夏はなび
くる
くる
くるる
ひゅるるる
夜空を焦がす
夏はなび
その一瞬を
目は捉え
心の中に引きずり込む
その一瞬は
誰のためでもない
私だけの夏はなび
遠い記憶と
思い出と
胸底の思いとが
重なりあい
ぶつかりあい
胸を焦がす
焦がして
はかなく散る
それは
夏はなび
(azumi)
7月19日
兼続公まつり
大煙火大会 於 魚野川河畔
例年そうだが、ジャスコ六日町店広場で煙火見物をした。
夜風が冷たい。
煙火見物というより、増えてくる人の群れを見ていた。目の前に陣取っている家族、とりわけ子供たちの動きに目がいく。親たちは、思いの外寒いので、子供たちに大人もののシャツを重ね着させていた。長い袖をひらひらさせて遊んでいる幼女。お兄ちゃんは椅子に座ってゲーム遊び。椅子の奪い取りが始まる。
隣は友だち家族のようだ。4、5人いる子供たちもゲーム遊び。座卓と卓上ランプを持ち込んで、ミニ宴会が始まった。
私たちの場所は、シートと折りたたみ椅子のみ。夫がクーラーボックスから缶ビールを取りだす。私はノンアルコール缶。裂きイカをつまみに呑んだ気分・・・にはなれなかった。焼き鳥の串刺しを買ってきたので、ようやくお腹が安定した。夕食の準備だけして出かけてきたのだった。
それにしても、子供たちが目にちらつく。あの子は、孫と同じくらいかな、とか。小学生の一団が通ると、孫もあんな風にオシャレを楽しむようになるのかなと。
煙火が始まる。
携帯ラジオも持ち込んだので、打ち上げの様子は逐一判る。だが、煙火に感動しているときは、デジカメのシャッターを切るのが遅れる。美しい!可愛い!素敵!そんなスターマインが多くあったのに。いつものことながら、よく撮れなかった。
人々のどよめきと喚声と拍手・・・
兼続公まつりは、煙火大会で幕を閉じた。
夏本番。
帰省する人たちでごった返す、魚沼の8月がやってくる。
茄子の煮浸し
参議院議員選挙投票日である。