YES MUSIC YES SALES

お気に入りの音楽や活字。その中に秘められた想いと、世の中の事、セールスの事をリンクさせて紹介していきます。

終わりははじまり・・・・

2010-10-21 | The Beatles
The Beatles 1967-1970のDisc 2 でございます。68年のWhite album から“Let It Be”までからセレクト。。いよいよGeorgeサイドです。。4曲のセレクトがなされます。。だって、、“Old Brown Shoe”まで。。入っちゃって。。そんなGeorgeってスキです。
頂点を極めたバンドがいよいよ「個」へと、それぞれの路を歩み始め。。バンドが重く圧し掛かる。PaulのリーダーぶりにRingoがバンドを離れ、、何とか事なきを得て、、しかしゲットバックセッションでは業を煮やしたGeorgeが一時バンドを離れることに。。。。。 そんなグチャグチャな人間関係&精神状態、、、でもでも。。。「音」で集うとこのパワーは凄いンですね~ バンドの終焉に向けて、、全てを吐き出すように「音」を紡いでいきます。 全メンバーが揃わない演奏も増えましたが、このサイドはPaulの実力が全開になり、、Georgeの才能が開花し、、最高峰の曲を作り上げます。。

1曲目の“Back In The U.S.S.R”が旅立ちへの離陸の音に聴こえますね~ そしてGeorgeの登場。Paulの叫び、、やり直そうぜ!(Get Back) しかしJohnが心を戻すことはなかった・・・ でもJohnとPaulだけで全て演奏した、“The Ballad Of John & Yoko”はまさにビートルズの演奏です。 ラストの“The Long And Winding Load”でこれからも逸れぞれに、、長く曲がりくねった路を歩んで行こうね~とJohnへの思いを吐露しているようですね・・・・・
そしてバンドは「個」の道(未知)を歩み始めます・・・。

たったデビューから8年でここまで世界に影響力を与えたバンドは今後100年は出てこないでしょう。。もう今後は全くか・・・・それくらいの衝撃と進化を与えてくれました。。

一つが終われど、、新たな始まりがまっている。。 後ろ向きに考えても、、何も始まらない。。常に前向きで「感謝」の心で、、全ての人は必要な人でだという気持ちで。。 「愉しむ」だよね。 SOMETHING NEW(何か新しいこと)が目の前に待っているよね。
その躊躇している、、一歩を踏み出そう!


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創造力の頂点!

2010-10-20 | The Beatles
さて、、「青盤」です。 1967年-1970年の中でもっともレコーディングや人間関係において充実していた時期の作品が収められたのが「青盤のDisc 1」ですね。
このレコーディング時代の始まりは昨年(1966年)の11月24日からスタートします。そして名作中名作“Strawberry Fields Forever”を生み出して行きます。。⇒最終的に2パターンの曲を繋げることに成功したのが、66年12月22日だったということです。テイク7からスタートしミックス速度を上げていき、速度を落したテイク26と繋げる。。。ミラクル!

そんなミラクル連続のレコーディングを行って世界の音楽だけではなく、文化をも席巻したとき、JohnとRingoが26歳、Paulが24歳、Georgeが23歳・・・っていうから驚きです!
このDisc 1 は“SGT.”のセッションから、、“MAGICAL”から“The Beatles”セッションの手前までの1967年約1年の凝縮です。何とコユイ1年か・・・・・。何十年の進化を突然へ変異のように1年でやってのけたような感じですね。
昨年出たリマスターでオリジナルアルバムを聴くのと、、「青盤」でこの流れできくと不可思議ですね。このDiscは1年で録音された数々ですから、、このままオリジナルアルバムになってもおかしくない状況で。。。 これが1枚のオリジナルアルバムだと。。。トータルコンセプトではないですが、、ミュージック(ロック)・レヴォリューションです。まさに「革命」的な快挙です。
しかし、全てが順風には行かず、、ブライアン・エプスタインが自らの死を選択し、、バンドは自分達でセルフ・プロデユースをしていくところから、、軋轢が生まれ。。いよいよバンド解散への引き金を引き始めることに、、、、組織から個へ・・・束ねる人を失うことでチョロQは勝手に走り出します。。。そして“MAGICAL”の失敗へと・・・(ビートルズでも失敗するんだ・・神話の崩壊)そんな大きな転換期がこの67年という年だったのではないでしょうか。。

