なつみかんの木々を見上げて

野草大好きなつみかんです。
植物園や身近な場所の植物を紹介します。

賀茂川ぶらぶら鳥散歩

2021-01-18 05:36:12 | 植物

5回にわたって1月上旬に行った京都府立植物園の冬の様子をご覧いただきましたが、今日は植物園へのアプローチ。
賀茂川の様子をご紹介しますね~
いつもは地下鉄北山駅すぐの北山門から植物園に入るのですが、この日は少し時間が早い・・
ということで、2つ手前の鞍馬口駅から賀茂川畔に出てみました。
駅から出て紫明通りを東に向かうとすぐに賀茂川の右岸に行き当たります。
この辺り、エノキやアキニレを中心とした木々が沢山生えており、木好きとしても嬉しいエリアです。
特に今の時期は落葉しているので、木のシルエットが美しい!
下の写真の左はイチョウ、右がエノキでしょうか。
エノキの枝ぶりは、荒ぶっておらず、整っていますね。



右岸の鴨川公園に入ります。
目の前には比叡山が綺麗に見えています。


川に目をやると、枯れた河原が広がっています。
寒々していますが、青空だけが救いです。
賀茂川(鴨川)の光景と言えば思い浮かぶ、川の段差は「床止め」というそうです。
川の勾配を安定させるためにところどころに設けられているそうですが、なかなか風情がありますね。



気候のいい時期はお散歩する人が多いのですが、さすがに厳寒の朝はガラガラ。
トビだけが木の上からじっと見つめています。



心なしか寒そう?
別の木にはもっと沢山のトビが!


まえにご紹介したことがありましたが、おそらくここのトビは餌をもらっているのでしょう。
普段から、木の枝(これもエノキです)で待機しています。
再び川の方に目をやると、あ、カモがいますね!



ヒドリガモでした~
去年の冬に行ったときにも、ヒドリガモが大群でいました。
今年も見られて嬉しいです。


雄は頭から嘴の根元までベージュになっており、オシャレな感じ。
全体の色合いも、茶色からグレー、黒と、センスがいいです。


雌はちょっと地味ですが、体形は同じです。
いつも雄とペアで行動しています。


もっといないかな~と思ってキョロキョロしながら歩いていましたが、なんと川なのに凍ってる!
勾配を緩くしたせいで、流れが遅くこの寒さで凍ったようです。



なるほど~鳥が少ないわけですね。
それでも優しい顔のオカヨシガモや・・・


こちらも今年初見のカワアイサや


お馴染みのアオサギとカワウたちや


サクラの枝にとまったカワラヒワや


枯れたヨシに止まって揺れるスズメや


眠そうなハトさんたちなど。


寒くてもみんな頑張ってます!
頑張ってるのがもうひとつ。
なんと、凍り付く寒さの中で菜の花が咲いていました~
葉が見えなかったのでセイヨウカラシナかセイヨウアブラナかは分かりませんが、ど根性です。


そろそろ橋が見えてきました。
振り向いて朝日に輝く賀茂川に別れを告げて、道路に上ります。


時間もちょうど9時。
今から行けばちょうどいい感じで開園直後に入園できそうです。
北大路通りから正面入り口に・・・と思っていたのですが、なんか景色が違う・・・
え~いつの間にか北大路通りを通り越して、北山通りまで来ていたようです。
まあ、北山門の方が植物生態園に近いので結果オーライということで。
相変わらずボケてるなつみかんでした~

コメント (8)
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