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お気に入りの音楽や活字。その中に秘められた想いと、世の中の事、セールスの事をリンクさせて紹介していきます。

Premium Diamond Bible “吸収力”

2009-10-12 | Japanese
出ました、、80年4月1日デビューの永遠のアイドル松田聖子のもう~どうでもいいっ!!ベスト。。5枚組で“Premium Diamond Bible”でございます。 来年でデビュー30周年! って来年でセーコちゃん48歳でしょ。。 いやいや流石ですわ。輝きは失っていないですね。より時代で磨かれていますよね。 こんな生き方もあるよ~って新しい時代を突っ走って、多くの女性ファンのあこがれ的存在としての確固たる地位を築きました。デビュー当時は女性から嫌われるような・・「ブリっ子」なんて言われて、、でもでも今や女性に支えられて。。これぞしたたか(強か)ですね。したたかに、、しなやかに、、きらびやかに、、、セーコちゃんのための言葉です。

そんなセーコちゃんのスーパーベストは、、いやいやオルゴールまでついて、写真つきの歌詞ブックで、銀色のボックスでございます。 内容はもう、、オルゴールは5種類って、、ド~すんねっ!! 売れるからって、、少し手抜き感もありますが、曲を改めて聴いて、、「う~ん やっぱり歌ウマイ」って唸っちゃう。。
改めて歌詞みたり、作詞の柱は松本隆氏ですが、作曲陣の顔ぶれの凄さと時代を感じますよね。。。

そんなわけで、今日から5枚組の1枚つづ自分なりに、、、つらつらと、、、

Disc 1 はデビューアルバム“SQUALL”(1980年8月1日発売)~“Pineapple”(1982年5月21日発売)の初期のベストな選曲で選ばれてます。何といっても、、セーコちゃんは地声がデカイ! 白玉音符の女王~ アぁぁぁぁぁぁぁぁぁ~と伸る歌唱力はこの頃から絶品です。 山口百恵が女王の座を自らの結婚というカタチで身を引くと変わりに、、蒼色のモモエからピンクのセイコへ総天然色の時代と共に、駆け抜ける運命だったンですね。 いよいよ日本が世界の頂点(ジャパン・アズ・ナンバーワン)言われる時代へ、明るく伸び伸び女性を最大限謳歌しました。。 女性が仕事の分野でも活躍ができる、、女性がお姫様として、、そんディズニー文化が定着するのもこの80年代ですね。

いやいや改めて聴くと、、あの頃が甦ります。ちょうど中学になる時と中学1年くらいの頃、、、 何もかもが新鮮で、殆ど歌も聴かなかったのに、、中学に入るとTVやラジオから流れる、、音に敏感になり始めました。。。 そんな時代を颯爽と駆け抜けるセーコちゃんが魅力に感じました。 超正統派ゆえ、何か違う異質な他のアイドルとは違うパワーを感じました。

もちろん作られた偶像(アイドル)なんだけど、、この天然な天上天下唯我独尊はセーコちゃんしかなしえなかった天命でしょうね。どんなタイプの歌でもマツダセイコの歌になってしまう。。。3枚のアルバムは作詞は三浦徳子さんがすべてを手がけていますが、財津和夫さんが“チェリーブラッサム”の作曲を手がけ、新たなセイコ像が出来ました。。。その後はいよいよ松本隆氏の登場です。“風立ちぬ”松本ワールドの呪文的な歌詞に大瀧詠一が作曲からみ、、盛隆を極めようとしているジャパンポップスの血がセイコちゃんへと注がれることで、、更なるセイコへと進化していきます。 そして呉田軽穂(松任谷由実)の登場で、、、名曲“赤いスイートピー”の登場です。 セイコちゃん自身も、、バッサリと髪を切り、、多くのファンをびっくりさせたのもこの曲から、、、 アイドルの中に少しづつ自分というエッセンスを加え始め、、いよいよ最強の頂点を極めることに、、、、

たったデビュー2年で最強の「キャンディーヴォイス」が開花しました。曲ごとのドラマテックさも身につけてますね。。そんな成長が堪能できるのがこの Disc 1 です。。。。いかにどんなものでも吸収する柔軟に、、柔らかくグングンと、スポンジのように。。。
まさに新人が何も考えず、与えられたことをどんどん吸収する気持ちが大切なのと同じですね。 このスポンジ力は学べますね~

当時は何となく聴いていたのが、今聴くと新鮮で、、また当時の事がグルグルと廻りますね。。 いいね~ これも音楽の凄さですね。 この曲で美味しくお酒が飲めます。。。ご馳走様。。

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