時間があまりないので速足で通り過ぎる・・・はずだったのですが、遠くにピンクの花を沢山付けた木を発見。
近づくと・・・シデコブシ(モクレン科モクレン属)です!
コブシに似ていますが、花弁の数が多いです。日本固有種で、野生の木は絶滅危惧種。
モクレンの仲間ですが、くしゅくしゅとウェーブのかかった花弁が独特で、風が吹くとさやさやと揺れます。
ちょうど咲き始めで美しい姿をみることができました。
シデコブシの由来は、神社で神主さんがお払いの時に使う四手に似たコブシという意味。
奥に咲いていた白い花、コブシでしょうか。
花の付け根に葉が見えます。もうかなりヨレヨレですね。
隣にあったこの花は、ユスラウメ(バラ科サクラ属)。
花よりも赤い実の方が有名なのではないでしょうか。
結構小ぶりの木ですが、花付きはいいです。下の写真の中央部分、分かりますでしょうか。
今年初見のミツバツツジ。咲き始めが新鮮♪。
お馴染みサンシュユも、まだまだ元気に咲いています!
こちらもお気に入りです。
今回はなんといってもシデコブシが見られたのがラッキーでした。
(つづく)
【撮影:宇治市植物公園 2020年3月21日】