なつみかんの木々を見上げて

野草大好きなつみかんです。
植物園や身近な場所の植物を紹介します。

ひとり占めの初詣~伏見稲荷大社アーカイブ (1)

2021-01-19 05:59:45 | 植物

今年の初詣は少し時期をずらせて行った春日大社でおしまいのつもりでした。
ところが三連休に行った美容院で、「伏見稲荷に3日に初詣行ったけどガラガラだった」という情報を聞き・・・
早速、翌日行ってみました!
(もちろん、緊急事態宣言が出る前です)
家からだと30分もかからないので、特に早起きすることもなくのんびり出発です。
到着は7時45分。普通の年だったら、いくら三が日ではないとはいえ、ある程度人出はあるはずなのですが・・・
例年全国5位の人出を警戒して、みなさん初詣は地元で済まされたのかもしれませんね。
写真の鳥居は一の鳥居。



一の鳥居をくぐって参道を進みましたが、参拝者はぽつり、ぽつり。
でもこれはガイドブックより人の少ない写真が撮れるまたとないチャンスです!
一寸しつこいですが、3回に分けて伏見稲荷大社をご紹介することにしました~

ここ伏見稲荷大社は、全国30000を数える「お稲荷さん」の総本宮です。
背後の稲荷山に稲荷大神(宇迦之御魂大神)が降臨されたのが711年。
奈良時代が始まったばかりの時ですね。
それ以来、稲荷大社は、五穀豊穣、商売繁盛の神様として、庶民の厚い信仰を集め続けています。
その後、日本人のみならず諸外国からの人気を集め、日本の人気スポット第一位の栄誉にかがやいたこともあったとか。
今回以前、直近で参拝したのは2014年の3月でしたが、その時はすでに外国人観光客の姿が目立っていました。
ところが今回は・・・

こちらは楼門、一人もひとがいません!!
創建は16世紀と新しく、豊臣秀吉によって作られたとのことで、重要文化財です。



楼門をくぐったところにある外拝殿。こちらも重要文化財。


そしてその奥がご本殿・・・かと思ったら、こちらが内拝殿だそうです。
朱塗りが目に眩しいです。
まるで人払いしたような静けさの中、ゆっくりと参拝することができました。
この奥にご本殿があるそうですが、直接見ることはできません。
これらの建物は元々鎌倉時代にこのような様式で作られたそうですが、応仁の乱で焼失。
その後、再建、改修を繰り返し、今に至っているそうです。



これだけ空いていたら、有名な千本鳥居ものんびりと写真を撮れそうです。
本殿の左横を進み、この朱塗りの鳥居を抜けると突き当りに「玉山稲荷神社」が見えてきます。


「玉山稲荷神社」です。標識の通り、右手に進みます。


右手には白狐社、奥社の2社があり、その左手より、朱塗りの鳥居のアーチが始まります。
朱塗りのツヤツヤした鳥居は稲荷山を縫うように建てられています。



こちらの鳥居を抜けると・・・



いよいよ千本鳥居の始まりです!


右側通行なので、右の道を進みます。
視界がすべて朱色・・・なんだか異次元に連れて行かれそうな不思議な感覚にとらわれました。



(つづく)

【撮影:2021/1/11  伏見稲荷大社】

コメント (17)
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