩はOK.
ということで、相変わらず地元のお散歩を続けています。
とは言え、そんな短期間で植物の様子が変わるわけはなく、鳥もいつも出てくるわけではありません。
しかも、お正月にほとんどの場所が綺麗に整備され、今でもまだ何も生えていません。
ところが、そんな草むしりの難を逃れた場所があったのです。
そして、そこで見つけたのは・・・



なんと、ハルジオンでした~
ハルジオンはヒメジョオンと同じくキク科ムカシヨモギ属。
でも違いは一目瞭然、舌状花がまるで糸のように細く繊細なのです。
他にも、茎が中空(ヒメは中が詰まっている)、葉が茎を抱く(ヒメは抱かない)などの違いが。
早速葉を見てみると・・・ちゃんと茎を抱いていました。
間違いなくハルジオンです!



道草記録を見ると、ヒメジョオンは実に1~12月まで花を見ることができます。
一方、ハルジオンの花はこれまで4月と5月限定でした。
今回記録を塗り替えましたね!

この様子を聞きつけた水鳥たちの会話。柑橘系も混じっていますが(笑)
マガモ:いや~珍しいな。スーパーマーケットの横の植え込みやさかい、温かったんと違うか。
ハシビロガモ:この時期はあんまり見かけへんな。ヒメジョオンもいいけど、繊細で好きやわ。
なつみかん:そういえば、今月はまだ道草でヒメジョオンみてへんわ。この間の寒さで枯れたんやろか~

 

さて、「花がないない」とぼやいている声が天の神様に届いたのでしょう。
この日は寒い日だったにもかかわらず、オオイヌノフグリ(みん花通称:星の瞳)の青い花や・・


茶色一色の堤防に黄一点、セイヨウカラシナの花が揺れていました。



なんと、ナヨクサフジの迷い咲きが一輪!


そこに現れたヒヨドリの群れ。
カメラを向けると一斉に飛び立ちましたが、一羽だけ逃げ遅れたところをパチリ。
小さっ



なつみかん:何もないようで花咲いてるね!
ヒヨドリ:あたしはセンダンの方がまだマシやわ。しわしわになってきたからそろそろ食べごろかな。



折角花の特集のつもりだったのに、最後はやはり大豆のように見えるセンダンの冬枯れの実。
まだ沢山木に残っています。

こうやって眺めていると、冬枯れの光景から春が見え隠れしているようです。
ほら、あちこちに最近売り出し中のアルストロメリアの新芽も!


花が咲くのが待ち遠しいです。
最後はみなさんに幸せの青い鳥~
イソヒヨドリです!
スーパーの駐車場の塀にのってボーっとしていたので撮り放題!



皆様に幸運が訪れますように・・・

【撮影:2021/1/14, 16  宇治市】



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寒空にお助け鳥たち~宇治川Weekly散歩2021/1/11

2021-01-22 05:35:00 | 鳥さん

お散歩コースの宇治川沿い。
この時期は花どころか緑がほとんどなく、茶色一色です。
しかも、景色が寒々しているだけならまだしも、風が吹き抜けるので本当に寒いです。



それでもトトロの「さんぽ」を歌いながらずんずん歩いているとだんだん体が温まってきます。
この日も早歩きで歩いていると、川に沢山の水鳥が見えてきました。



今日は誰がいるかな~
早速愛用のコンデジでパチリと撮って確認。あ、珍しく今日は全部オカヨシガモですね!
茶色い頭に優しい目が特徴。それと羽の白いところでしょうか。


雌は他のカモの雌と似ていますが、目元と羽の白いところがやっぱりオカヨシガモです。
ご夫婦のオカヨシガモの写真です。


高水敷を歩いて行きますが、なーんにもありません。
と思ったらスズメです! 冬になると群れますね~


近づいたら一斉に飛び立ち、木の上へ。
すっかりふくらすずめになっています。寒そう!


ふと見ると、スズメの横にお久しぶりのツグミちゃんが!


カメラを向けても全然逃げずポーズをとってくれるものですから、何枚も撮っちゃいました~


鳥の顔って正面からみたらちょっと面白い。


きりがないのでこの辺で・・・


最後は、帰りがけにちらっと現れたイソシギ・・・でしょうか。
こちらは近づくとすぐに逃げちゃいました。




ということで、やっぱり冬のお助けは鳥さんです。
この後京都にも緊急事態宣言が出てしまったので、ますます宇治川沿いのお散歩が増えました。
よろしければ、こんな寒々した光景に、今後もお付き合いくださいませ。

【撮影:2021/1/11  宇治川】

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