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お気に入りの音楽や活字。その中に秘められた想いと、世の中の事、セールスの事をリンクさせて紹介していきます。

三感止音『ノスタルジックで心を引く』

2006-04-30 | 三感止音
天気いいですね! こんな気持ちの良い日のBGMはキング・クリムゾンですね?ビル・ブラッフォードの突き抜けるスネアの音とともにお送ります。

三感止音の4回目-音楽以外の好きな事- 今日は太宰治です。はっきり言って嫌いでした。 だってさ、自分の存在が何なのか・・・・自己否定みたいな文章がダメだめでしたね。 しかしね、たまたま古本屋で買った『女生徒』を読んでイメージが変わりました。-食わず嫌いというヤツでしたね。

太宰イコール、死みたいな感がありましたが、この女生徒の中の作品を書いて時期は自殺と無縁の時期で案外落ちていたみたいですね。 女性の目線で書かれた作品の数々から、物凄く懐かしい感じを受けました。よき日本の原風景・・・・っていうかな。短編の作品の数々から織りなされる文章のリズムが優しく・誠実に感じますよね。女性の方には読みやすくホッとした気分になるかな? 男性は女性の目線で考えることができて良い作品のような気がします。
私が一番感じたのは「ノスタルジック感」でしたね。

私達がついつい財布の紐が緩む一つに「ノスタルジー」は欠かせないですよね。とりあえず“懐かしい感”ってのは手っ取り早く稼げるとも言われています。 ジブリアニメ、ディスニー、息の長くみんなに愛されるものはどこか必ずノスタルジックな感じがするでしょ。 ディズニーランドでも“トゥモローランド”が一番改装費が掛かるみたいね。人間は未来の事って飽きちゃうんだって!-未来はいつもお金をかけてちょっとずつ変えていかないといけないようです。 だから未来系のテーマパークやアトララクションは短期勝負には良いけど、結局経費倒れになるみたいですね。 消費者ってわがままだからね・・・・・・

私自身もノスタルジック系にはついついお金を使ってしまいますね。懐かしの洋食とか、駄菓子なんてのもそうですね。時代をタイムトップして過去へアクセスできるよさとあの頃のセンチな思い出がリンクしたりして、映画も昨年は昭和30年代~40年代を感じさせるようなものが多かったですよね。 またヒットしちゃうんですよね。 
さて、音楽でも日本人で50年代風ロックンロールやロカビリーみたいな雰囲気が売れたりしますよね。 過去のシャネルズ(ラッツ&スター)、その後はチェッカーズと・・・ね。今年あたりネオネオロカビリーみたいな感じで、アイドル性の高いバンドが登場するかも?(観測)

皆さんもお客様に対して、何かノスタルジーな仕掛けをしてみてはいかが?!

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