しかししかし、楽曲は本当に今から40年以上も前に作った?というくらいのレヴェルの高さですね。緻密で計算された・・Paulの能力が一気に開花しベースラインのかっこよさも、極めていきます。 Johnはこれでもか!というくらい自身の声の分解を始めます。。素晴らしい楽曲も生み出しますが、、「個」意識が強く出てきますね。このサイトのラストは。。。“Revolution”歌詞の内容もより政治的影響力をもつように・・・・。

創造力を高めてますか? よく最近の新入社員は「創造力」が薄くなったと・・・・待つではなく「考えて」動くこと必要。。どれだけビジネスに想像力を発揮し、、行動&考動していかないといけないですね。 自分の創造力を頂点をどんどん高くしていくために・・・ 待つだけではダメ! 体を動かして、足動かして、、手を動かして、、「仕事」から「志事」へ。

Strawberry Fields Forever (こんな素敵な映像が・・)

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表現者として進化をし続ける

2010-10-19 | The Beatles
今日は、“1962-1966(赤盤)”の2枚目です。
“help”から始まり。。“Revolver”までの The Beatles 変革の65年66年のたった二年間ですが、とてつもない2年間ですね。 アイドルグループに嫌気さして、いよいよスタジオ篭もり方のレコーディング重視への変革するメンバー。Dylanの影響も強かった年で、、Johnの歌詞、Georgeのスタイルなど、、もちろん「クスリ」の影響も、、、“Help”の頃などもクスりから得られる創造力を実感し、、、“Rubber Soul”⇒“Revolver”へ・・・深化していく過程がこの「赤盤」2枚目で実感できますね。 ベスト盤向けには“Rubber Soul”の曲はマッチしたのか、比重が大きいですね。
映画化は決まりました。。ノルウェーの森・・・・。 主題歌はビートルズの音源ということで、予告の映像を観ましたが。。“Norwegian Wood(This Bird Has Flown)”が流れると、鳥肌が立つくらいの感動です。 内証的な曲の世界観と村上春樹の世界が融合し、、それがどんな「映像」として見せてくれるのか。。大変楽しみです。

より歌詞に重きを置いたのもこの頃からですね。Johnの歌詞の難解さが増し始め、、それに伴う演奏力の向上やメンバー以外の楽器の必要さ。表現者としてもう苦痛を伴うLIVEやツアーに辟易し、、有り余るほどのお金を稼ぎ、やりたいことを追求することに精力を注ぎ始める。。そんな心情の変化も歌詞を通じてJohnの中に現れています。
そして何といっても、、Paulの演奏力。。LIVEで演奏しなくても良いことは、格段にベースのセンスを向上する結果に、ベースの音が前面に出てはっきり聴こえるようになったものレコーディング技術の向上があり、スタジオを自由に使えるほどのお金を稼いだために、、色々な実験ができるようになったのが大きいですね。 すばらしいベースラインとRingoとのカラミやウネリもいよいよビートルズらしさを極めることに・・・・

どのように表現するか・・・・ 歌詞を通じて、、文字を自由自在に扱えることは天下を治めることに繋がりますね。歴史に名を残している人物の多くは、、弁もたったと思います。。「龍馬」にしても真実は分かりませんが。。そうとうの言葉使いだったのでないでしょうか。。 武器で力で人を治めるのではなく、、「言葉」で「文字」で人々を治まる人こそ21世紀型ですね。武力に頼らず、人を言葉で納得させる。そんな人物の登場が必要ですね。 
私達ももっと言葉を武器に文字を武器にできるようにならないといけないと感じます。

最近若年者の読書量が年々減っていることが記事になっていますが、、このままでは。。。と危惧する部分を感じます。電子BOOKもどんどん登場し。。紙の本との使い分け、、紙=神から与えられた最高の「伝える」という武器だということも忘れずに、、 小説や良い古典などは紙で読むことを個人的にオススメします。

