秋ですね、
と呟きたくなるような、そんな雨の週末・・・
以前のことだが、FMラジオのパーソナリティがその人のことを口にしていた。
秋ですね。
あの方、懐かしいですね。なぜか、あの方の歌を想い出すんですよ。
あの方、大塚博堂さんの歌をお聴き下さい。
ホトトギス
過ぎ去りし想い出は
木枯らし吹く街のように
孤独な胸の奥深く
通りすぎて行く
愛は雪をとかし 恋が芽生えて
共にくらした日々は
遠い遠い 今はむなしい
過ぎ去りし想い出に
ただ一人涙うかべ
若い日の ほろにがい酒に
もう一度酔いしれる
「大塚博堂?」
その
歌声は私の五感を揺るがし、心の琴線に触れることになった。
愛は雪をとかし 恋が芽生えて
共にくらした日々は
遠い遠い 今はむなしい
過ぎ去りし想い出は
粉雪舞う街のように
孤独な胸の奥深く
通りすぎて行く
(過ぎ去りし想い出は 大塚博堂 歌 作詞 作曲)
声にたまらなく痺れた。顔も、経歴も知らなかった。
後に知ることとなったが・・・
ダスティン・ホフマンになれなかった
テレビの名画劇場で
「ジョンとメリー」を見たよ
ダスティン・ホフマンが主演の
行きずりの恋のお話さ
まるであの日の ふたりみたいで
胸が熱くなって 仕方がなかった
君にもう
二人の子供がいるなんて
僕のまわりだけ
時の流れが遅すぎる
君と一緒に見に行った
「卒業」を覚えているかい
花嫁を奪って逃げる
ラストシーンが 心にしみたね
なのにあの日 僕は教会で
君を遠くから ながめているだけだったね
君はもう
二人も子供がいるなんて
僕のまわりだけ
時の流れが遅すぎる
ダスティン・ホフマンになれなかったよ
ダスティン・ホフマンになれなかったよ
(大塚博堂 歌 作曲)
四人での仕事中、大塚博堂と村下考蔵、どちらが好きか言い合ったことがあった。
私ともう一人は大塚博堂派、
夫ともう一人は村下考蔵派、何とか引き分けとなった。
その後、大塚博堂熱はおさまった。
大塚博堂も村下考蔵も、若くしてこの世を去っている。
村下考蔵の歌も好きだが、
聴きたくなるのは、中島みゆきのスローバラードだ。
ホウズキ
稲が穂を垂れて、秋の気配を感じるようになった。
季節は秋・・・
夜中から冷たい雨が降っていた。
朝も雨・・・
FMラジオを唐突に思い出して、大塚博堂のCDを聴いた。
やっぱりよかった。
*伝言板*
AM11:50 今日の八海山
明朝8/30(日)NHKTV AM8:00
『「小さな旅」霊峰八海山を訪ねて』があります。
私どもは、昨夜、ローカル版「きらっと新潟」で観ましたので、是非、ご覧下さい。明朝でなくとも、何度か放映します。
八峰をヘリで撮っていますので、スリル満点です。
八峰の鎖を登はんしたことを思い出しました。若い時だったから登れた^^;