なつみかんの木々を見上げて

野草大好きなつみかんです。
植物園や身近な場所の植物を紹介します。

藤森神社に紫陽花を見に行く(2)~第一紫陽花苑にて

2020-06-25 05:31:20 | 植物

藤森神社あじさい園の続きです。
第一紫陽花苑は豊かな木々の間を埋めるように多くのアジサイが植えられています。


木好きのなつみかんにとっては絶好のロケーション。


木漏れ日というには強すぎる夏の日差しの中を歩きます。
紫陽花にスポットライトが当たっているみたい。


どこを切り取っても素敵な光景です。
ここは玉アジサイがメインなのでしょうか。


それもどちらかというと濃いピンク系が多い気がしました。
他の品種や色はもう終わってしまったのかもしれません。
枯れかけた花など一輪もなかったので、いつもきれいな花が見られるように管理されているのでしょうね。

私の好きな紫の花の後ろに、ピンクのバックコーラス。


純白のガクアジサイ!ここでは新鮮です。


唯一残念なのが、住宅地に隣接しており、うかつに写真を撮ると、おうちが写ってしまうこと。
(下の写真の左の方に少し写っているのがそれです)


さて、第一紫陽花苑を出て、こんどは第二紫陽花苑に向かいます。
その前に、今の時期だけのあじさいの御朱印をいただきました。
夜に写真を撮ったので分かりにくいですが、水色の紙です。ピンク色のと2種類ありました。

      

【撮影:2020/6/21 京都市伏見区藤森神社】

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藤森神社に紫陽花を見に行く(1)~ご由緒で終わってしまった

2020-06-24 05:31:09 | 植物

6月といえばアジサイ。今年はまだ見てないな~


そこで、梅雨の晴れ間の日曜日、思い立って見に行くことにしました。
地元宇治には三室戸寺というアジサイの名所があるのですが、すごい混雑と聞き、今回はパス。
そこで今回はお隣京都市伏見区にある藤森神社のあじさい園へ。
JRを使えばすぐに到着です。


9時開園で9時5分頃に着いたのですが、もう結構な人出。
参道はクスノキの見事な巨木だったのですが、写真が撮れませんでした。
阿吽の狛犬にご挨拶して・・・
 

拝殿を通りぬけ・・・


まずは本殿に参拝。
ここ藤森神社は今から約1800年前に、神功皇后によって創建(!!)された皇室とゆかりの深い古社だそうです。
菖蒲の節句発祥の神社として知られ、今日では勝運と馬の神様として、競馬関係者や競馬ファンの参拝者で賑わうそうです。
(同神社ホームページより)
勝負に勝つということで、受験合格を祈る人の参拝も多いとのこと。
なかなか風格のある本殿ですね。


本殿右手には、神功皇后が三韓征伐から凱旋したのち、いくさ旗を立てた塚(御旗塚)が残っています。
塚というより、木の切り株に見えました・・・
この周辺一帯、第二次世界大戦まで軍用地だったので、きっとその関係でも信仰を集めたのでしょうね。


木といえば、本殿向かって右手の大きなクスノキ(区民誇りの木)にうっとりです~


そうそう、手水舎の横には馬の銅像も立っていましたよ。
目元が可愛く、なんだかポニーのようです。子供に大人気でした。


さて、いよいよあじさい園にGO!
入り口のテントで入園料(300円)を支払い、お札とご由緒書きをいただきます。
あじさい園は第一と第二の2か所あり、まず参道横の第一あじさい園から見学。
満開!とまでは行きませんでしたが、そこそこ咲いていました。
こちらは主に玉アジサイなのでしょうか。


ちょっと長くなったので、次回へ続く・・・

【撮影:2020/6/21 藤森神社】

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木の実、木の花~宇治川weekly散歩200615(後編)

2020-06-23 05:17:47 | 植物

後編は、宇治川沿いで見た木の実、木の花です。
1時間弱しかいなかった割には、結構咲いていましたよ~

ムラサキシキブ(シソ科ムラサキシキブ属)
なんだか木本のシソ科って不思議な感じです。
さすが源氏物語宇治十帖の舞台だけあって(笑)、この辺りはムラサキシキブの木が多いです。


ヒメコウゾ(クワ科コウゾ属)
知らない頃は見ても気づかず、一度目につくとあちらにもこちらにも・・・の典型。
この時期、キイチゴのような赤い実をよく見かけます。
低山地の林縁に自生・・・まさにそんな場所に生えています。

ご存じ、和紙の原料になるコウゾは、このヒメコウゾとカジノキの雑種だそう。
ヒメコウゾは和紙にならないのでしょうか。


林縁のある場所を離れ、川側の歩道を歩きます。いつもと様相の異なる川・・・


こちら、同じ場所の5月下旬の様子です。
これでもダムを一か所放流しているので、川の水は多い方・・・のはず。

(2020/5/23)

そんな川辺には今アカメガシワ(トウダイグサ科アカメガシワ属)の花が満開です。
荒れ地に一番に生えるパイオニア植物だけあって、そこら中に生えています。
雌雄異株で、こちらは雌株。

花のアップ。


こちらは雄株。


ぼんぼりのような蕊だらけの花が可愛いです。


この間も登場したトウネズミモチ(モクセイ科イボタノキ属)の花。
匂いはともかく、咲き始めは純白で綺麗です。


5月に満開になっていたウツギですが、何やらウツギに似た花が咲いていました。
でも葉が細く明らかにウツギと違います。何ウツギ?