是非、過ごしやすい日々になってきていますので、、こんな夜長は・・・「ノルウェーの森」でも・・・




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奇跡の軌跡を刻むように、、、、

2010-10-18 | The Beatles
いよいよ、、またまた?発売になりました。。 The Beatles リマスターシリーズ。。今回は73年発売の「赤盤」で有名な“The Beatles 1962-1966”でございます。
昨年のリマスターを元に製作されているとのことで、、今日は「赤盤」の1枚目を・・・・・

デビュー曲の“Love Me Do”からの幕開けで。。もう世界制覇の勢いそのままの名曲の数々・・ギターポップサウンドの金字塔な曲が目白押し。。。1stアルバム“Please Please Me”から66年の“Help”までの楽曲でこのディスクでは“Yesterday”が最後を締めます。。 しかし通常はオリジナルアルバムで聴くことが殆どなので、、改めてこのディスクを聴くと、、いいね~。。。ROCK誕生から新化を目の当たりにできます。たった4年での成長の凄さ。。 まだまだ録音状態だった十分ではない中でのこれだけのクォリティーの高さ。 しかしメロディーの良さとまだまだJohnとPaulが仲が良くお互いを競って切磋琢磨した様子をイメージしますね。。 激ハードではあるけど、、充実の4年間だったんでしょうね。

特にJohnの声の伸び伸び感・・・・いやいや歌の上手さとキレ、、この時期は最強の声ですね。。圧倒的存在感です。ROCKしたJohnの声を堪能できるのが、この「赤盤」の1枚目のディスクですね。



そういえば、、『僕はビートルズ(作:かわぐちひろし)』が案外売れているようで。。。1961年にタイムスリップして、、ビートルズより先にビートルズの曲をやっちゃうっていう・・・ 私がいつも妄想していることが漫画になって、案外楽器のきちんと描かれていて、、凄く感情移入しながら楽しめます。そろそろ2巻目を出るみたいですね。楽しみです。「if」の歴史を妄想するのって愉快ですよね。私はよく妄想しています。。。「あの時・・・・」

リマスターされた音源で聴くと、、リズム隊がキレイに聴こえてよいです。1966年くらいまでPaulのベースが埋もれて良く聴こえなかったりもあったのですが、、RingoとPaulのウネリが凄いです。こんな風に絡んでいるんだ・・・一筋縄ではいかないPaulのベースとRingoのシンプル&ちょっとハネる感じの8ビートが、、独特な雰囲気をかもし出していることを再認識しています。しかしメロディーの天才でしたね。。(努力家?)JohnとPaulの才能が一気に花開き・・面白いように人々のハートを鷲掴みに、、、、そんな奇跡の軌跡がこの1枚目のディスクに凝縮していますね。

金の亡者になりたくないですが、、徳をどれだけ積んで人々が喜ぶことを仕事にしたいと考えて、、、結果ビジネスに繋がるように、理想論かもしれませんが。。自分なりには少し実現しているように感じています。カネ儲け、、自分主義ではなく、、愉快な世の中を創り出す・・・・ビートルズのメンバーだって金儲けがしたくで曲を創っていたワケではないと思います。良い創作、斬新な創作が結果的に人々に新風を巻き起こし、、結果ビジネスとしても成功したと、、 自分が「愉しむ」ことをビジネスにしていく。。その結果お客様を愉しませることができれば最高ですね。

将来結果的に軌跡を残せるような。。「奇跡」をビジネスで起こしてみたいですね。アメリカ受け売りビジネススタイルから日本発信の日本型ビジネススタイルへ・・・・ 21世紀の成功の方程式は日本型にあると・・・・

