2週間ぶりの京都府立植物園。
春の花が次々と咲き始めているとの週刊植物園情報を見て、車でビュンと行ってきました。
着くなり、「私がご案内しましょう~」とジョウビタキのジョビ太くん。
クスノキ並木を抜けて・・・と。
あっちだよ。
向こうに見えてきたのは・・・
植物生態園の看板のはるか上に見える黄色い花・・アオモジ(青文字;クスノキ科ハマビワ属)です!
花言葉は「友人が多い」。
花や枝はレモンの香りがするそうですが、背が高すぎて確かめるすべもありません。
生態園に入ります。週刊植物園情報によると、同じくクスノキ科のあの花も咲いているとか。
これ・・・?
咲き始めのダンコウバイ(檀香梅;クスノキ科クロモジ属)
種に強い芳香があることから、この名前が付いたそうです。
花言葉は「永遠にあなたのもの」なんですって。
枝の途中にポンポンを持ったような花ですが、遠いのと咲き始めでよく分かりません。
クロモジ属早わかりはこちらの記事で・・・お時間あればこちらも。
すぐ近くには黄色いぶら下がり系。
キブシ? いいえ、このがっちり沢山花がついているのはハチジョウキブシ(八丈木五倍子;キブシ科キブシ属)。
その名の通り、八丈島など伊豆七島に自生するキブシの仲間。
花言葉は「出会い」。
逆光が綺麗だったので、少し上品目に撮りましたが、ごろんごろん花が沢山ついて太い花序が
沢山ぶら下がるのが特徴。
そんな花序を下から覗いてみました。雌雄異株だそうですので、こちらは雌株でしょうか。
うんうん。やっぱり春は黄色系の花が多いな~と思って歩いていると、これぞザ・早春のこの花が。
まんず咲く、のマンサク(万作;マンサク科マンサク属)がまだ咲いていました!
地元で植栽されているのはシナマンサクが多いのですが、こちらは純正マンサクのようです。
細い花弁が優し気です。
花言葉は、「呪文、魔力」。なぜに・・・
生態園の早春の黄色い花といえば、こちらを忘れてはいけません。
北門側の入り口付近に咲いているミツマタ(三椏;ジンチョウゲ科ミツマタ属)です。
正門側には大きな花のタイリンミツマタもありますが、こちらは普通サイズのミツマタです。
色は・・・山吹色に近いですね。
花言葉は「強靭」。確かにミツマタから作る和紙は紙としては強靭かも。
ということで、京都府立植物園3月特集、初日の今日は黄色い木の花でした。
こうやって並べてみると、クリーム色に近いものから、レモン色、緑に近い黄色、山吹色まで色々なトーンがあって楽しいです。
やっぱり春は黄色ですね!
【撮影:2020年3月7日 京都府立植物園】