梅園を離れ、寒い戸外を2時間余り、モミジ園、サクラ園、四季彩の丘などうろうろ。
ところが、花どころか、実すらほとんど見当たりません。
そこで諦めないのがなつみかん(笑)
綿毛を見つけましたよ~
このまま載せても面白くないのでクイズにしました。
第一問は、生態園でみつけたこちら。
小さいポンポンが一面光って綺麗でした。
答えは、ヤマシロギク(シロヨメナ、イナカギクとも)です。
綿毛を付けるノギクで有名なのはノコンギクですが、ヤマシロギクにもこのような丸い小さいポンポンができます。
10月初めに同じ場所で見た花をご覧くださいませ。
お次はこちらの綿毛です。葉が写っていたらいいのですが、もう枯れてしまっていました。
でもこの雰囲気、最近見たような・・・
コウヤボウキの綿毛に似たこの綿毛の持ち主は、カシワバハグマ。
似ているのも当然、カシワバハグマはコウヤボウキ属です。
下の写真は同じく10月初めに撮ったものですが、花のくりんくりんも似ています。
こちらはお分かりでしょうか。水車小屋前に沢山咲いていた花の綿毛です。
綿毛というより、綿そのものですね。
こちらはシュウメイギクの花後です。粒々の部分が種なのでしょうか。
ネットで見ると結構面白そうなので、来年はぜひ花から綿毛の変化の様子も観察してみたいです。
下の写真は10月初めに同じ場所で撮ったものです。
こんなに咲いていたのに、綿毛はほんの少し。
もう全部飛んで行ってしまったようです。
最後はこちら。
綿毛じゃないですけれど、おわかりでしょうか?
もうかなりみじめな感じになっていますが、紅葉とお鬚が少し残っています。
答えは、スモークツリー(ハグマノキ)の冬の姿です。
なぜかここ京都府立植物園のハグマノキは毎年このように紅葉とスモーク部分の枯れたものが残ります。
こちらも花の様子をご覧くださいませ。
5月に咲く花はこんなに小さいです。
花のあと、花柄が伸びて煙状になることからスモークツリーの名が・・・こちらは6月の様子。
結構変化を追っていくと面白いです。
最後は、四季彩の丘での唯一の色どりだったジャノメエリカと、
ワイルドガーデンで沢山咲いていたのに気づかず、帰る直前に慌てて撮ったナルキッスス・カンタブリクスです。
もうこれでおしまい、ではなくてまだ続きます!
【撮影:2020/1上旬 京都府立植物園】