なつみかんの木々を見上げて

野草大好きなつみかんです。
植物園や身近な場所の植物を紹介します。

2つの時代を花とともに生きた

2019-04-28 05:37:56 | 植物

昭和一桁生まれ、平成31年4月没。
まさに2つの時代を生きたその人は庭の花をこよなく愛していました。



その人の名はハハ。



寝る間も惜しんで花の世話。
これらの写真を撮ったのは真夏。
日の出から日の暮れまで、野良仕事ならぬ庭仕事三昧の日々。
その甲斐あって、花たちはいつも精一杯綺麗に咲いてくれていました。



                   

たまたま家に残っていたのがこんな写真だけでしたが、春は足の踏み場もないほどのパンジーにサクラソウ。
花が終わっても丹念に採種し、次の年に蒔いて育てていたのを覚えています。
特にパンジーにはこだわりがあり、しょっちゅうHCへの運転手を仰せつかり、多いときは3箇所くらい回りました。

こちらは駅前花壇のパンジーですが、普通の色なのでハハの気には召さないかもしれません(笑)

        

そんなハハの庭も無人になってはや8年。
年に数度の剪定と草取りのみのお手入れで、この4月にはこんな状態に・・・
強いラベンダーだけが繁り・・・



後は見渡す限りのスズメノエンドウ。

       

でも形は違っても花好きはしっかりとムスメに受け継がれ・・・
春にはハナミズキが咲き乱れ



ちょうど2年前の今頃ポット苗で購入したキンギョソウ、絶えたと思っていたらまた花を咲かせてくれました。

        

  こちらもすっかり枯れてしまったと思っていた〇イソーのハナキリン、ハハの逝った朝に、小さな一輪の花を咲かせていました。

                        

       
私なりにこれからも花と向き合っていきますので、どうぞ見守っていてくださいね、おかあさん。  

コメント (29)
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