千艸の小部屋

四季折々の自然、生活の思いを、時には詩や創作を織り交ぜながら綴りたい。

秋桜の花咲く魚沼の里

2016年10月23日 | 日記





 左側の建物は、お客様も社員も食事を楽しめる「社員食堂」だ。結構繁盛していると聞く。残念ながらまだ一回も利用していない。近くにパン屋も出来るようだ。只今、建設中・・・





 只今、新米にて清酒「八海山」の仕込み中?白い湯気が上がっている。



 濃いピンク、薄紅色、淡紅色、薄いピンク、中には白い秋桜、様々な色が寄り添うように咲いている。
 競い合わないところがいい。





 薄紫の花を撮っていたら、後ろから男性の声が・・・
「何という花ですか」
「分からないんですよ」
 男性は納得して、視線を前に向けた。
 その花の名前も・・・
 何だっけ。
「フジバカマですね」
 そうだ。フジバカマだった。
「アサギマダラが寄ってくるそうですよ」
「ほう~っ、アサギマダラですか。フジバカマは甘い蜜を出しますからね」
「そうなんですか」
「お~い!アサギマダラだってさ」
 三人の男性たちが近寄ってくる。
 一人の男性はスマホで検索を始めた。
「よくご存じですね」
「いいえ、私は何も・・・向こうで夫が写真を撮っています」
 フジバカマの花の間で、シャッターチャンスを狙っている一眼レフの夫の姿が見えた。

 仲間たち、団体、家族と思われる人々が、次から次へと訪れて、あちこちに分散している。




 「プラン ドゥ プラン」の建物。一階には菓子工房、二階には料理教室を行うレンタルスペースがあるようだ。八海醸造 第二浩和蔵(清酒八海山が生まれる酒蔵)。斜面にはビオラ、名前が分からない花々の姿・・・
 秋色の風景だ。



 十月二十九日(土)
 秋桜まつりが開かれる。



 庭のりんどう。

 植木鉢の木の間から芽を出し、花開いた。
 昨年秋移植したりんどうは芽が出なかった・・・



 十月二十三日、
 中越地震発生の日から十二年・・・
 あの日のことを思い出す日となった。

 秋桜の花咲く季節でもある。