千艸の小部屋

四季折々の自然、生活の思いを、時には詩や創作を織り交ぜながら綴りたい。

友の店

2019年03月17日 | 日記

 3月いっぱいで店を閉じる。
 Y子と花を持って会いに行った。

 土曜日の午後、客数が多かった。



 Mちゃんも来たので、会話が弾んだ。
 腰椎を痛めて入院したこと。北海道犬たちのため、家の中に犬の遊び場を設けたこと。手術はしたがまた入院になったときの犬たちの気配りを忘れない。カキドオシ茶を煎じて飲んでいることなど・・・
 我が家の夫もカキドオシ茶やクロモジ茶を煎じていた。話のついでに「木の芽摘み」が始まるね、とMちゃんの得意分野の一つをキラキラするまなざしで語った。
  その木の芽摘み、あんまり得意ではない私・・・
 何年か前、何人かで出かけたなあ。どこだったっけ。Y子は思い出そうとしている。登川でしょう。我が家に(香典持って)来てくれたとき、Tさんも誘って、あそこ結構いっぱいあったよね。
 そうだ、そうだ、思い出した。そうだったよね。



 たまたま手帳に書いていたから思い出したのだ。2012年5月9日だ。写真も何枚か撮っている。お昼はコンビニでおにぎりやら飲み物やら買って登川堤に設置された木のテーブルと椅子に腰かけて食べている。土手沿いに原っぱがあって、そこで摘んだ。最初は目が慣れなくて枯れ草の間を探した。慣れてくると夢中になった。巻機山、金城山を眺めながら楽しいときを過ごした。
 店の友は客の注文する料理を作りながら私たちの声に耳を傾けている。彼女も花粉症が酷くマスクは手放せない。
 Y子は昨年から、ある市民講座に参加している。私や店の2人にも声をかけた。自信なかったが、2人は行ってみたいという。私も快く頷いた。
 この店はなくなっても私たちはつながっているのだ。嬉しくなった。

 しめっぽい話はしないまま手を振って店を後にした。

 また来るつもりだ。

 翌日メールがきた。

 おはよう(^o^)
 昨日は綺麗なお花をありがとうm(_ _)m
 友の笑顔に救われた素敵な時間をありがとう♡♡♡
 これからまた一緒の時間を持てる未来に救われました♡(^o^)♡



 早朝ウォーキングを始めた。

 3/10 6:03
 
 八海山 うっすらと赤くなる。



 3/12 6:17

 朝もや



 3/17 6:07

  全体に靄が濃い。手袋をした指先がかじかむ。冷た~い!



 その前から少しずつ始めていたが、
雨や雪が降ったりで、なかなか春らしい日々が持続しない。



 アブラチャン(クスノキ科クロモジ属)

 2月末に山裾で折ってきた小枝。
 家の中で花盛りだ。

 なかなか愛らしい花である。