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お気に入りの音楽や活字。その中に秘められた想いと、世の中の事、セールスの事をリンクさせて紹介していきます。

遥かなる・・・とはもう遠い過去?

2009-10-31 | 70's
Chicago Ⅵ(邦題:遥かなる亜米利加)今週はどっぷりChicagoで聴きまくっていました。大波小波台風などあったんでしょうが、、精力的にアルバムを創り69年にデビューして、、5年目でオリジナルアルバム5枚、ライブアルバム2枚を世に送り出しました。 ライブも年間300本以上をこなし、実力も人気も不動の地位を手に入れて、、 今回はアルバム作成もロッキー山脈の麓で高度8,000フィートの素晴らしい環境の最新録音機材に囲まれてやったそうですが、フォーンセクションの皆様は大変だったでしょうね。高橋尚子みたいに。。。高地練習? ではないですが、そんな機材最高環境最恐のような中で、、創り上げられました。前作のⅤからの流れで曲もコンパクトでより聴きやすい仕上がりになっているのではないでしょうか。 政治色も薄まって、、 今回は初めてジャケにメンバーの顔が登場しています。これも環境変化?? レコード会社側の圧力?? 色褪せ感とジャケの色使いなどなど素敵です。今回の紙ジャケ化でも質感まで最高です。 いやいや日本は本当に細かい仕事は手抜きませんね・・・感想で感謝です。

邦題は『遥かなる亜米利加』ですが、、このアルバムが登場した73年頃はまだまだ一般市民にとっては遥かなる、、、存在であった亜米利加。 日本でも経済成長を遂げ、GNP世界第二位まで上り詰め、万博を成功させ、、追いつけ追い越せ亜米利加が本当に手に届きそうになっていくのがこの70年代でしょうね。。。 そして80年代、、ジャパン アズ ナンバー1!!へと、、遥かなる夢のような国アメリカと戦後たった40年で経済では肩を並べる国へと成長したわけで。。 それから更に時は過ぎて2009年。。。もう遥かなる国ではなく、今後の付き合いをどうするのか真剣に考えていかなくてはいけない時期ですよね。 戦後守ってもらえた事は感謝しつつ、すべてをおんぶで抱っこでは、、言いなりでお金出す都合のいい国日本で、、だめになったらポイ~と捨てちゃって、。中国さんという素敵な新たなターゲットが出て来て、亜米利加側からやられないように、、日本がある程度の距離をもちながら、、バランスの取れたお付き合いが必要な時期が訪れているのではないでしょうか・・・ あまり何も考えてこなかったから、、ここでじっくり国民も関心をもつことが大事ですよね。 昔から決まっていたから、何も仕事だか遊びだか分からないようなものまで高速道路代金タダにしたり、グアムへの移転費用や自宅の手配などなど、、日本バカすぎるって、、いい金ズルだよね。 何か文句言えばホイホイお金で助けちゃう!! ってもう考え方かんがえなくちゃ。戦後アメリカも弱体化し、モルヒネうってなんとか生きながらえているような国になっちゃって、、 時代を見据えて、、どこと付き合うか?? 

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