I Want To Hold Your Hand

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「if」の妄想・・・・・

2010-10-17 | The Rolling Stones
絶頂期のStonesの凄まじいパワーを実感できる感涙感脱のLIVEがDVD化になりました。。“Ladies And Gentlemen The Rolling Stones”ですね。。いや~映像のキレイさと音のクッキリに驚きました。。いいね~自宅がLIVEHOUSE気分で堪能できます。。。
ミック・テイラーとキースのカラミも最強で、、、クネクネミックの声量もパフォーマンスも強敵で、、、これぞ王様の風格とばかりの音圧に鳥肌が立ちます。。

この映像は72年の北米ツアーで6月24日フォートワースと25日ヒューストンの昼夜の公演の中から編集された作品ですね。曲もこれぞストーンズという構成と名曲の数々。。。そしてこのツアーを経て、、73年1月28日~2月1日の5日間、、日本武道館で5日間のLIVEが行われる予定でした。。しかしミックの入国許可が下りずに幻の公演となってしまいました。。。5万5千枚のチケットは5時間で完売。。誰もが待ち望んだLIVEは。。。五里霧中。。。。夢と儚く消え去ったのですね。 そしてバンドのイメージはダーティーで危険な香りのするバンドが定着していってしまいますね。 ミックよりキースの方が入国は危うかったとも感じますが、、、時代背景を考えても、、連合赤軍の問題もあり、、国(政府)としては、好まざる客ではなかったと感じます。。 若者の心に火を大きく燃やすことを恐れて、、国策操作をしたのでは。。。なんて考えます。そのためにストーンズは格好の材料だったのでは?

-しかし、この時、来日していればどうだったんでしょうね。73年か・・・6歳だから殆ど記憶もないし、もちろんストーンズのスの字も知らない歳でね~ タイムマシンがあったら、、、その時代の空気を大人で感じてみたいですね。。 高度経済成長真っ只中でのビートルズの来日、、、そしてGDP世界第二となり世界の中での日本が大きく脚光を浴びていて73年のストーンズの来日。。。。

「if」の妄想って凄く愉しいですね。。良く電車の中や寝る前に妄想しちゃいます。。龍馬が今もてはやされていますが。。もし、殺されていなけらば、、いや、影武者使って実は竜馬自身は生き延びてアメリカで成功してたりして、、でも今龍馬の心を引き継いだ者たちが日本を動かしていたら。。。なんて。。。 いろいろ仮説を「if」で考えてみる。そして調べてみる。。繋がらない点を点で結び、、線へそして面へ・・・思考を鍛え、、概念化できる頭を鍛えることが必要ではないでしょうか・・何事も。

Ladies & Gentlemen (Theatrical Trailer)


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Soul Survivor ~魂をかけた生き残りゲーム~

2010-10-16 | The Rolling Stones
さて、、“Beggars Banquet”からの進化(深化)の一つの頂点が、、この“Exile On Main ST.”です。自分達のレーベルになっての2沙作目でしかも2枚組。。ミックは当初2枚組に反対Dylanくらいしか2枚組は作れないと、、、しかしキースはあくまでも、、2枚組にこだわり結果この18曲の傑作アルバムを完成させます。 71年よりキースの南仏の別荘の地下で録音が開始され、結果ルーズ感たっぷりのStonesらしさが出て、、その後LAに場所を移して綿密なオーヴァーダビングがなされ、、絶妙なタイム感あふれるユレの極みを創造します。

自分達の「音」の歴史に正直に、好きな音を追求しカタチになったこと、、その「元」を吟味し咀嚼し、、タイトルの“EXILE”の込められた思いとは・・・いかなるモノだったのか。
LPレコードでは4面に分かれますが、、、
A面=“Rocks Off”~“Tumbling Dice”までのコンセプトが『セクシャル』少々つかれた艶とミックの隠語を楽しめる
B面=“Sweet Virginia”~“Loving Cup”までのコンセプトが『情景』ツアーでのいろいろな風景を思い浮かぶリラックスした雰囲気
C面=“Happy”~“Let It Loose”までのコンセプトが『愛』米国風恋愛ソング? 純粋な恋の唄が新鮮
D面=“All Down The Line”~“Soul Survivor”までのコンセプトが『生と聖』生きる辛さから死生観を感じさせる
「性」に始まり「聖」に終わる。。人の心に棲む天使と悪魔・・表裏一体の「人」の魂をSOULに演じ奏でる。。そんな最高峰のアルバムではないかと感じます。。

