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予算委員会における総予算審査の流れ

政府4演説に対する代表質問は、2月18日(水)の参議院で終了し、翌2月19日(木)から衆議院予算委員会に論戦の場を移し、本格的な予算案審議に入りました。

今回は予算委員会での総予算の審査の流れについてご紹介します。

○総予算審査

1.趣旨の説明、補足説明
2.基本的質疑 ←イマココ(衆議院で審議中)
3.一般的質疑
4.公聴会、分科会(参議院の場合は常任委員会への委嘱審査)
5.締めくくり質疑(参議院の場合は締めくくり総括質疑)
6.討論、採決


現在は、2.基本的質疑の段階で衆議院における総予算の本格審査が始まったばかり、ということになります。また、基本的質疑や締めくくり質疑は、首相以下全閣僚が出席し、与野党の論戦が繰り広げられます。また、上記には書いていませんが、必要に応じてテーマを定め、集中審議も行われます。

なお、基本的質疑(参議院では総括質疑)や集中審議は、TV中継入りの審議となり、その論戦は特に注目されることになります。今も衆議院予算委員会のTV中継が行われていますが、平日日中時間帯であり、多くの方にとっては、夜のニュース等で一部ご覧頂くだけになることが殆どだと思います。また、その取り上げ方次第では、全体像を把握し辛い場合もありますので、色々と難しいところです。

どうすれば政治を身近に感じていただけるのか、試行錯誤の毎日です。

今度は機会を改めて、衆参予算委員会のルールの違い等をご紹介したいと思います。
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