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お気に入りの音楽や活字。その中に秘められた想いと、世の中の事、セールスの事をリンクさせて紹介していきます。

ジョンのメッセージは今も生きているから

2009-10-09 | John Lennon
10月9日 JohnのBirthdayですね。1940年生まれだから、もう69歳ロックな年齢になっていたはず、、 そんな今日は『Sometime In New York Ctiy』 Johnのソロアルバムでは一番政治色が強いアルバムですね。 『Imagine』の発売直前1971年9月3日にジョンとヨーコはニューヨークのグリニッチ・ヴィレッジにアパートを借ります。いたくこのニューヨークを気に入ったジョンは「ここが僕の居場所」と発言しますが、本当の目的はヨーコの娘の親権問題の解決でありました。 しかしそんなジョンを政治活動へ巻き込もうとと考えるモノも、、結果はジョンもヨーコも協力し「アメリカのムーヴメントに参加したい」「自分が稼いだをお金を人々に返還したいと」ジョン自身が巨大広告塔になることに・・・

そんな活動に黙っていないのがアメリカ、FBI・CIAのターゲットとなり国外退去処分が水面下で進められます。「調査員に尾行されたり、電話の盗聴があったり、、、」ジョンは「革命家」「要注意人物」とされたようです。 →こんな布石が1980年に続いていくのですかね。 真実は? ですが、、 キナクサイ影に必ず陰謀の影が、、、、
 そして72年3月16日には国外撤去が言い渡されることに、、 そんな熱い政治活動に対するジョンの熱い想いがこのアルバムには凝縮されているようです。楽曲の一つ一つの完成度は今一つなものもありますが、、(John本人談)それでも時代を圧縮した「想い」が伝わるのではないでしょうか。。。。。
当時のニクソン政権下のアメリカはジョンの活動の火消しに躍起になったようですが、音楽で様々な熱い問題を解決しようとするジョンの活動に灯を消すことはできなかかったようですね。当時のヨーコは、「彼らはジョンを殺せなかった。なぜなら、ジョンのメッセージは今の生きているから」と話しています。
そして、、大作『Sometime In New York Ctiy』は6月12日に発売になります。2枚組、、シニカルな新聞を模したジャケ。 2枚目には時代の「音」が凝縮されたLIVE演奏を聴くことができます。
“Cold Turkey”では「ザ・プラステック・オノ・スーパーバンド」の演奏でクラプトン・キース・ムーン・ジョージやニッキー・ポプキンスの音も、、“Don't Worry Kyoko”では30分の演奏が行われています。 また後半のLIVEはザッパとの競演(狂演)です。 71年6月6日のザッパのLIVEに飛び入り参加の模様が収められています。

Johnがこの世を去ってから、、29年今だに「ジョンの魂」は生き続けています。多くの人が音を通じて、メッセージを、映像で、、様々なインスピレーションを与えてくれています。 まだまだ世の中には嘆くことが多く起こっていますが、今回アアメリカのオバマ大統領が、ノーベル平和賞を受賞されました。 戦争が公共事業と考えるような政府の国が、、 是非とも口だけではなく、行動で結果に落とし込んでいただければ、、 真の平和が訪れるのには時間がかかりますが、着実に一歩づつ歩を進めてください。 
  ・・・・・WAR IS OVER!(IF YOU WANT IT) 

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