今年このアルバムのスーパー・デラックス・エディションが発売されました。。LPで聴くのと、、CDでA面からD面までを通しのメドレーであるかのように聴くのとまた趣きが変わりますね~ そして未発表音源にDiscはびっくり仰天クンです。。こんな秀逸で新鮮な曲もあったのか・・・!また曲が完成していく過程を垣間見える楽曲など、、、一粒で何度でもおいしい仕上がりです。。 ボーナスDVDも付いて、、しかし。。どこまでこんなスーパーな企画が続くのか。。。 嬉しいような、複雑な気分です。 ユニヴァーサルさん、、まだ続くのでしょうか???? “コックサッカー・ブルース”もこうなったら全編お願いします。。。リマスターで、行っちゃいましょう!

そんな豊饒な音の数々の製作場面を映し出しいる貴重映像満載のDVDも出ております。。。『ストーンズ・イン・エグザイル~「メイン・ストリートのならず者」の真実』 この映像を観ていると、、Dylanの“The Basement Tapes”もこんな感じで製作されたのかな~なんて妄想しますね、、、ミック・キースもDylanをまねたのかな~・・・・・・・


これから人口減&超高齢化へ向けて、、企業の生き残りゲームも加速的に大変さ増すと感じます。魂を込めて、自社の商品・サービスを心底愛していて、、お客様と「共感」で双方向ができる企業のみが生き残れるのではないかと感じます。。。壮絶な戦いですが、、どれだけ「戦略」を練るか・・・戦略とは戦いを略すること(戦わずして勝つ)どのように自社の価値を高め、、お客様感動のシナリオを構築できるか・・・・。メインストリートを闊歩できるように、、いい意味での“ならず者”になっていかないとね。


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有機的に絡み合う組織 「愉しみ」合うコト

2010-10-15 | The Rolling Stones
70年に入り、もっと自由に独立した形で作品が発表できるようにと、、ローリング・ストーンズレコードを設立。責任者にチェス・レコードの創始者の息子マーシャル・チェスへの就任を依頼。販売元はアメリカのアトランテック・レコードが行うことが決まる。
ビシネス問題は片付いていないままの船出だったが。。STONESの代名詞であるベロのマークも使われ始め(無名の美大生ジョン・パッシェが製作)次なる船出を向える。。。デッカ側からのもう一枚の契約が終わっていないと。。そこで“Cocksuker Blues”というとてもマトモに発表できないような曲をデッカに提供し、重税を逃れて英国から仏国へと移住することに、、
71年4月にシングル“Brown Sugar”そしてアルバム“Sticy Fingers”を発表します。斬新なアンデイ・ウォーホルのジャケとバイ・セクシャル的なキャラを演じたミック・・・そしてミック・テイラーの本領がまさに発揮され、、新しい息吹を70年代の幕開けのような。。音の数々。。ジャムセッションのノリ、雰囲気から「音」を固め、、プロデユーサーのジミー・ミラーとエンジニアのグリン&アンディ・ジョーンズのスタッフ陣とのタッグ、、、もちろんサポートメンバーのイアン、ニッキー、ボビーの力もこのアルバムの素晴らしさを引き立てています。。。

そんな充実ぶりと裏腹に、、ミック・キースなどはヘロインに影響をモロに受け、、ハード・ドラックであるヘロインを服用しHAPPY極み多幸感を味わい、、無くなると壮絶な苦しみが訪れる。。そんな中でも良いクスリを服用したのか、、ブラウン・シュガーのような大作を始め、、創作にも大きな影響を与えます。。
その時代を描写したハードな小説が、、村上龍の「限りなく透明に近いブルー」ですね・・・ この中でも「ストーンズの新しいアルバムあるよ~」と、、登場しています。。


また村上春樹の「ダンス ダンス ダンス」では、、上巻で車の中でブラウン・シュガー流れてきて、、“僕は思わず微笑んだ。素敵な曲だった。「まともだ」と僕は思った”と記していますね。。



