昨日はハーブ園の草花をご覧いただきましたが、ハーブ園にあるのは草だけではありません。
遠目にも黄色く見えるこの木は・・・
そう、サンシュユ(ミズキ科ミズキ属)です!
固い4枚の苞葉がはじけると、中から沢山の黄色い花が飛び出します。
花弁は4枚、雄蕊も4本。
そして、こちらはミズキと名前は付いていますが、マンサク科のトサミズキ。
少しずつ花が咲き始めていました。
3月頃から、花穂が伸びて7~10個の花がぶら下がって咲きます。
ヒュウガミズキとも似ていますが、トサミズキは雄蕊の葯が濃い赤になることで容易に区別できます。
去年の実と、今年の花の新旧交代の図。
近くにあった新芽がバラのような形で綺麗でした。
何かと思ったら、カリン(バラ科カリン属)の新芽です。
よく見ると、葉の縁にぷちぷち何か付いています。
これは何なのでしょう?? もっとちゃんと撮ればよかった・・・
場所を変えて歩いて行くと、途中ピンクに色づいたアセビが・・・
真っ赤ではないので、いわゆるアケボノアセビでしょうか。ツツジ科アセビ属。
さらに進んで温室に戻る方向に進むと、いつものあの花が。
そう、ミヤマウグイスカグラ(スイカズラ科スイカズラ属)です!
上の写真は一つだけの花ですが、スイカズラ科らしく2つペアの方が多いです。
ミヤマウグイスカグラはウグイスカグラと違って毛深いのが特徴。
下の写真でわかりますよね。
木々の春、いかがでしたか?
黄色やピンクに心も明るくなりますね~
(つづく)
【撮影:2020年2月29日 宇治市植物公園】