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なつみかんの木々を見上げて

野草大好きなつみかんです。
植物園や身近な場所の植物を紹介します。

ハルジオンが咲いていました!

2021-01-23 06:30:31 | 植物

緊急事態宣言下でも健康増進のためのお散歩はOK.
ということで、相変わらず地元のお散歩を続けています。
とは言え、そんな短期間で植物の様子が変わるわけはなく、鳥もいつも出てくるわけではありません。
しかも、お正月にほとんどの場所が綺麗に整備され、今でもまだ何も生えていません。
ところが、そんな草むしりの難を逃れた場所があったのです。
そして、そこで見つけたのは・・・



なんと、ハルジオンでした~
ハルジオンはヒメジョオンと同じくキク科ムカシヨモギ属。
でも違いは一目瞭然、舌状花がまるで糸のように細く繊細なのです。
他にも、茎が中空(ヒメは中が詰まっている)、葉が茎を抱く(ヒメは抱かない)などの違いが。
早速葉を見てみると・・・ちゃんと茎を抱いていました。
間違いなくハルジオンです!



道草記録を見ると、ヒメジョオンは実に1~12月まで花を見ることができます。
一方、ハルジオンの花はこれまで4月と5月限定でした。
今回記録を塗り替えましたね!

この様子を聞きつけた水鳥たちの会話。柑橘系も混じっていますが(笑)
マガモ:いや~珍しいな。スーパーマーケットの横の植え込みやさかい、温かったんと違うか。
ハシビロガモ:この時期はあんまり見かけへんな。ヒメジョオンもいいけど、繊細で好きやわ。
なつみかん:そういえば、今月はまだ道草でヒメジョオンみてへんわ。この間の寒さで枯れたんやろか~

 

さて、「花がないない」とぼやいている声が天の神様に届いたのでしょう。
この日は寒い日だったにもかかわらず、オオイヌノフグリ(みん花通称:星の瞳)の青い花や・・


茶色一色の堤防に黄一点、セイヨウカラシナの花が揺れていました。



なんと、ナヨクサフジの迷い咲きが一輪!


そこに現れたヒヨドリの群れ。
カメラを向けると一斉に飛び立ちましたが、一羽だけ逃げ遅れたところをパチリ。
小さっ



なつみかん:何もないようで花咲いてるね!
ヒヨドリ:あたしはセンダンの方がまだマシやわ。しわしわになってきたからそろそろ食べごろかな。



折角花の特集のつもりだったのに、最後はやはり大豆のように見えるセンダンの冬枯れの実。
まだ沢山木に残っています。

こうやって眺めていると、冬枯れの光景から春が見え隠れしているようです。
ほら、あちこちに最近売り出し中のアルストロメリアの新芽も!


花が咲くのが待ち遠しいです。
最後はみなさんに幸せの青い鳥~
イソヒヨドリです!
スーパーの駐車場の塀にのってボーっとしていたので撮り放題!



皆様に幸運が訪れますように・・・

【撮影:2021/1/14, 16  宇治市】



コメント (10)
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