そんなこのアルバムから「愉しむ」極みを感じとります。滲み出る喜び、、激動の60年代を超え、、本当に自分達のやりたい環境でできた自分達を心底愉しみ創り上げた音がこの中に圧縮していると感じますね~

それぞれの役割の中でどのように「愉しむ」か・・・・ 無機質ではなく、心通った有機的な機能をしているか? 多くの人の関わり合いの中で、、どのように絡み合い、機能するか・・・。お客様を「愉しませる」事を全社でトコトン追求できているだろうか? 表面的ではなく、心の底から・・・

TOTP Live 1971 - Brown Sugar



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お客様との「共感」を生み出す

2010-10-14 | The Rolling Stones
さて、、68年“Beggars Banquet”69年“Let It Bleed”の曲を引っ提げて・・約3年ぶりのLIVEツアーが敢行されました。。ブライアンの後任、ミック・ティラーを迎えて、、まさに技術面でも高い水準の音を聴かせるバンドへと進化を遂げ、、そんな作品の数々を凝縮したのが、、“Get Yer Ya-Ya's Out”に収められています。(70年9月発売)
昨年40周年を記念して作られた完全バージョンでその全貌が音も抜群によくなって発売になりまして・・・キースとミックの絡み合うギターを心底堪能できるようになりました。。。。有難い限りです。。。

水得た魚状態。。。伸び伸びと演奏するメンバー、、タイトなチャーリーとビルのリズム隊。。“Sympathy For The Devil”もこのヴァージョンもアルバムとは違う、、STONESのノリが堪らないですね。。 その上を縦横無尽にミックが駆け抜けシャウトし。。唄い。。キースとミック・テイラーが独特の空間を作り出す。。凄まじい~観客のココロは悪魔にハートを奪われるといった境地でしょうね。
LIVEの動員数も増え、ともない音響の技術面も格段に向上し、、歓声しか聴こえなかった大きなスタジアム級でも音が聴こえるように。。。LIVEパフォーマンスも重要な位置を締めるようになりました。そんな先駆者がSTONESですね。このアルバムでその当たりで堪能できます。 しかし元々の音に比べると本当に音が良くなりましたね~ 臨場感たっぷりで・・・

見せるLIVEから「魅せる」LIVEへ。。。ミックはデビッド・ボウイの影響もあって衣装がどんどん派手になっていきますね~ スーパーマンみたいな格好で真ん中が「Ω」のマークで。。。俳優業などもこなしてパフィーマーとしても観客を引き付ける武器を高めるミックと、、おクスリの影響でどんどん顔が変わっていくキース。。それぞれの価値観や考え方もこのあたりから大きく変化していくことに。。。。 
ロックスターの頂点をこの60年代後半に確立したSTONES、、しかしその派手やかさ幻想の美しさも、、この収録LIVEの後、、悲劇の事件へ。。。。 そして若者が現実を直視する70年代へと突入していきます。。
そんな背景を考えながら作品に触れるもの。。。よいですね。

組織としての「魅せる」力を向上させるときです。個々の力をとのように組織で融合し、、高いセールス・パフォーマンスを創り上げるか・・・。 お客様へ「共感」を与えるために、、どのような知恵を絞り、「魅せて」行くか。。今までの価値観を良い意味捨てて・・・意識変革が重要ですね。過去に囚われない、とんでもない発想くらいでお客様と「共感」を生み出す。。その先に「売る」ことが付いてくる考え方で。。。まず「売る」ことは考えない。。共感を「得る」ことが先決ですね。。。 そのために、、セールス・ファィティング・マン&ウーマンで行きましょう!


