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お気に入りの音楽や活字。その中に秘められた想いと、世の中の事、セールスの事をリンクさせて紹介していきます。

Premium Diamond Bible “変換力”

2009-10-14 | Japanese
セーコちゃん3日目です。。。Disc 3 は、、 “Tinker Bell”(1984年6月10日発売)~“Strawberry Time”(1987年5月16日発売)までの曲が収録されています。
またまた呉田軽穂(松任谷由実)の軽妙な“時間の国のアリス”から始まり、日本が経済で世界の頂点を極める時代、、その中で朗々とスター街道を突っ走る松田聖子。そして音楽界で頂点を勝ち取り、結婚(1985年6月24日「聖輝の結婚」と言われた)、出産(1986年10月1日)と人生の区切りを経ました。 80年デビューの時は本人の季節は「春2年目」というベストなタイミングで一気にスターダムへ。。85年の秋1年目で破局と結婚。。しかし秋の結婚は長く続かないようで、、(詳しくは春夏秋冬理論で・・・) 人生の季節でもデビュー依頼の一区切りを迎える時となります。海外への活路を・・・と、しかしあまり成果とはいかないものに、このあたりも85年丁度「秋1年目」も関係があるような気がしますね。 自分の季節の中で、、どう自分を最大限輝かせるか?? 

さて、収録曲の中では松本隆氏のセンスがいよいよ松田聖子という素材をコンセプトでどう生かしていくか。。そんな新たなるチャレンジを感じます。 色々な目線で女性を歌うセーコちゃんの貫禄がピカイチがこの84年85年当たりですね。
細野晴臣、Holland Rose(佐野元春)、NOBODY、矢野顕子などの個性的な作曲陣にも引けと取らない堂々とした歌いっぷりです。
また、その後は松本隆のみならず、新たな作詞陣(銀色夏生、吉田美奈子、尾崎亜美、来生えつこ)などを迎え、歌の広がりも幅を深くなってきます。

そして海外進出できる自信(歌のウマサ、表現力)をもって海外へ臨みましたが、結婚・出産で棚上げになってしまいます。
いよいよ出産を迎えるにあたり、、「至上の愛」をテーマに松本隆プロデュースのアルバムを完成、、「瑠璃色の地球」という名曲を生み出すことに、、母になるという思いがこの曲にもその彩を華やかに染め、第2次セイコブームの到来のようにも・・・感じました。そして収録曲ラストの“Stawbeey Time”で華やかに出産後のカンバックをします。そしてアルバムも40万枚を超えるセールスを記録します。 
周辺の良いコトも悪いコトも全部受け止めてプラスに変換し、、すべてをパワーに出来る稀有のアーティストが松田聖子ではないでしょうか。。

どんな逆境をもすべて自分の強き武器に変えることができる。是非私達も身につけたい能力です。。セーコちゃんのようにはいかないですが、プラスで人生のすべてを考えとらえることって大切です。 目線を常に上に向けて、、、

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