千艸の小部屋

四季折々の自然、生活の思いを、時には詩や創作を織り交ぜながら綴りたい。

夏はなび

2013年07月21日 | 日記

夏はなび

くる
くる
くるる
ひゅるるる

夜空を焦がす
夏はなび

その一瞬を
目は捉え
心の中に引きずり込む

その一瞬は
誰のためでもない
私だけの夏はなび

遠い記憶と
思い出と
胸底の思いとが
重なりあい
ぶつかりあい
胸を焦がす

焦がして
はかなく散る
それは
夏はなび
                            (azumi)


 7月19日

 兼続公まつり
 大煙火大会    於 魚野川河畔

 例年そうだが、ジャスコ六日町店広場で煙火見物をした。
 夜風が冷たい。
 煙火見物というより、増えてくる人の群れを見ていた。目の前に陣取っている家族、とりわけ子供たちの動きに目がいく。親たちは、思いの外寒いので、子供たちに大人もののシャツを重ね着させていた。長い袖をひらひらさせて遊んでいる幼女。お兄ちゃんは椅子に座ってゲーム遊び。椅子の奪い取りが始まる。
 隣は友だち家族のようだ。4、5人いる子供たちもゲーム遊び。座卓と卓上ランプを持ち込んで、ミニ宴会が始まった。

 私たちの場所は、シートと折りたたみ椅子のみ。夫がクーラーボックスから缶ビールを取りだす。私はノンアルコール缶。裂きイカをつまみに呑んだ気分・・・にはなれなかった。焼き鳥の串刺しを買ってきたので、ようやくお腹が安定した。夕食の準備だけして出かけてきたのだった。

 それにしても、子供たちが目にちらつく。あの子は、孫と同じくらいかな、とか。小学生の一団が通ると、孫もあんな風にオシャレを楽しむようになるのかなと。

 煙火が始まる。



 携帯ラジオも持ち込んだので、打ち上げの様子は逐一判る。だが、煙火に感動しているときは、デジカメのシャッターを切るのが遅れる。美しい!可愛い!素敵!そんなスターマインが多くあったのに。いつものことながら、よく撮れなかった。






 人々のどよめきと喚声と拍手・・・
 兼続公まつりは、煙火大会で幕を閉じた。

 夏本番。
 帰省する人たちでごった返す、魚沼の8月がやってくる。

 茄子の煮浸し



 参議院議員選挙投票日である。