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嗚呼、、無常な世界。

2010-10-13 | The Rolling Stones
“Beggars Banquet”を作り終えたメンバー。その年の12月クリスマス用への企画としてミック中心となって創られていったのが、、“The Rolling Stones Rock And Roll Circus”ですね。ホストであるSTONESを中心に錚々たるメンバーが集い、、しかしSTONESのリハ不足とブライアンに至ってはまともな演奏すらできない状況で、、ゲストミュージシャンの圧倒的演奏力(特に、The Whoを筆頭に・・・)により、ミックはTV放送を断念・・・96年になってやっと正式に発売されることに・・・・



そんな状況を踏まえ、、ブライアンを何とかしなければというミック・キースの思いと裏腹に、、ブライアンはどんどん不のスパイラルへはまりニッチもサッチもいかない状況へ追い込まれ、、ついにバンド退団、そして悲劇の死へと。。。悪魔に魂を売ったミックの変わりに、悪魔が自分の元へ連れて行ったのはブライアンだった・・・・か。しかし悲劇はこれだけに留まりません。 69年12月6日、、オルタモントの悲劇が起こります。。会場警備を任されたヘルス・エンジェルスが観客の一人に刃物を刺してしまう。。真意は分からないが、、評論家はストーンズ側に否があったと、、刺した本人も罪に問われることはなかった・・・。
そんな状況の中発表された60年代STONESの代表作品が“Let It Bleed”(69年12月5日発売) アルバム発売の翌日のLIVEでタイトルどおりの、、血が流れるままにしておけ・・・・・って出来すぎだよね。。悪魔の囁きか神の生贄か。。時代の渦に翻弄されたSTONES。こんな激動を乗り越えたからこそ、今での継続するバンドとし君臨できたのかね。

が!しかしアルバムの内容は魂の凝縮。。 1曲目の“Gimme Shelter”から・・・らしさ全開ですね。ギターのリフの妖艶さと、、ギロの音が悪魔の忍び足のように近づいてくるようで。。。。そしてメリー・クレイトンのコーラス・・完璧なまでの掴み。 終末不安を煽る歌詞。。時代背景を的確に捕らえ。。不安な70年代の幕開けには相応しい?・・・STONES的センス。。戦いに対する不安・危機感・切迫感が描かれたいますね。 ミックとメリーのデュエット・メリーのソロと、、このセンスも最高です。 その余韻のままロバート・ジョンソンのカバー“Love In Vain”アルバムを通じのキースのイレギュラー・チューニングのセンスが開花しますね。ライ・クーダーと知り合い色々な技術をセッションを通じて盗むことに。。。5弦チューニングもそんな中で創り上げた一つですね。

そしてアルバムのラストを飾るのが、、“You Can't Always Get What You Want(邦題:無情な世界)”まるで曇り空から一条の光が差し込んでくるかのようなオープニング。キースのアコギとアル・クーパーのフレンチホルン。聖歌隊の澄み渡る声。そこに切なく入るミックの声・・完璧なオープニング。このアルバムでの曲ごとの掴みの上手さ巧みさ。中盤からバンドが入り。。ビル・ワイマンのベースがウネリを創っていきます。(ドラムはチャーリーではなくジミー・ミラーが担当)そして天国への昇天していくかのように。。。曲はテンポを上げていきます。。
「そんなに世に中上手くはいかないが、もしかすると手に入ることもあるんじゃない」・・・悲観的でありながらしかし次世代への期待を込めて、、ブライアンが去り、ミック・テラーが加入し、、あらたな局面を迎えるSTONESの賛歌ですね。。

無情=同情・思いやりがないこと 人間らしい感情がないこと
無常=一切のものは、生じたり変化したり減したりして、常住ではないということ 人の世は儚い

歌詞から考えると「無情」よりも「無常」かな。。。 

このアルバムから40年、、まさに「無情」な世界ですね。そして「無能」な人が日本を動かそうとするからまたやっかい・・・。 表いい顔しながら、裏で癒着・屈託しながら、自分の保身と守り自分の利権を守りことにしか頭の中輩が多数。。金と権力で固められた世の中。。嗚呼、、無情・・・ しかしそんな方々も「無常」な世だから明日はどうなるか・・・だからこそどうその中で生きるかが必要ですね。 流されず見る目を養って。。常に転がり続け変化し続ける・・ことが大事ですね。


