「成りきるたびに 気にするごとに」

SAS 12枚目のsingleは“Big Star Blues(ビッグスターの悲劇)”1981年6月21日発売です。前年12月のJohn暗殺の犯人まで、、登場する。クワタさん一流の解釈。。日本人の日本人により洋楽解釈の極みの１曲。。てんこ盛りの歌謡ロッケンロール！！　こんな曲SASしかできないという、、他の人は演れば、ただの「マネ」しかしクワタさんが生み出し。。最高のサザンのメンバーが奏でると、、かっこいいんだよね～

激動の80年が幕開け、、81年へ。。。
冷戦構造が明確化する中で、日本の立場も防衛問題をどうするかの岐路へ、、レーガン大統領が就任し、タカ派勢力が日本にも圧力をかけ始めたころですね。。　なんと！この頃　ノーパン喫茶が急増。宅配便が定着し。。タクシーの初乗りが430円になります。。財政赤字解消のために小さな政府案を打ち出し。。　貸しレコード屋さんも増えていった時期ですね～。。。

John暗殺のショックで、、、募る思いは、、、その後のAlbumの中で想いを奏でるSASは、、このようなカタチでJohnへの思いを綴ったのかな～とこれもクワタ式といえば、、そのような。。。しかし始まりのトーン、、シャカシャカタンバリンといい。。バック掛け合いコーラスと言い、、、　

成りきって、、トコトン演ることが必要です。中途半端じゃなくて、、突き抜けるくらいに、、、躊躇するのがいけないと思います。どんどんいっちゃいましょう～　しかし裏では闇雲に行くだけではない、、相手思考で「気にすることも」　お客様あっての仕事。。自己満足で終わらせないで、、　「成りきるたびに　気にするごとに・・・・」

Ｂ面の“朝方ムーンライト”も秀逸な曲です。。バラッドの1曲目としてカセットから流れて来たときの感動を今でも、、忘れないです。。いい曲だな～と滲みる～気分が、、たまらないですね。