そんなこと知~らない! ヒメコウゾの実食べてるんだもーん


そろそろ8時を過ぎました。9時までに戻らないと仕事に間に合いません。
速足で歩いていると、遠くに見えてきたのは・・・
ネムノキ(マメ科ネムノキ属)!!


自然の中で生き生き咲いている花は、街路樹になっているネムノキより綺麗に思えます。

まあ、タイミングだけかもしれませんが(笑)

やっと吊り橋に戻りました。駐車場まであと少しです。


6/23現在、そろそろ放流も収まってきたころです。
また来週くらいに出かけたいと思います。

【撮影:2020/6/15  宇治川】

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大迫力の天ケ瀬放流~宇治川weekly散歩200615(前編)

2020-06-22 05:10:37 | 植物

何も梅雨入りしたからと言ってそんなに降らなくても・・・
というほど続いた雨の間は、ほとんどダムの放流はしていませんでした。
ところが雨の止み間に宇治川下流にお散歩に行くと、川辺のスピーカーから天ケ瀬ダム放流のお知らせが・・・
「ポンポンポンポーン こちらは国土交通省天ケ瀬ダムです。まもなくダムの放流量を増やします。
危険ですので、川に入ったり、川岸に近づかないように注意してください」
(言葉は違いますが、だいたいこんな感じです)
よっしゃー、しばらく放流続くぞ~

雨の上がった翌早朝、その様子を見に天ケ瀬ダムまで車で向かいました。
いつもの駐車場所に車を止め、急ぎ足で白虹橋に向かい、ダム方向を見ると・・・
やりました!3か所から大量の放流!


少し寄って放流の様子を・・


少し引いてみると、川の勢いがいつもと全然違います。


ちなみに、夜はライトアップされているそうです。
夜に星を求めて徘徊を続ける星夫から分けてもらった写真です。


橋の反対側、つり橋方面の流れも相当なものです。落ちたらひとたまりもありませんね。


これで満足・・・少しだけ花の様子も見て帰ることにしました。
キリの木に緑の実が付いていました。


何もないと思っていたら、思いがけず素敵な花を発見!

オカトラノオ(サクラソウ科オカトラノオ属)です!
ちょうど咲き始めの美しさ・・・


ホタルブクロもまだ綺麗に咲いていました。ちょっとそばかすが出てきましたね。

ビタミンカラー年中ほぼ無休のクサノオウ(ケシ科クサノオウ属)。


そして、今回オカトラノオと並んで\(^o^)/の初見は、このノッポさんです。
    

お分かりでしょうか? そう、ムラサキニガナ(キク科ムラサキニガナ属)です。
すごく背が高く、大きいものでは180㎝くらいになります。
この株も結構長身。なので花が揺れる揺れる・・・

ボケるボケる・・・
暗い上に揺れるので何枚も撮ったのにすべてピンボケでした。それでも見ていただきたかったので・・・

ちなみにこの日のダムからの放流量は、下の写真の通り718立方メートル/秒。
放流最大量が840立方メートル/秒くらいだそうですので、結構多いですね。


ひょっとしてこんな写真たちを載せたら流されないか、またなつみかんがアホなことしないか、
ご心配してくださる方もいらっしゃるかもしれません。
でも、心配ご無用!
川は道路のずっと下の方を流れており、川辺には(大胆な釣り人以外)近づけません。
なので、迫力ある様子を上の方からのんびり楽しむことができるんです。

【撮影:2020/6/15 宇治川】

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梅雨のお散歩~川沿い編

2020-06-21 06:30:56 | 植物

雨がまた少し小やみになってきたので、続いて山科川までやってきました。
というのも、この前の日の夕方、買い物に行ったときにネムノキが咲いているのを見たので・・


どうして雨なのに葉が干からびてる?と一瞬思いましたが、日暮れ時なので葉が眠っていたのでした。
花も葉も起きているところをぜひ見なくては・・・

というわけでやってきました。山科川!


ハトたちも雨宿り中です。


目をあけたまま寝ていますね。1本足格納中。


雨に濡れて、ユズリハや、地面に落ちたホルトノキの赤い葉や・・・」
 
ナンジャモンジャとカリンの青い実も生き生きと・・・
 

川の水、少し濁っているくらいで、それほどまだ増えていません。
でも、サギもカルガモも姿が見えません。みんなどこに避難しているのでしょうか。

庭木の王(今、Wikipediaを見て知りました)、モッコクの蕾にしずくが・・・


そしてようやくネムノキ発見!
・・・あれ、葉は開いてるけど、花が髪を洗って乾かしていない人みたいになってる・・・
今日は朝から大雨、こうなるのは当たり前やった~(泣)

でも、淡いピンクが鮮やかな赤になって、結構遠目には綺麗でしたよ!(負け惜しみ・・・)

その横にあったタイサンボクの美しかったこと!


すっかり気を取り直したところへ、またもや本降りの雨に・・・
慌てて元の場所に戻ります。
まだ同じ場所でハトたちが雨宿りしてました。
木の上の3羽も同じ。特権階級?早い者勝ち?
手前の一羽は、私がカメラを出そうとバッグをあけてごそごそしていたら、餌貰えると思って寄ってきたハトです。
写真を撮り始めると、「チッ」と横を向いてしまいました。


シロツメクサは雨が嬉しそうです。


セイヨウミヤコグサも!


われながら、雨なのにご苦労さんでした~(笑)

【撮影:2020/6/13 山科川】

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