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悪魔があなたの思考をジワジワ洗脳している・・・

2010-10-12 | The Rolling Stones
まさに分岐点・・・STONESがSTONESとして今も君臨するその地位を確立したアルバム“Beggars Banquet”(1968年12月発売) 1曲目の“Sympathy For The Devil”脳天気なヒッピー・オプティミズムの下で既に滲み込み始めていたダークで悪魔的な現実の全ての象徴・・とミックが語っているように、、そしてアルバムに流れる『邪悪でダークさの暗喩』としての位置づけ。 The Beatles が「LOVE」であれば、、STONESは「DEVIL」キリスト教文化の根底に流れる不愉快の象徴=『悪魔』をモチーフにし、、しかし人間の表裏一体を見事に表現し、、「音」としてみせるテクニックの極みを見せたのがこのアルバムではないでしょうか・・・・ 
いわくつきのジャケ、、、レコード会社との折り合いがつかず延期の憂き目に、、妥協した結果がビートルズのまた二番煎じのようなホワイトジャケ。。。 最近のCD化ではすべてトイレの落書きジャケになっておりますが、、、時代を感じますね。 ジャケもそうですが、、裏ジャケのかっこよさですね。さすが“乞食の晩餐”ですね。ルイス・ブニュエルの“ビリディアナ”からインスパイアされた?このイカレタ饗宴がまさに、、STONESのイメージを如実に語っております。 そんなイメージだけではなく、、演奏もキースのオープンコードから繰り出すウネリと、、ミックの水を得た魚状況のセクシーな声と、、音のカタマリも凄まじくなります。 ブライアンの居場所がもう、、、、しかし“No Expectations”でのスライドでの存在感で、、ブライアンの良さが凝縮されています。。しかし天才は早死に。。。



そんな最強のアルバムの副産物として、、ジャン=リュック:ゴダールの「政治時代」の産物としての映画でSTONESを取り上げ。。“Sympathy For The Devil”の製作過程を作品に収め、、反体制やヒトラーの文章とともに、、描かれることに。。偶然にもSTONESで、、当初はJohnの予定が、、ビートルズサイトの難色に、、白羽の矢がSTONESの元に、、それもこの曲のレコーディングの模様が中心となって。。。偶然の必然。。。 アコギな曲が、、キースがベースを持って弾きだし原型が固まり。。。キースのギターリストが弾くベースラインがたまらんちゃ!ですね。キースのウネリが大きなウエイトになっています。 そして名曲、、Sympathy For The Devil・・・へ、、、、、

悪魔の自己紹介から始まり、、聖書の言葉で終わるこのアルバムは捲りめく人の道を描いているようで、、、捲りめく世の中・・同じ過ちを繰り返す人間達。。。労働者階級の報われない世の中を描き、、歌い上げる名作。。これぞストーンズブルースの最高峰と位置できる作品と感じます。

社会問題を自身の視点でシニカルにそして暗喩的に描くミックの手法もこのアルバムで確立しますね。。

Let's drink to hardworking people, Let's drink to the lowly of birth (身を粉にして働く人に杯を上げよう、下なる生まれの者に杯を上げよう) -Salt Of The Earth

自分の幸だけを中心に考え、人を殺すことも厭わないような最高権力者達。 このアルバム発売から40年以上が経ちますが、、日本でも己がかわいい二世議員や自己保守の霞ヶ関。。弱者より強者しか救わないような。。。表面の愛は薄っぺら・・・・ 我が物顔の悪魔が跋扈しているような世の中、、 日本も二世が多く、、アメリカも親子で大統領で戦争で片をつけるような・・・北朝鮮も3世代に渡る世襲。。。。。 苦労も無くレールの上の温室育ちでは。。。周りの裏悪魔のいいような手先にされて、、国民から絞る盗るだけ盗って・・・自分達の懐をパンパンする世の中、、 まさにDEVILの描いたとおりの世の中になっているのでは、、、、、
そろそろ目を覚まして。。私達も立ち上がらないと、とんでもないことになっちゃうかもよ。。目を見開いて様々な視点観点から情報を集めましょう。そして考えましょう。。。


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