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なつみかんの木々を見上げて

野草大好きなつみかんです。
植物園や身近な場所の植物を紹介します。

木々の春~宇治市植物公園2020年早春(4)

2020-03-07 05:46:29 | 植物

昨日はハーブ園の草花をご覧いただきましたが、ハーブ園にあるのは草だけではありません。
遠目にも黄色く見えるこの木は・・・


そう、サンシュユ(ミズキ科ミズキ属)です!
固い4枚の苞葉がはじけると、中から沢山の黄色い花が飛び出します。
花弁は4枚、雄蕊も4本。
     

そして、こちらはミズキと名前は付いていますが、マンサク科のトサミズキ。
少しずつ花が咲き始めていました。


3月頃から、花穂が伸びて7~10個の花がぶら下がって咲きます。
ヒュウガミズキとも似ていますが、トサミズキは雄蕊の葯が濃い赤になることで容易に区別できます。
去年の実と、今年の花の新旧交代の図。
    

近くにあった新芽がバラのような形で綺麗でした。
何かと思ったら、カリン(バラ科カリン属)の新芽です。
よく見ると、葉の縁にぷちぷち何か付いています。
これは何なのでしょう?? もっとちゃんと撮ればよかった・・・


場所を変えて歩いて行くと、途中ピンクに色づいたアセビが・・・
真っ赤ではないので、いわゆるアケボノアセビでしょうか。ツツジ科アセビ属。


さらに進んで温室に戻る方向に進むと、いつものあの花が。
そう、ミヤマウグイスカグラ(スイカズラ科スイカズラ属)です!


上の写真は一つだけの花ですが、スイカズラ科らしく2つペアの方が多いです。
ミヤマウグイスカグラはウグイスカグラと違って毛深いのが特徴。
下の写真でわかりますよね。
    

木々の春、いかがでしたか?
黄色やピンクに心も明るくなりますね~

(つづく)

【撮影:2020年2月29日 宇治市植物公園】



コメント (10)
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