吊り橋をさらに少し上流に行ったところに秘密の場所があります。
ヤブミョウガの名残の実に迎えられて足を踏み入れます。
株自体は倒れてしまっていますが、金属光沢のある実は健在。
こんな道を進みます。
落ち葉が多く、なんどか滑りかけました。
目的のものは・・・あった!
コウヤボウキのピンクの綿毛♡
そう、この場所は秋にコウヤボウキの花が沢山咲いていた場所です。
コウヤボウキ自体はそれほど珍しいものではありませんが、案外普段の行動範囲では見かけないんです。
(大阪府民の森なんかでは、歩く道々コウヤボウキだらけ、なんてこともあります)
下の写真は10月下旬に見た花・・・
キク科なので、筒状花が沢山集まって一つの花のように見えています。
根元のピンク色が綿毛の素ですね。
花が散ってしまって、残った綿毛が上の写真のようになりました。
(2020/10/25 宇治市)
でもこんなピンク色になるのはまれで、ほとんどがベージュがかった綿毛になります。
茶色く干からびたように見えるのは花柱の名残でしょうか。
見たいものを見られて満足!
あ、ヤブコウジの実発見!
落ち葉に隠れるようにして、点々と実が生っていました。
前に見かけたツルアリドオシの実は全部落ちてしまっていました。
向こうに見える赤い実は・・・葉が落ちてるのでよく分かりませんが、サルトリイバラのようですね。
鮮やかなオレンジのカキの実も!
落ち葉を踏みしめながら宝探しをしている気分になりましたよ~
ということで、滑り落ちないように慎重にまた同じ道を戻りました。
【撮影:2021/1/2 宇治市】